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公開番号
2024177930
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096345
出願日
2023-06-12
発明の名称
車両の側部構造
出願人
日野自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62D
21/02 20060101AFI20241217BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】車両に搭載される機器を側突時の衝撃から保護することができる汎用性の高い車両の側部構造を提供する。
【解決手段】車両1の側部構造は、車両1のキャブ100と荷台200との間に配置され、車両1の車幅方向の外側に張り出したカバー5と、カバー5の下側に設けられ、車両1のフレームに固定されるプロテクタ6と、フレームにマウントブラケット8(接続部材)を介して固定され、車両1の前後方向に延在する縦根太7と、を備える。車幅方向の外側から見て、車両1のキャブ後方に搭載される高電圧部品等の電装機器を、カバー5、プロテクタ6、及び縦根太7により覆うことができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のキャブと荷台との間に配置され、前記車両の車幅方向の外側に張り出したカバーと、
前記カバーの下側に設けられ、前記車両のフレームに固定されるプロテクタと、
前記フレームに接続部材を介して固定され、前記車両の前後方向に延在する縦根太と、を備える車両の側部構造。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記フレームは、前記前後方向に沿って延在した前フレーム部、中間フレーム部及び後フレーム部を有すると共に、前記前フレーム部が前記中間フレーム部及び前記後フレーム部よりも上側に位置するように、前記前フレーム部と前記中間フレーム部との間の境界部分において曲げられており、
前記プロテクタは、前記中間フレーム部に固定されている、請求項1に記載の車両の側部構造。
【請求項3】
前記カバーは、前記車両の前側から順に並んで配置された前側部分、中間部分及び後側部分を有し、
前記前側部分は、前記車両の上下方向の一方側から見て断面略L字状に形成され、
前記後側部分は、前記車両の上下方向の他方側から見て断面略L字状に形成され、
前記前側部分及び前記後側部分は、前記中間部分に固定されている、請求項1または2に記載の車両の側部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の側部構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、車両の側部構造について記載されている。特許文献1に記載の車両は、車両のシャシフレーム上で前後方向に沿って延びる一対の縦根太と、一対の縦根太の間、かつ、シャシフレームと架装との間に設けられるバッテリボックス収納部とを備えている。バッテリボックスはバッテリを収容している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-095146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、EV車等の種々の車両の開発に伴い、車両に様々な電装機器が搭載されるようになっている。そこで、車両に搭載されるバッテリ等の機器を、側突等の衝撃から保護するための構造が要求される場合がある。しかしながら、機器を保護するための保護部材を設けることができるスペースは、車両の構造や架装の大きさ等によって異なる。そのため、保護部材を設けることで、架装のための空間が奪われてしまうという問題が発生するおそれがある。車両の構造や架装の大きさ等に依らず、車両に搭載される機器を側突時の衝撃から保護することができる構造が求められている。
【0005】
本発明の目的は、車両に搭載される機器を側突時の衝撃から保護することができる汎用性の高い車両の側部構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る車両の側部構造は、車両のキャブと荷台との間に配置され、車両の車幅方向の外側に張り出したカバーと、カバーの下側に設けられ、車両のフレームに固定されるプロテクタと、フレームに接続部材を介して固定され、車両の前後方向に延在する縦根太と、を備える。
【0007】
このような車両の側部構造では、車幅方向の外側から見て、車両のキャブ後方に搭載される機器を、カバー、プロテクタ、及び縦根太により覆うことができる。これにより、側突によって車両に衝撃力が付与されても、機器を保護することができる。カバー、プロテクタ、及び縦根太は、車両の構造やレイアウトに依らず設けることができる。その結果、車両の構造などに依らない汎用性の高い側部構造で、車両に搭載される機器を側突時の衝撃から保護することができる。
【0008】
フレームは、前後方向に沿って延在した前フレーム部、中間フレーム部及び後フレーム部を有すると共に、前フレーム部が中間フレーム部及び後フレーム部よりも上側に位置するように、前フレーム部と中間フレーム部との間の境界部分において曲げられており、プロテクタは、中間フレーム部に固定されていてもよい。このような構成では、中間フレーム部及び後フレーム部が前フレーム部よりも下側に位置するため、荷台の床面が低くなる。
【0009】
カバーは、車両の前側から順に並んで配置された前側部分、中間部分及び後側部分を有し、前側部分は、車両の上下方向の一方側から見て断面略L字状に形成され、後側部分は、車両の上下方向の他方側から見て断面略L字状に形成され、前側部分及び後側部分は、中間部分に固定されていてもよい。このような構成では、カバーにおける左右方向の最外側部分の幅寸法(車両前後方向の寸法)が確保されるため、側突時に受ける衝撃が軽減される。従って、車両に搭載される機器を側突時の衝撃から更に保護することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車両に搭載される機器を側突時の衝撃から保護することができる汎用性の高い車両の側部構造の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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