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公開番号
2024176357
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094839
出願日
2023-06-08
発明の名称
配管固定構造
出願人
日野自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60T
17/04 20060101AFI20241212BHJP(車両一般)
要約
【課題】補機ユニットに固定される配管において、車両側配管に接続する際の組み付けばらつきを吸収する。
【解決手段】配管固定構造Xは、車両Vに取り付けられる補機ユニット10に対して配管20を固定する。配管固定構造Xは、補機ユニット10に配管20を固定する固定ブラケット40を備えている。配管20の端部には、車両Vに設けられた車両側接続部4に接続される配管側接続部21が設けられている。固定ブラケット40は、補機ユニット10と配管20との固定点のうち、配管側接続部21に最も近い固定点に設けられ、車両側接続部4と配管側接続部21との接続方向に可撓可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に取り付けられる補機ユニットに対して配管を固定する配管固定構造であって、
前記補機ユニットに前記配管を固定する固定ブラケットを備え、
前記配管の端部には、前記車両に設けられた車両側接続部に接続される配管側接続部が設けられ、
前記固定ブラケットは、前記補機ユニットと前記配管との固定点のうち、前記配管側接続部に最も近い前記固定点に設けられ、前記車両側接続部と前記配管側接続部との接続方向に可撓可能に構成されている、配管固定構造。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記固定ブラケットは、
前記補機ユニットに取り付けられる取付部と、
前記配管を保持する保持部と、
前記取付部と前記保持部とを連結するとともに、前記車両側接続部と前記配管側接続部との接続方向に可撓可能な本体部と、
を有し、
前記本体部は、第1面と、前記第1面に対して反対側の第2面と、を有する板状を呈し、前記第1面が前記配管側接続部側を向き、前記第2面が前記配管側接続部に対して反対側を向くように設けられている、請求項1に記載の配管固定構造。
【請求項3】
前記配管は、前記補機ユニットの少なくとも一部分を囲むように配置され、前記補機ユニットに設けられたエアータンクに圧縮空気を供給する圧縮空気の供給用の配管である、請求項1又は2に記載の配管固定構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に取り付けられる補機ユニットに対して配管を固定する配管固定構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、大型車両においては、ブレーキを作動させるために圧縮空気が用いられている。このため、大型車両には、例えば、コンプレッサーによって圧縮された圧縮空気をエアータンクに供給するための配管が設けられている。このような配管が、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-168730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、エアータンク等の補機ユニットに配管を固定してモジュール化することがある。このようなモジュールを車両に取り付ける際に、車両に設けられた車両側配管と補機ユニットに固定された配管とを接続することが行われる。この場合、補機ユニットに配管が固定されているため、車両側配管との接続時における組み付けばらつき(接続位置のずれ)を補機ユニットに設けられた配管側で吸収することが困難となる。
【0005】
そこで、本発明は、補機ユニットに固定される配管において、車両側配管に接続する際の組み付けばらつきを吸収することが可能な配管固定構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両に取り付けられる補機ユニットに対して配管を固定する配管固定構造であって、補機ユニットに配管を固定する固定ブラケットを備え、配管の端部には、車両に設けられた車両側接続部に接続される配管側接続部が設けられ、固定ブラケットは、補機ユニットと配管との固定点のうち、配管側接続部に最も近い固定点に設けられ、車両側接続部と配管側接続部との接続方向に可撓可能に構成されている。
【0007】
この配管固定構造では、配管側接続部に最も近い固定点に、車両側接続部と配管側接続部との接続方向に可撓可能に構成された固定ブラケットが設けられている。つまり、この固定ブラケットは、撓むことによって、車両側接続部と配管側接続部とを接続する際の両者の接続方向の組み付けばらつきを吸収することができる。一方、車両側接続部と配管側接続部との接続方向に直交する方向においては、配管側接続部と固定ブラケットとの間の部分の配管が撓むことによって、車両側接続部と配管側接続部との組み付けばらつきを吸収することができる。このように、配管固定構造では、補機ユニットに固定される配管において、車両側配管に接続する際の組み付けばらつきを吸収することができる。
【0008】
上記の配管固定構造において、固定ブラケットは、補機ユニットに取り付けられる取付部と、配管を保持する保持部と、取付け部と保持部とを連結するとともに、車両側接続部と配管側接続部との接続方向に可撓可能な本体部と、を有し、本体部は、第1面と、第1面に対して反対側の第2面と、を有する板状を呈し、第1面が配管側接続部側を向き、第2面が配管側接続部に対して反対側を向くように設けられていてもよい。この場合、配管固定構造では、固定ブラケットの板状の本体部を容易に撓ませることができ、車両側接続部と配管側接続部との接続方向の組み付けばらつきを容易に吸収することができる。
【0009】
上記の配管固定構造において、配管は、補機ユニットの少なくとも一部分を囲むように配置され、補機ユニットに設けられたエアータンクに圧縮空気を供給する圧縮空気の供給用の配管であってもよい。この場合、補機ユニットを囲むように配管が配置されているため、配管の長さを長く確保することができる。これにより、配管固定構造では、配管内を流れる圧縮空気を冷却(例えば空冷)しつつ、配管を介してエアータンクに圧縮空気を供給することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、補機ユニットに固定される配管において、車両側配管に接続する際の組み付けばらつきを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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