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公開番号
2024157945
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072628
出願日
2023-04-26
発明の名称
携帯付属物取付具
出願人
株式会社エビス
代理人
個人
主分類
B25H
3/00 20060101AFI20241031BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】作業者が腰ベルトを装着したままでも取り付けることができ、さらに、取り付けても腰ベルトを傷めにくい携帯付属物取付具を提供する。
【解決手段】上枠部1a、下枠部1b、左枠部1c及び右枠部1dで構成され、開口部1eを有する本体1と、この本体1に着脱自在に架設される架設部2とからなり、架設部2は、前記上枠部1aと係合する上枠係合部2a、前記下枠部1bに係合する下枠係合部2b及び前記開口部1eを閉塞する閉塞部2cとからなり、前記閉塞部2cは、前記開口部1eの横幅よりも狭い幅寸法に設定され、且つ、前記架設部2を前記上枠部1aと前記下枠部1bとの間に架設した場合、本体1と面一となるように構成され、本体1に腰ベルト10が挿通可能なベルト通し孔3a,3bが形成されるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業者が装着する腰ベルトに工具を保持する工具保持具や工具袋などの携帯付属物を取り付ける際に用いる携帯付属物取付具であって、上枠部、下枠部、左枠部及び右枠部で構成され、開口部を有する本体と、前記上枠部と前記下枠部との間に着脱自在に架設される架設部とからなり、前記架設部は、前記上枠部と係合する上枠係合部、前記下枠部に係合する下枠係合部及び前記開口部を閉塞する閉塞部とからなり、前記閉塞部は、前記開口部の横幅よりも狭い幅寸法に設定され、且つ、前記架設部を前記上枠部と前記下枠部との間に架設した場合、前記上枠部、前記下枠部、前記左枠部及び前記右枠部と面一となるように構成され、前記閉塞部及び前記左枠部の間、並びに、前記閉塞部及び前記右枠部の間に、前記腰ベルトが挿通可能なベルト通し孔が形成されるように構成されていることを特徴とする携帯付属物取付具。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
請求項1記載の携帯付属物取付具において、前記上枠係合部及び前記下枠係合部は、夫々、前記上枠部及び前記下枠部に螺着固定されるように構成されていることを特徴とする携帯付属物取付具。
【請求項3】
請求項1記載の携帯付属物取付具において、前記上枠係合部は、前記上枠部に螺着固定されるように構成され、また、前記下枠係合部は、凹溝形状に形成され、前記下枠部の上方から被嵌することで該下枠部に係止固定されるように構成されていることを特徴とする携帯付属物取付具。
【請求項4】
請求項1~3いずれか1項に記載の携帯付属物取付具において、前記本体及び前記架設部は、アルミニウム製若しくはアルミニウム合金製であることを特徴とする携帯付属物取付具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者が装着する腰ベルトに工具を保持する工具保持具や工具袋などの携帯付属物を取り付ける際に用いる携帯付属物取付具に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の携帯付属物取付具として、例えば、特許文献1に開示されるようなもの(以下、「従来例1」という。)がある。
【0003】
この従来例1は、長方形のプレート金具に、ベルトを通すための上下に延びるスリット穴が複数形成されている構成であり、前記構成は、従来タイプの中では一般的な構成とされている。
【0004】
ところで、従来例1は、前記したように、非常に簡易な構成であり、腰ベルトへの取り付けも、スリット穴に腰ベルトを挿通させるだけのものであるが、作業者が腰ベルトを装着しままではスリット穴に腰ベルトを挿通させることができないため(携帯付属物取付具を腰ベルトに取り付けることができないため)、取り付けの際は、一々、腰ベルトを外さなければならず、取り付けが厄介であるという問題を有していた。
【0005】
そこで、このような従来例1における上記問題を解消するため、特許文献2に開示されるようなもの(以下、「従来例2」という。)が提案されている。
【0006】
従来例2は、本体部と、この本体部に一端が枢着され、本体部に対して開閉回動自在に設けられたベース部とからなり、本体部とベース部とを開状態にし、ベース部を腰ベルトの裏側(ズボンと腰ベルトとの間)に差し込んだ後、本体部とベース部とを閉状態にすることで腰ベルトに取り付けられるように構成されており、前記構成により、作業者が一々腰ベルトを外さなくても、作業者に装着された状態の腰ベルトに取り付けることができるものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実用新案登録第3236292号公報
特開2022-88534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、従来例2は、本体部の後面(ベース部との対向面)に凹凸部が設けられ、この凹凸部とベース部とで腰ベルトを挟持することで腰ベルトに対して携帯付属物取付具が位置決め(固定)されるように構成されている。
【0009】
しかしながら、前記のような構成では、凹凸部の押圧作用により腰ベルトの表面が凹んだり擦れ痕が生じるなど腰ベルトを傷めてしまうおそれがあり、さらに、この凹みや擦れ痕が繰り返しの使用により同じ箇所に集中することで、腰ベルトを破損させてしまうおそれもある。
【0010】
本発明は、このような現状に鑑みなされたものであり、作業者が腰ベルトを装着したままでも取り付けることができ、さらに、取り付けても腰ベルトを傷めにくい携帯付属物取付具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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