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公開番号
2025088863
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203621
出願日
2023-12-01
発明の名称
光電式分離型感知器
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
G08B
17/103 20060101AFI20250605BHJP(信号)
要約
【課題】本発明は、結露による非火災報が防止されるヒーター付きの光電式分離型感知器において、ヒーターが正常に作動しているか確認ができるようにすることを課題とする。
【解決手段】本発明は、送出した光を煙が遮ることによる受光量の低下により火災を感知する光電式分離型感知器において、光学部材を加熱する加熱部と、前記加熱部の温度を検出する温度検出手段と、を送光部と受光部の少なくとも一方に備え、前記温度検出手段により、前記加熱部の加熱異常を検知する、ことを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
送出した光を煙が遮ることによる受光量の低下により火災を感知する光電式分離型感知器において、
光学部材を加熱する加熱部と、前記加熱部の温度を検出する温度検出手段と、を送光部と受光部の少なくとも一方に備え、
前記温度検出手段により、前記加熱部の加熱異常を検知する、
ことを特徴とする光電式分離型感知器。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記温度検出手段としての温度センサーと、
CPUと、を備え、
前記CPUに設けられたCPU温度センサーにより検出されたCPU温度と、前記温度センサーにより検出された加熱部温度との温度差により、前記加熱部の加熱異常を検知する
ことを特徴とする請求項1に記載された光電式分離型感知器。
【請求項3】
前記加熱部の加熱異常を検知した際に、異常灯を発光させる、または、火災受信機に異常信号を送出する
ことを特徴とする請求項2に記載された光電式分離型感知器。
【請求項4】
前記加熱異常は、前記加熱部が加熱していない異常である
ことを特徴とする請求項1に記載された光電式分離型感知器。
【請求項5】
前記温度検出手段として、温度により変色する感温シートを備え、
前記感温シートを、前記加熱部の近傍と、前記加熱部から離間した場所に設けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載された光電式分離型感知器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、大空間やトンネル等で火災を感知する光電式分離型感知器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
光電式分離型感知器は送光部と受光部を備え、送光部から送出された光を受光部で受光して煙を感知する。光路上に煙があると、受光部で得られる受光量が低下するため、煙を感知することができる。光電式分離型感知器は、光を用いるために送光部や受光部にレンズや光学フィルター等の光学系を備えている。
【0003】
送光部や受光部において光学系が結露すると、光が受光部に届かなくなり、煙がなくても受光部における受光量が低下してしまう。そして、光学系の結露による受光量の低下により光電式分離型感知器に非火災報が生じる可能性がある。
【0004】
そのため、特許文献1の光電式分離型感知器では、ヒーターを設けて、レンズやカバーの正面プレート等の光学部材を間接的に加熱する。この加熱により、結露を防止して、非火災報を抑止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-102086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のヒーターの加熱により結露を防止する光電式分離型感知器では、実際に加熱が行われているか見極めることが難しかった。たとえば点検時に、光電式分離型感知器のヒーターが適切に作動しているか確認する方法はなかった。仮に、点検時に作業者が送光部や受光部を手で触れて温度確認しようとしても、ヒーターによる加熱は室温+5℃程度であり、確認は困難である。そのため、ヒーターが故障した場合には、たとえば結露による非火災報が生じることにより、ヒーターが作動していないことが判明することになる。
【0007】
本発明は、結露による非火災報が防止されるヒーター付きの光電式分離型感知器において、ヒーターが正常に作動しているか確認ができるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態における、送出した光を煙が遮ることによる受光量の低下により火災を感知する光電式分離型感知器において、光学部材を加熱する加熱部と、前記加熱部の温度を検出する温度検出手段と、を送光部と受光部の少なくとも一方に備え、前記温度検出手段により、前記加熱部の加熱異常を検知する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、光電式分離型感知器のヒーターが正常に作動しているか確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明における実施形態の光電式分離型感知器の設置状況を説明する図。
本発明における実施形態の光電式分離型感知器の接続構成図。
本発明の実施形態の光電式分離型感知器における受光部の斜視図。
前面カバーを外した本発明の実施形態の光電式分離型感知器における受光部の側面図。
前面カバーを外した本発明の実施形態の光電式分離型感知器における受光部の正面図。
本発明における実施形態のフロー図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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