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公開番号
2024104709
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-05
出願番号
2023009075
出願日
2023-01-24
発明の名称
係止状態検出装置
出願人
サンコー株式会社
代理人
個人
主分類
A62B
35/00 20060101AFI20240729BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】ハーネス側のホルダーでフックが外されたことを検出できるようにした係止状態検出装置において、より安価、かつ、汎用的に使用することができる係止状態検出装置を提供する。
【解決手段】ハーネス1に対して着脱可能に取り付けられ、ランヤードの先端に設けられたフック5を係止させるための左右のホルダー21と、当該左右のホルダー21のそれぞれに設けられ、前記フック5が前記ホルダー21から外されたことを検出する検出部22と、当該左右のホルダー21に設けられた検出部材に導電ケーブルで接続され、前記検出部22によって、前記左右のホルダー21の少なくとも一つのホルダー21からフック5が外されたことを出力する出力部24b、および、バッテリー24aをユニット24に設けるようにする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ハーネスに対して着脱可能に取り付けられ、ランヤードの先端に設けられたフックを係止させるための左右のホルダーと、
当該左右のホルダーのそれぞれに設けられ、前記フックが前記ホルダーから外されことを検出する検出部と、
当該左右のホルダーに設けられた検出部材に導電ケーブルで接続され、前記検出部によって、前記左右のホルダーからフックが外されたことを出力する単一の出力部と、
を備えた係止状態検出装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記出力部を内蔵するユニットを設け、
当該ユニットに、前記検出部および前記出力部に電源を供給するバッテリーを設けるようにした請求項1に記載の係止状態検出装置。
【請求項3】
前記導電ケーブルが、左右のホルダーを直接的あるいは間接的に連結する連結部材に取り付けられるものである請求項1に記載の係止状態検出装置。
【請求項4】
前記出力部をユニットに設け、
当該ユニットを、前記ハーネスの背中側に設けるようにした請求項1に記載の係止状態検出装置。
【請求項5】
ハーネスに対して着脱可能に設けられ、ランヤードの先端に設けられたフックを係止させるための左右のホルダーと、
当該左右のホルダーを直接的あるいは間接的に連結する連結部材と、
当該左右のホルダーのそれぞれに設けられ、前記フックが前記ホルダーから外されたことを検出する検出部と、
当該左右のホルダーに設けられた検出部材に導電ケーブルで接続され、前記検出部によって、前記左右のホルダーからフックが外されたことを出力する単一の出力部と、
前記連結部材の略中央位置を背中側に張引することによって、前記連結部材を背中側に左右対称に張引し、前記左右のホルダーの高さ位置を調整する調整手段を設けた係止状態検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高所作業を行う際に使用されるランヤードのフックが、手摺や親綱などに係止される状態であるか否かを検出できるようにした係止状態検出装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、作業者が高所で作業を行う場合、身体に安全帯を取り付けて作業することが義務付けられている。この安全帯は、ハーネスにランヤードを取り付けてなるものであってあって、ランヤードを構成するロープの一端側を作業者のハーネスの背面側に取り付け、他方側のフックを作業場の手摺や親綱などに取り付けて、作業者の落下を防止できるようにしたものである。
【0003】
ところで、このような作業者が安全帯を身体に装着して使用する場合、作業者によっては、その安全帯のフックを手摺などに掛けずに作業する場合がある。
【0004】
そこで、フックが手摺などに係止されたか否かを検出できるようにした装置が提案されている(特許文献1)。
【0005】
この装置は、フックの内側上部の湾曲部分を検出領域とする光センサーを設け、フックが手摺などに係止された場合に、手摺が光センサーの光軸を遮ることによって、フックが手摺などに係止されたことを検出できるようにしたものである。このように構成すれば、フックの係止状態を検出することができるため、安全な作業状態を検出することができるようになる。
【0006】
しかしながら、このようにフック側に係止状態検出機能を設けなくても、身体に装着されたハーネスのホルダー側で、フックがホルダーから外されたことを検出することができれば、その状態を以って、「フックが手摺などに係止される状態である」ことを推認して、作業時の安全性をある程度確保することができる。
【0007】
これに対して、下記の特許文献2には、フックがホルダーから外されたことを検出できるようにした装置が提案されている。
【0008】
この装置は、ハーネス側のホルダーに、スイッチなどを設けてなるものであって、フックが外されたことによってスイッチをオンにし、これを以って、フックが手摺などに係止させる状態であると推認できるようにしたものである。このような装置によれば、フック側に係止状態検出機能を設ける必要がなく、ホルダー側でフックの係止状態を推認することができるため、安価な安全装置を提供することができるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2022-25216公報
特開2022-015389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、このようにハーネス側のフックに係止状態検出機能を設けるようにした場合、ハーネスの左右に設けられたそれぞれのホルダーから外部端末に、フックがホルダーから取り外されたことを伝達するための通信装置やバッテリーなどを設けなければならず、コストが高くなる。
(【0011】以降は省略されています)
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