TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025011508
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113672
出願日
2023-07-11
発明の名称
圧入装置
出願人
ジヤトコ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B25B
27/08 20060101AFI20250117BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】衝突音を抑制する。
【解決手段】相手側部品における圧入部品の挿入孔に、前記圧入部品を圧入する圧入装置であって、入力される打撃力を圧入部品に伝える打込用治具と、前記打込用治具における前記相手側部品との対向部に設けられた第1衝撃吸収材と、前記挿入孔への前記圧入部品の圧入長が所定長に達した時点で、前記第1衝撃吸収材が当接する当接部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側部品における圧入部品の挿入孔に、前記圧入部品を圧入する圧入装置であって、
入力される打撃力を前記圧入部品に伝える打込用治具と、
前記打込用治具における前記相手側部品との対向部に設けられた第1衝撃吸収材と、
前記挿入孔への前記圧入部品の圧入長が所定長に達した時点で、前記第1衝撃吸収材が当接する当接部と、を有する、圧入装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記圧入部品の挿通孔を持つガイド治具を有し、
前記挿通孔は、前記圧入部品の外径に整合する内径の第1孔部と、前記第1孔部よりも大径の第2孔部と、を軸方向に連ねて構成されており、
前記ガイド治具における前記第2孔部の開口を囲む周縁部に、前記当接部として機能する第2衝撃吸収材が設けられている、圧入装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記第1孔部における前記第2孔部側には、当該第2孔部に向かうにつれて内径が大きくなる拡径部が設けられている、圧入装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記ガイド治具は、
前記挿通孔の一部分に相当する貫通孔を持つプレート部と、
前記プレート部の厚み方向の一方の面に固定されると共に、前記挿通孔の残りの部分を持つ筒状部と、
前記プレート部の厚み方向の他方の面に固定されると共に、前記プレート部との間に前記第2衝撃吸収材を把持するホルダ部と、を有し、
前記プレート部では、前記筒状部の取付面と前記ホルダ部の取付面が、前記貫通孔の貫通方向に直交する平坦面となっている、圧入装置。
【請求項5】
請求項4において、
前記打込用治具は、
支持部の支持穴に挿入支持される大径部と、前記大径部よりも外径が小さい小径部とを、同軸上で軸方向に連ねた棒状部材を有し、
前記第1衝撃吸収材は、前記大径部に外挿されて前記支持部に当接した位置に配置されており、
前記ホルダ部は、
前記軸方向から見た前記第1衝撃吸収材の外径と整合する開口径を持つ第1開口部と、
前記第1開口部よりも大径の第2開口部と、を有し、
前記第2開口部は、前記第1開口部における前記プレート部側の端部に位置し、
前記第2衝撃吸収材は、前記プレート部側の端部に前記第2開口部に挿入されるリブを有する、圧入装置。
【請求項6】
請求項5において、
前記軸方向から見て前記ホルダ部では、前記第1開口部を囲むと共に前記支持部の外周に沿う仮想円に外接する位置に、ガイドピンが設けられており、
前記ガイドピンは、前記仮想円の周方向に間隔を開けて、少なくとも3つ設けられている、圧入装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧入装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
圧縮空気を利用して、ピン挿入穴にピンを挿入する工具が種々提案されている。
特許文献1には、圧縮空気の打撃力をピン打込具に繰り返し作用させて、ピン打込具の先端に保持したピンを、相手側部材のピン挿入穴に挿入する工具を開示している。この工具では、ピン打込具の先端に、ピンを保持するためのピン保持穴が開口している。
この工具では、打撃力がピンに作用する際に発生する衝突音を低減させるために、ピン保持穴の底に樹脂性のパッドを挿入している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平1-026179公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ピン打込具が相手側部材に接触した状態で工具を使用すると、打撃力が相手側部材に伝わって衝突音を発生させる。
