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公開番号2025100445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024220759
出願日2024-12-17
発明の名称ペグハンマおよびペグハンマ用部品
出願人個人
代理人
主分類B25D 1/02 20060101AFI20250626BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】軽量化を図りつつ使用時において十分な打撃力を得ることができるペグハンマを提供する。
【解決手段】ペグハンマ1は、有底筒状のヘッド本体111と、ヘッド本体111の筒軸J1方向における底壁側の一端側とは反対側の他端側を閉塞する蓋体112と、を有するハンマヘッド11と、長尺の柄12と、柄12の長手方向における一端部をヘッド本体111の側壁に固定する固定部材13と、を備える。ヘッド本体111の筒軸J1方向における中央部の筒軸J1方向と直交する断面において、ヘッド本体111の側壁部分の面積がヘッド本体111の内側部分の面積よりも小さい。更に、柄12は、溝123が形成されていることにより、ヘッド本体111の筒軸J1方向における柄12の中心を通り且つ筒軸J1方向と直交する仮想平面VP1を挟んだ両側の形状が非対称となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
有底筒状のヘッド本体と、前記ヘッド本体の筒軸方向における底壁側の一端側とは反対側の他端側を閉塞する蓋体と、を有するハンマヘッドと、
長尺の柄と、を備え、
前記蓋体は、前記ヘッド本体の前記他端側を閉塞し且つ前記ヘッド本体に固定された第1状態と、前記ヘッド本体の前記他端側を開放した第2状態と、をとりうるものであり、
前記ヘッド本体の少なくとも前記筒軸方向における中央部の前記筒軸方向と直交する断面において、前記ヘッド本体の側壁部分の面積が前記ヘッド本体の内側部分の面積よりも小さく、
前記柄は、前記ヘッド本体の筒軸方向における前記柄の中心を通り且つ前記筒軸方向と直交する仮想平面を挟んだ両側の形状が非対称である、
ペグハンマ。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記蓋体の前記ハンマヘッドの外側に露出する部分に、蛍光プレートが設けられている、
請求項1に記載のペグハンマ。
【請求項3】
前記ヘッド本体は、有底円筒状であり、前記ヘッド本体の筒軸方向における底壁側の一端部とは反対側の他端部の側壁に雄螺子部が設けられ、
前記蓋体は、有底円筒状であり、側壁の内側に前記雄螺子部に螺合する雌螺子部が設けられ、
前記雄螺子部の巻数は、3以下である、
請求項1または2に記載のペグハンマ。
【請求項4】
前記ヘッド本体の底壁は、金属から形成された保護板で覆われている、
請求項1または2に記載のペグハンマ。
【請求項5】
前記柄の長手方向における一端部を前記ヘッド本体の側壁に固定する固定部材を更に備える、
請求項1または2に記載のペグハンマ。
【請求項6】
前記ハンマヘッドは、前記ヘッド本体と連続一体に形成され、前記ハンマヘッドに前記柄の長手方向における一端部が固定される固定部を有する、
請求項1または2に記載のペグハンマ。
【請求項7】
有底筒状のヘッド本体と、前記ヘッド本体の筒軸方向における底壁側の一端側とは反対側の他端側を閉塞する蓋体と、を有するハンマヘッドを備え、
前記蓋体は、前記ヘッド本体の前記他端側を閉塞し且つ前記ヘッド本体に固定された第1状態と、前記ヘッド本体の前記他端側を開放した第2状態と、をとりうるものであり、
前記ヘッド本体の少なくとも前記筒軸方向における中央部の前記筒軸方向と直交する断面において、前記ヘッド本体の側壁部分の面積が前記ヘッド本体の内側部分の面積よりも小さく、
前記蓋体の前記ハンマヘッドの外側に露出する部分に、蛍光プレートが設けられている、
ペグハンマ用部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペグハンマおよびペグハンマ用部品に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
柄の一端に形成された開口と、開口に繋げて柄体の内部に形成された収納スペースと、開口に形成された第1雌ネジ部と、柄体の他端に設けられ柄体の長手方向と直交する取付孔を有する取付部と、取付部の取付孔に形成された第2雌ネジ部と、打撃体に形成された雄ネジ部とを有し、雄ネジ部を第2雌ネジ部螺合させることで打撃体が柄体の端部に直角に取り付けられた使用状態となり、雄ネジ部を第1雌ネジ部に螺合させることで打撃体の一部が収納スペースに収納された収納状態となる組立収納式ハンマが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、内側に凹陥が設けられた槌頭と、槌頭の凹陥内に挿入することができる重さの異なった複数種類の重錘と、槌頭の凹陥開口へ着脱自在に係合させてキャップと、を備えるハンマが提案されている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-87354号公報
