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公開番号2024176642
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095365
出願日2023-06-09
発明の名称ロボットアーム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B25J 17/02 20060101AFI20241212BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】ベアリングの予圧を変化させることなく、第1歯車と第2歯車との歯当たり調整を行うことができるロボットアームを提供する。
【解決手段】ロボットアームは、第1アームと、第1アームに対して第1回動軸まわりに回動するように連結され、載置面を有する第2アームと、載置面に載置されているベアリングケースと、ベアリングケースに予圧された状態で収容されているベアリングと、ベアリングケースを貫通して第2アーム内に挿入され、第1回動軸まわりに回転するようにベアリングを介してベアリングケースに軸受けされている第1歯車と、第2アームに軸受けされ、第2アーム内において第1歯車と噛み合っている第2歯車と、載置面とベアリングケースとの間に介在し、載置面とベアリングケースとの離間距離を調整することで、第1歯車と第2歯車との歯当たりを調整する調整部材と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1アームと、
前記第1アームに対して第1回動軸まわりに回動するように連結され、載置面を有する第2アームと、
前記載置面に載置されているベアリングケースと、
前記ベアリングケースを前記第2アームに固定している固定部材と、
前記ベアリングケースに予圧された状態で収容されているベアリングと、
前記ベアリングケースを貫通して前記第2アーム内に挿入され、前記第1回動軸まわりに回転するように前記ベアリングを介して前記ベアリングケースに軸受けされている第1歯車と、
前記第2アームに軸受けされ、前記第2アーム内において前記第1歯車と噛み合っている第2歯車と、
前記載置面と前記ベアリングケースとの間に介在し、前記載置面と前記ベアリングケースとの前記第1回動軸に沿う方向の離間距離を調整することで、前記第1歯車と前記第2歯車との歯当たりを調整する調整部材と、を有することを特徴とするロボットアーム。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記ベアリングケース、前記ベアリングおよび前記第1歯車がユニット化されている請求項1に記載のロボットアーム。
【請求項3】
前記第1アームは、前記第1回動軸に沿う方向からの平面視で、前記ベアリングケースと重なる位置に前記ベアリングケースよりも大きな貫通孔を有する請求項2に記載のロボットアーム。
【請求項4】
前記ベアリングケースは、前記ベアリングを支持する基体と、前記基体に固定されている蓋体と、を有し、
前記ベアリングと前記蓋体との間に位置し、前記ベアリングを前記第1回動軸に沿う方向に予圧する予圧部材を有する請求項1に記載のロボットアーム。
【請求項5】
前記ベアリングは、前記第1回動軸に沿う方向に離間して配置されている第1ベアリングおよび第2ベアリングを有する請求項1に記載のロボットアーム。
【請求項6】
前記第1ベアリングが前記予圧部材と当接し、
前記第1ベアリングと前記第2ベアリングとの間に配置され、前記第1ベアリングが受ける前記予圧を前記第2ベアリングに伝達する予圧伝達部材を有する請求項5に記載のロボットアーム。
【請求項7】
前記第1ベアリングは、前記ベアリングケースに支持されている第1外輪と、前記第1歯車が挿通されている第1内輪と、前記第1外輪と前記第1内輪との間に配置されている第1回転体と、を有し、
前記第2ベアリングは、前記ベアリングケースに支持されている第2外輪と、前記第1歯車が挿通されている第2内輪と、前記第2外輪と前記第2内輪との間に配置されている第2回転体と、を有し、
前記第1外輪および前記第2外輪が前記ベアリングケースに支持され、
前記第1外輪が前記予圧部材と当接し、
前記第1内輪と前記第2内輪との間に前記予圧伝達部材が配置されている請求項5に記載のロボットアーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロボットアームに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ベースと、ベースに連結されたロボットアームと、を有する6軸構成の垂直多関節ロボットが開示されている。また、ロボットアームは、ベースに対して第1回動軸まわりに回動可能に連結されたショルダ部と、ショルダ部に対して第2回動軸まわりに回動可能に連結された下アームと、下アームに対して第3回動軸まわりに回動可能に連結された第1上アームと、第1上アームに対して第4回動軸まわりに回動可能に連結された第2上アームと、第2上アームに対して第5回動軸まわりに回動可能に連結された手首部と、手首部に対して第6回動軸まわりに回動可能に連結されたフランジと、を有する。
【0003】
また、手首部には、第5回動軸まわりに回転する入力傘歯車と、入力傘歯車と噛み合い第6回動軸まわりに回転する出力傘歯車と、が配置されている。また、入力傘歯車および出力傘歯車は、それぞれ、ベアリングを介して手首部に軸受けされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-070647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような構成の垂直多関節ロボットでは、出力傘歯車との歯当たり調整を行うために入力傘歯車を第5回動軸に沿う方向に移動させると、それに伴って、入力傘歯車を軸受けするベアリングの予圧の大きさが変化してしまう。つまり、ベアリングの予圧を変化させることなく、入力傘歯車と出力傘歯車との歯当たり調整を行うことができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のロボットアームは、第1アームと、
前記第1アームに対して第1回動軸まわりに回動するように連結され、載置面を有する第2アームと、
前記載置面に載置されているベアリングケースと、
前記ベアリングケースを前記第2アームに固定している固定部材と、
前記ベアリングケースに予圧された状態で収容されているベアリングと、
前記ベアリングケースを貫通して前記第2アーム内に挿入され、前記第1回動軸まわりに回転するように前記ベアリングを介して前記ベアリングケースに軸受けされている第1歯車と、
前記第2アームに軸受けされ、前記第2アーム内において前記第1歯車と噛み合っている第2歯車と、
前記載置面と前記ベアリングケースとの間に介在し、前記載置面と前記ベアリングケースとの前記第1回動軸に沿う方向の離間距離を調整することで、前記第1歯車と前記第2歯車との歯当たりを調整する調整部材と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
好適な実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す図である。
アームの内部を示す断面図である。
アームの内部を示す断面図である。
アームから入力傘歯車ユニットを取り外した様子を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、ロボットアームの好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は、好適な実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す図である。図2は、アームの内部を示す断面図である。図3は、アームの内部を示す断面図である。図4は、アームから入力傘歯車ユニットを取り外した様子を示す断面図である。
【0010】
図1に示すロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2の駆動を制御するロボットコントローラー10と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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