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公開番号
2025085368
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199196
出願日
2023-11-24
発明の名称
ロボット
出願人
株式会社安川電機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B25J
9/06 20060101AFI20250529BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】メンテナンス性向上に有効なロボットを提供する。
【解決手段】本開示の一側面に係るロボットは、第1リンクと、回転軸線に沿って前記第1リンクと並び、前記回転軸線から遠ざかる方に伸びた第2リンクと、前記第1リンクに設けられたアクセス開口を覆うアクセスカバーと、前記第1リンクに設けられたチェック開口を覆うチェックカバーと、を備え、前記アクセス開口は、前記回転軸線に沿った第1方向から前記モータを前記第1リンクに出し入れ可能にし、前記チェック開口は、前記回転軸線に交差する第2方向から前記モータを視認可能にする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1リンクと、
回転軸線に沿って前記第1リンクと並び、前記回転軸線から遠ざかる方に伸びた第2リンクと、
前記第1リンクに収容され、前記第1リンクに対して前記第2リンクを前記回転軸線まわりに回転させるモータと、
前記第1リンクに設けられたアクセス開口を覆うアクセスカバーと、
前記第1リンクに設けられたチェック開口を覆うチェックカバーと、を備え、
前記アクセス開口は、前記回転軸線に沿った第1方向から前記モータを前記第1リンクに出し入れ可能にし、
前記チェック開口は、前記回転軸線に交差する第2方向から前記モータを視認可能にする、
ロボット。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1リンクに設けられたサブアクセス開口を覆うサブアクセスカバーを更に備え、
前記サブアクセス開口は、前記第1方向と、前記第2方向と、に交差する第3方向から前記モータへのアクセスを可能にする、
請求項1に記載のロボット。
【請求項3】
水平な設置面に固定されるベースリンクを更に備え、
前記第1リンクは、鉛直なベース軸線まわりに回転するように前記ベースリンクの上に設けられ、
前記チェックカバーは上方から前記チェック開口を覆うように前記第1リンクに取り付けられる、
請求項2に記載のロボット。
【請求項4】
前記第1リンクに収容され、前記ベース軸線まわりに前記第1リンクを回転させるベースモータを更に備え、
前記サブアクセス開口は、前記ベースモータを前記第1リンクに出し入れ可能な大きさを有する、
請求項3に記載のロボット。
【請求項5】
前記モータの下端は、前記ベースモータの上端よりも上に位置し、
前記サブアクセス開口の上縁は、前記ベースモータの上端よりも上に位置し、
前記サブアクセス開口の下縁は、前記ベースモータの上端よりも下に位置している、
請求項4に記載のロボット。
【請求項6】
前記サブアクセス開口の上縁は、前記モータの下端よりも上に位置している、
請求項5に記載のロボット。
【請求項7】
前記回転軸線に平行な第2回転軸線に沿って前記第2リンクと並び、前記第2回転軸線から遠ざかる方に伸びた第3リンクと、
前記第3リンクに収容され、前記第2リンクに対して前記第3リンクを前記第2回転軸線まわりに回転させる第2モータと、
前記第3リンクに設けられた第2アクセス開口を覆う第2アクセスカバーと、
前記第3リンクに設けられた第2チェック開口を覆う第2チェックカバーと、を更に備え、
前記第2アクセス開口は、前記第2回転軸線に沿った第3方向から前記第2モータを前記第3リンクに出し入れ可能にし、
前記第2チェック開口は、前記第2回転軸線に交差する第4方向から前記第2モータを視認可能にする、
請求項1に記載のロボット。
【請求項8】
前記第2リンクに取り付けられるサブリンクを備え、
前記アクセスカバー及び前記第2アクセスカバーのそれぞれは、前記サブリンクの一部である、
請求項7に記載のロボット。
【請求項9】
前記第1リンクの内部を経由して、少なくとも前記第2モータに接続されるケーブルハーネスを更に備え、
前記サブリンクは、前記第1リンクの内部から前記第3リンクの内部に前記ケーブルハーネスを導く配線空間を有する、
請求項8に記載のロボット。
【請求項10】
前記チェックカバーと前記第1リンクとの間に介在する第1チェックシールと、
前記第2チェックカバーと前記第3リンクとの間に介在する第2チェックシールと、
前記第1リンクに対する前記サブリンクの回転を許容しながら前記第1リンクと前記サブリンクとの間に介在する第1アクセスシールと、
前記第3リンクに対する前記サブリンクの回転を許容しながら前記第3リンクと前記サブリンクとの間に介在する第2アクセスシールと、
を更に備える、
請求項8に記載のロボット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ロボットに関する。
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【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基台と、第1軸まわりに回転可能に基台に連結された第1構造体と、第1軸に対して直交する第2軸まわりに回転可能に第1構造体に連結された第2構造体と、第2軸と平行な第3軸まわりに回転可能に第2構造体に連結された第3構造体と、を備えるロボットが開示されている。第2構造体は、主構造部と、補助構造部と、主構造部を補助構造部に連結する連結部と、を有する。第1構造体及び第3構造体のそれぞれは、主構造部と補助構造部とにより挟み込まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-161868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、メンテナンス性向上に有効なロボットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係るロボットは、第1リンクと、回転軸線に沿って前記第1リンクと並び、前記回転軸線から遠ざかる方に伸びた第2リンクと、前記第1リンクに設けられたアクセス開口を覆うアクセスカバーと、前記第1リンクに設けられたチェック開口を覆うチェックカバーと、を備え、前記アクセス開口は、前記回転軸線に沿った第1方向から前記モータを前記第1リンクに出し入れ可能にし、前記チェック開口は、前記回転軸線に交差する第2方向から前記モータを視認可能にする。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、メンテナンス性向上に有効なロボットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、ロボットの一例を示す斜視図である。
図2は、ロボットの一例を示す斜視図である。
図3は、ロボットの内部の一例を示す断面図である。
図4は、駆動リンクの一例を示す斜視図である。
図5は、駆動リンクの一例を示す側面図である。
図6は、駆動リンクの一例を模式的に示す側面図である。
図7は、リンク間に設けられるシールの一例を模式的に示す断面図である。
図8は、カバーが取り外れた状態のロボットの一部を例示する斜視図である。
図9は、旋回リンクの内部の一例を示す断面図である。
図10は、カバーが取り外れた状態のロボットの一部を例示する斜視図である。
図11は、リンク間に設けられる軸受けの一例を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0009】
図1及び図2には、一実施形態の係るロボットが示されている。図1に示されるロボット1は、垂直多関節ロボットである。ロボット1は、作業対象物に対して様々な作業を自動で実行する。ロボット1は、例えば産業用ロボットであり、一例では、製品の生産ラインにおいて、部品又は組立品に対して様々な搬送、加工、又は組立等を自動で実行する。なお、ロボット1の用途は産業用に限られない。以下、ロボット1の構造の概要を最初に説明したうえで、ロボット1が備える一部の部材について、その詳細を説明する。
【0010】
[ロボット構造の概要]
ロボット1は、基部2と、多関節アーム4と、を備える。基部2は、多関節アーム4を支持する部分である。多関節アーム4は、回転可能な状態で基部2に取り付けられており、シリアルリンク型の構造を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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