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公開番号
2024169086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086275
出願日
2023-05-25
発明の名称
車両
出願人
日野自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
11/04 20060101AFI20241128BHJP(車両一般)
要約
【課題】キャブの重量の増加を抑えつつ、キャブのチルトをスムーズに行うことができる車両を提供する。
【解決手段】車両1は、前側にチルト可能なキャブ2と、キャブ2の後側に配置された荷台3と、荷台3側に配置された冷却装置5とを備え、冷却装置5は、荷台3側の部分の上部に固定に配置されたラジエータ51と、ラジエータ51の下側に配置されると共にラジエータ51に接続され、冷却液が流れる配管52とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
前側にチルト可能なキャブと、
前記キャブの後側に配置された荷台と、
前記荷台側に配置された冷却装置とを備え、
前記冷却装置は、前記荷台側の部分の上部に固定されたラジエータと、前記ラジエータの下側に配置されると共に前記ラジエータに接続され、冷却液が流れる配管とを有する車両。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記キャブのルーフに配置され、前記ラジエータに向かって空気が流れる空気流路を形成するガイドを更に備え、
前記ガイドには、前記キャブの前方から前記空気流路に空気を導入する空気導入口と、前記空気流路から前記キャブの後方に空気を導出する空気導出口とが形成されている請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記ガイドは、前記キャブのルーフに設けられた第1ガイド部と、前記第1ガイド部を収容し、前記第1ガイド部と協働して前記空気流路を形成する第2ガイド部とを有し、
前記第2ガイド部は、前記荷台に向かって延びており、
前記ラジエータは、前記空気流路内に配置されている請求項2に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、トラックについて記載されている。特許文献1に記載のトラックは、キャブの後側に配置され、キャブより高さ寸法が大きい荷台と、キャブのルーフに設けられているガイドとを備えている。ガイドは、荷台に当たる走行風を整流して荷台上方側に導く整流面を含み、整流面の上流側には走行風をガイドの内部に導入する空気導入口が設けられている。ガイドの内部は、空気導入口から導入された走行風を整流して整流面の後部と荷台との間に導出させる整流路を含むダクト体から構成される。整流路には、エンジンを冷却するラジエータが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平2-021034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術においては、ラジエータ等の冷却装置はキャブの上部に配置されるため、キャブの重量が増加する。これにより、キャブのチルト時に作動するモータや、キャブを支持するキャブサスペンション等の装置の大型化が求められる。その結果、キャブの重量は更に増加し、車両の走行時にキャブの挙動が安定せず、車両の乗り心地が悪化するおそれがある。また、キャブのチルト時に冷却装置の配管を可動させる必要があるため、配管の構造が複雑になるばかりでなく、チルトの妨げになるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、キャブの重量の増加を抑えつつ、キャブのチルトをスムーズに行うことができる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る車両は、前側にチルト可能なキャブと、キャブの後側に配置された荷台と、荷台側に配置された冷却装置とを備え、冷却装置は、荷台側の部分の上部に固定されたラジエータと、ラジエータの下側に配置されると共にラジエータに接続され、冷却液が流れる配管とを有する。
【0007】
このような車両では、冷却装置は荷台側に配置される。具体的には、冷却装置のラジエータは荷台側の部分の上部に固定され、冷却装置の配管はラジエータの下側に配置されている。つまり、ラジエータ及び配管は、キャブに配置されない。これにより、キャブの重量をラジエータ及び配管の重量分だけ軽くすることができる。また、ラジエータ及び配管は、キャブのチルト時にも荷台側に配置された状態が維持される。これにより、キャブのチルト時にラジエータ及び配管がチルトの妨げになることもない。その結果、キャブの重量の増加を抑えつつ、キャブのチルトをスムーズに行うことができる。
【0008】
車両は、キャブのルーフに配置され、ラジエータに向かって空気が流れる空気流路を形成するガイドを更に備え、ガイドには、キャブの前方から空気流路に空気を導入する空気導入口と、空気流路からキャブの後方に空気を導出する空気導出口とが形成されていてもよい。このような構成では、車両の走行時に、空気導入口から導入された空気(走行風)が空気流路を流れてラジエータに供給される。このため、ラジエータを荷台側に配置しつつ、走行風をラジエータに効果的に当てることができる。これにより、冷却装置の冷却効率を向上させることができる。
【0009】
ガイドは、キャブのルーフに設けられた第1ガイド部と、第1ガイド部を収容し、第1ガイド部と協働して空気流路を形成する第2ガイド部とを有し、第2ガイド部は、荷台に向かって延びており、ラジエータは、空気流路内に配置されていてもよい。このような構成では、空気流路がラジエータまで延びているため、走行風をラジエータに更に効果的に当てることができる。これにより、冷却装置の冷却効率を更に向上させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、キャブの重量の増加を抑えつつ、キャブのチルトをスムーズに行うことができる車両の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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