実開昭50-156875号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、アウトドアレジャ等では、テント、タープ等を設営する際、ハンマを使用して地面にペグを打ち込むのが一般的である。この場合、テント、タープ等を設営する場所までベグ、ペグを地面に打ち込むためのハンマ等を徒歩、自転車等で運搬する必要がある。この場合、ペグ等の部材をテント、タープ等を設営する場所まで運搬する際、それらの重量を低減して運搬する人への負荷を軽減することが要請されている。また、夜間のキャンプ場のようなハンマを十分に視認できない暗い環境下においても、ハンマを適切に使用できるようにすることが要請されている。
【0006】
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであり、軽量化を図りつつ使用時において十分な打撃力を得ることができるとともに暗い環境においても適切に使用できるペグハンマおよびペグハンマ用部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るペグハンマは、
有底筒状のヘッド本体と、前記ヘッド本体の筒軸方向における底壁側の一端側とは反対側の他端側を閉塞する蓋体と、を有するハンマヘッドと、
長尺の柄と、を備え、
前記蓋体は、前記ヘッド本体の前記他端側を閉塞し且つ前記ヘッド本体に固定された第1状態と、前記ヘッド本体の前記他端側を開放した第2状態と、をとりうるものであり、
前記ヘッド本体の少なくとも前記筒軸方向における中央部の前記筒軸方向と直交する断面において、前記ヘッド本体の側壁部分の面積が前記ヘッド本体の内側部分の面積よりも小さく、
前記柄は、前記ヘッド本体の筒軸方向における前記柄の中心を通り且つ前記筒軸方向と直交する仮想平面を挟んだ両側の形状が非対称である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ヘッド本体が有底筒状であり内側の中空であるため、その分、ハンマヘッドが軽量化されているので、ペグハンマの運搬する人への負荷を軽減することができる。そして、蓋体を前述の第2状態にしてヘッド本体の内側に水、砂利等を充填した後、蓋体を前述の第1状態とすることにより、ハンマヘッドの重量を増加させた状態で使用することができるので、十分な打撃力を得ることができる。また、柄の把持したときの感触に基づいてハンマヘッドの向きを把握することができるので、比較的暗い環境においても適切に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係るペグハンマを示し、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。
実施の形態1に係るペグハンマの一部破断した側面図である。
実施の形態2に係るペグハンマを示し、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。
実施の形態2に係るペグハンマヘッドの断面図である。
実施の形態3に係るペグハンマを示し、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。
実施の形態3に係るペグハンマのハンマヘッドを示し、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。
実施の形態3に係るペグハンマのハンマヘッドの蓋体が開いた状態を示す正面図である。
変形例に係るペグハンマを示し、(A)は蓋体が閉じた状態を示す正面図であり、(B)は蓋体が開いた状態を示す正面図である。
変形例に係る柄を示し、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。
変形例に係るペグハンマを示し、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態に係るペグハンマについて図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係るペグハンマは、有底筒状のヘッド本体と、ヘッド本体の筒軸方向における底壁側の一端側とは反対側の他端側を閉塞する蓋体と、を有するハンマヘッドと、長尺の柄と、柄の長手方向における一端部をヘッド本体の側壁に固定する固定部材と、を備える。そして、蓋体は、ヘッド本体の他端側を閉塞し且つヘッド本体に固定された第1状態と、ヘッド本体の他端側を開放した第2状態と、をとりうる。
(【0011】以降は省略されています)

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