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公開番号2024140131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051132
出願日2023-03-28
発明の名称デフレクタ
出願人能美防災株式会社
代理人個人
主分類A62C 31/03 20060101AFI20241003BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】放水軌道を完全に覆うことにより、遠距離、中距離、近距離の全ての距離を正確に放水制御可能なデフレクタを提供する。
【解決手段】本発明に係るデフレクタ1は、消火装置の放水ノズルの放水口に設けられて、放水距離や範囲を制御するものであって、前記放水ノズルの放水口が密着して注水される注水口19と、注水口19よりも開口面積が小さく、かつ注水口19に連通して注水された消火水を遠方に放水する遠方放水口21と、遠方放水口21よりも下方の壁面に設けられて、消火水を中距離、近距離に放水する中・近距離放水口17と、を備えたことを特徴とするものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
消火装置の放水ノズルの放水口に設けられて、放水距離や範囲を制御するデフレクタであって、
前記放水ノズルの放水口が密着して注水される注水口と、該注水口よりも開口面積が小さく、かつ前記注水口に連通して注水された消火水を遠方に放水する遠方放水口と、
遠方放水口よりも下方の壁面に設けられて、消火水を中距離、近距離に放水する中・近距離放水口と、を備えたことを特徴とするデフレクタ。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記壁面に対向する背面壁と側壁とを有し、箱形になっていることを特徴とする請求項1に記載のデフレクタ。
【請求項3】
注水口の面積をS1、遠方放水口の面積をS2、中近距離放水口の面積をS3としたときに、S1-S2>S3の関係にあることを特徴とする請求項2に記載のデフレクタ。
【請求項4】
前記中・近距離放水口は、複数のスリットを備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデフレクタ。
【請求項5】
前記中・近距離放水口は、前記背面壁に形成されて後方に放水する後方放水口を有することを特徴とする請求項2又は3に記載のデフレクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放水ノズルの放水軌道に設けて放水距離等を変更するデフレクタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
放水ノズルの放水軌道に配置して放水距離等を変更するデフレクタとして、例えば特許文献1に開示された断面コ字状の取付部材に衝突板を設けたものがある。
特許文献1に開示のものは、デフレクタを可動させて放水軌道に挿入するものである。衝突板が放水軌道を完全に覆う場合には、近距離放水となり、衝突板が放水軌道を覆わない場合には遠距離放水となり、衝突板が放水軌道に一部を覆う場合にはその中間距離放水となるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-170652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の駆動機構のように、デフレクタが放水軌道を覆う程度によって遠距離、中距離、近距離という放水距離を制御する場合、デフレクタと放水口との間に隙間があるため、デフレクタに設けたスリット等によって意図した放水距離や放水範囲を制御するのは難しいという問題がある。
【0005】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、放水軌道を完全に覆うことにより、遠距離、中距離、近距離の全ての距離を正確に放水制御可能なデフレクタを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るデフレクタは、消火装置の放水ノズルの放水口に設けられて、放水距離や範囲を制御するものであって、
前記放水ノズルの放水口が密着して注水される注水口と、該注水口よりも開口面積が小さく、かつ前記注水口に連通して注水された消火水を遠方に放水する遠方放水口と、
該遠方放水口よりも下方の壁面に設けられて、消火水を中距離、近距離に放水する中・近距離放水口と、を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記壁面に対向する背面壁と側壁とを有し、箱形になっていることを特徴とするものである。
【0008】
(3)また、上記(2)に記載のものにおいて、注水口の面積をS1、遠方放水口の面積をS2、中近距離放水口の面積をS3としたときに、S1-S2>S3の関係にあることを特徴とするものである。
【0009】
(4)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記中・近距離放水口は、複数のスリットを備えていることを特徴とするものである。
【0010】
(5)また、上記(2)又は(3)に記載のものにおいて、前記中・近距離放水口は、前記背面壁に形成されて後方に放水する後方放水口を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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