相手側部材のピン挿入穴にピンを挿入する作業では、ピン挿入穴へのピンの挿入長を管理する必要がある。ピン打込具の先端を相手側部材に接触した状態で、ピンを挿入すると、ピンの挿入長を略一定に管理できる。しかし、衝突音の発生を回避することはできない。
そこで、圧入部品であるピンの挿入時の衝突音を抑制することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のある態様は、
相手側部品における圧入部品の挿入孔に、前記圧入部品を圧入する圧入装置であって、
入力される打撃力を圧入部品に伝える打込用治具と、
前記打込用治具における前記相手側部品との対向部に設けられた第1衝撃吸収材と、
前記挿入孔への前記圧入部品の圧入長が所定長に達した時点で、前記第1衝撃吸収材が当接する当接部と、を有する構成の圧入装置とした。
【発明の効果】
【0006】
本発明のある態様によれば、圧入部品であるピンの挿入時の衝突音を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、圧入装置を説明する図である。
図2は、ガイド治具を説明する図である
図3は、ガイド治具の要部を拡大して示す断面図である。
図4は、ガイド治具を上方から見た平面図である。
図5は、ガイド治具を斜め下方から見た斜視図である。
図6は、圧入装置の使用例を説明する図である。
図7は、圧入装置の使用例を説明する図である。
図8は、圧入装置の使用例を説明する図である。
図9は、変形例にかかるガイド治具を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、圧入装置1を説明する図である。図1では、説明の便宜上、エアハンマー11の一部と、装着部12の一部と、治具13と、衝撃吸収材14と、圧入ピンPと、ガイド治具2を断面で示している。ここで、装着部12と治具13で、発明にかかる打込用治具を構成する。
なお、以下においては、圧入装置1の各構成要素の位置関係を説明する際には、説明の便宜上、図1における上下方向を基準として説明する。例えば、「上面」と記載した場合には、図1での上下方向における上側の面を意味する。よって、明細書中に「上面」と記載されている場合であっても、圧入装置1の使用状態によっては、下側に位置する面となる場合もある。
【0009】
図1に示すように、圧入装置1は、エアハンマー11に接続された治具13と、圧入ピンP(圧入部品)の挿通孔210を持つガイド治具2と、を有する。
治具13は、装着部12を介して、エアハンマー11の本体部110に接続されている。エアハンマー11では、本体部110の長手方向の一端側(下端側)から、装着部12の軸部121が挿入されている。軸部121における本体部110から突出した領域の端部には、軸部121よりも大径の支持部122が設けられている。
【0010】
支持部122は、軸部121の中心軸X方向に所定の長さを有している。支持部122における軸部121とは反対側には、端面122aが設けられている。端面122aは、中心軸Xに直交する平坦面である。端面122aは、相手側部品との対向部といえる。中心軸X方向から見て端面122aは、円形を成している。端面122aにおける中心軸Xと交差する領域には、係合穴122bが開口している。係合穴122bは、中心軸Xに沿う向きで設けられた有底穴である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ジヤトコ株式会社
圧入装置
1日前
ジヤトコ株式会社
位置決め用治具
1か月前
個人
木製ハンマー
5か月前
個人
関節モジュール
4か月前
個人
寸切りボルト回し
4か月前
個人
スロットルトリガー
5か月前
株式会社エビス
連結具
1か月前
コクヨ株式会社
補助器具
4か月前
太陽工業株式会社
チャック装置
4か月前
日東工器株式会社
動力工具
5か月前
日東工器株式会社
動力工具
5か月前
日東工器株式会社
動力工具
5か月前
日東工器株式会社
動力工具
5か月前
川崎重工業株式会社
ロボット
1か月前
CKD株式会社
把持装置
5か月前
株式会社マキタ
電動工具
1か月前
株式会社マキタ
打撃工具
2か月前
東京計器株式会社
接触検知装置
5か月前
株式会社マキタ
打撃工具
1か月前
オムロン株式会社
電動把持工具
4か月前
学校法人立命館
グリッパ
4か月前
トヨタ自動車株式会社
ロボット
5か月前
株式会社マキタ
電動ハンマ
3か月前
白山工業株式会社
ロボットアーム
5か月前
株式会社ダイヘン
搬送装置
2か月前
株式会社ダイヘン
制御装置
2か月前
株式会社エビス
携帯付属物取付具
2か月前
株式会社ダイヘン
搬送装置
3か月前
個人
回転工具およびバリ取り部品
5か月前
川崎重工業株式会社
ロボット
1か月前
株式会社スター精機
把持装置
4か月前
株式会社大林組
ロッカー装置
5か月前
川崎重工業株式会社
ロボット
1か月前
川崎重工業株式会社
ロボット
4か月前
SMC株式会社
グリッパ
3か月前
トヨタ自動車株式会社
締付判定方法
5か月前
続きを見る
他の特許を見る