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公開番号2025074273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025033481,2021019036
出願日2025-03-04,2021-02-09
発明の名称消火栓装置
出願人能美防災株式会社
代理人彩雲弁理士法人
主分類A62C 35/20 20060101AFI20250502BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】少なくとの監査路上に設置される設備を、従来の消火栓装置よりも薄型化可能なものとし、従来の消火栓装置と比較して、該監査路をより広く確保可能な消火栓装置を提供する。
【解決手段】トンネルTに設置される消火栓装置1において、先端側に消火用ノズル20が設けられた消火用ホース2と、消火用ノズル20が収容されるノズル収容部3と、消火用ホース2が収容されるホース収容部4と、を備えるものとし、ノズル収容部3と、ホース収容部4とを、別体として設け、ノズル収容部3を、筐体部30を有し、筐体部30の底面に開口部が設けられると共にトンネルTの壁面T2側の監査路T1上に位置する様に設け、ホース収容部4を、その天井部分にホース引出口が設けられるものとし、消火用ホース2を、該ホース引出口からホース収容部4外に出て、該開口部から該筐体部30内に入って、消火用ノズル20まで延在するものとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トンネルに設置される消火栓装置であって、
先端側に消火用ノズルが設けられた消火用ホースと、
該消火用ノズルが収容されるノズル収容部と、
該消火用ホースが収容されるホース収容部と、を備え、
該ノズル収容部と、該ホース収容部とは、別体として設けられ、
該ノズル収容部は、筐体部を有し、該筐体部の底面に開口部が設けられると共に該トンネルの壁面側の監査路上に位置する様に設けられ、
該ホース収容部は、その天井部分にホース引出口が設けられており、
該消火用ホースは、該ホース引出口から該ホース収容部外に出て、該開口部から該筐体部内に入って、該消火用ノズルまで延在していることを特徴とする消火栓装置。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記ホース収容部は、前記トンネルの壁面に取付けられることを特徴とする請求項1に記載の消火栓装置。
【請求項3】
前記ノズル収容部は、前記ホース収容部の上方に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の消火栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消火栓装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トンネルに設置される消火栓装置がある。この様な消火栓装置は、トンネルの壁面を箱抜きして作成されたスペースに埋め込む形で設置されていたが、近年、シールド工法によってトンネルの掘削が行われる様になっており、この場合、掘削と同時に該トンネルの内壁がセグメントによって構築されるため、トンネルの壁面を箱抜きして消火栓装置の設置スペースを確保することが困難となる。
【0003】
そのため、シールド工法によって掘削されたトンネルにおいては、消火栓装置は、トンネルの壁面に埋め込まず、トンネル内の空いているスペース、例えば、監査路上に設置されることとなる(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-56020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
トンネルの監査路は、元々、比較的狭い通路である上に、該監査路上に消火栓装置等の設備が設置されることで、益々、監査路が狭くなってしまうため、該監査路上に設置される消火栓装置等の設備は、できるだけ薄型化することが望まれている。
【0006】
その一方、従来の消火栓装置においては、監査路上に設置される筐体を有するものである。該筐体には、消火用ホースが収納されるため、該筐体内に消火用ホースを収容可能な容積を確保せざるを得ないため、消火栓装置の薄型化には、自ずと限界があるものであった。
【0007】
そこで、本発明は、少なくとも監査路上に設置される設備を、従来の消火栓装置よりも薄型化可能なものとし、従来の消火栓装置と比較して、該監査路をより広く確保可能な消火栓装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、トンネルに設置される消火栓装置であって、先端側に消火用ノズルが設けられた消火用ホースと、該消火用ノズルが収容されるノズル収容部と、該消火用ホースが収容されるホース収容部と、を備え、該ノズル収容部と、該ホース収容部とは、別体として設けられ、該ノズル収容部は、筐体部を有し、該筐体部の底面に開口部が設けられると共に該トンネルの壁面側の監査路上に位置する様に設けられ、該ホース収容部は、その天井部分にホース引出口が設けられており、該消火用ホースは、該ホース引出口から該ホース収容部外に出て、該開口部から該筐体部内に入って、該消火用ノズルまで延在していることを特徴とする消火栓装置である。
【0009】
尚、本発明は、前記ホース収容部を、前記トンネルの壁面に取付けることも可能である。又、本発明は、前記ノズル収容部を、前記ホース収容部の上方に位置するものとすることも可能である。
【0010】
尚、本発明において、消火栓装置の上下方向は、消火栓装置が設置された状態で定められるものとする。又、本発明において、「別体」には、ノズル収容部とホース収容部とが、別の部材によって、間隔をあけて連結されているものが含まれるものとする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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