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公開番号2025101296
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218046
出願日2023-12-25
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類B25B 21/02 20060101AFI20250630BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】作業フィーリングの良い作業機を提供する。
【解決手段】ネジ締めが可能な作業機1において、演算部95は、トリガスイッチ6が操作されてモータ3を通常制御で起動した直後に伝達機構によって断続回転力が発生しなかった場合(打撃が発生しなかった場合)は、その後にパルス制御に切り替えてモータ3を駆動し、トリガスイッチ6が操作されてモータ3を通常制御で起動した直後に伝達機構によって断続回転力が発生した場合(打撃が発生した場合)は、その後も通常制御でモータ3を駆動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ネジ締めが可能な作業機であって、
モータと、
先端工具保持部と、
前記モータの回転を前記先端工具保持部に伝達する伝達機構であって、前記先端工具保持部に加わる負荷に応じて前記先端工具保持部に連続回転力又は断続回転力を発生するよう構成された伝達機構と、
前記モータを所定方向に連続回転させる通常制御と、前記モータの前記所定方向への回転と前記モータの前記所定方向とは逆方向への回転又は停止とを繰り返すパルス制御と、を実行可能な第1モードを有する制御部と、
前記モータの起動及び停止を指示するよう構成された操作部と、
を備えた作業機であって、
前記制御部は、前記第1モードにおいて、
前記操作部が操作されて前記モータを前記通常制御で起動した直後に前記伝達機構によって前記断続回転力が発生しなかった場合は、その後に前記パルス制御に切り替えて前記モータを駆動することが可能に構成され、かつ、
前記操作部が操作されて前記モータを前記通常制御で起動した直後に前記伝達機構によって前記断続回転力が発生した場合は、その後も前記通常制御で前記モータを駆動することが可能に構成された、
ことを特徴とする作業機。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
請求項1記載の作業機であって、
前記制御部は、前記第1モードと、前記第1モードとは異なる第2モードと、を有し、
前記制御部によって前記第1モード又は前記第2モードのいずれを実行するかを作業者が選択できるよう構成されたモード切替操作部を備える、
ことを特徴とする作業機。
【請求項3】
請求項1又は2記載の作業機であって、
前記伝達機構は、インパクト機構であって、前記モータによって回転駆動され、前記先端工具保持部としてのアンビルに加わる負荷が大きくなると、前記アンビルと一体に回転する状態から前記アンビルを打撃する状態に切り替わるハンマを含む、
ことを特徴とする作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ネジ締めが可能な作業機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ハンマをアンビルに衝突させた打撃力によりネジ締め等の作業を行うインパクトドライバ等の作業機が知られている。インパクトドライバは、ハンマをアンビルに向けて付勢するバネを備え、トリガスイッチの1回の操作においてハンマを一方向のみに回転させる。ハンマは、アンビルの係合突起との衝突後にバネの付勢力に抗してアンビルから離れる方向に移動し、係合突起を乗り越えて回転することで、再び係合突起と衝突可能な状態となる。
【0003】
特許文献1と特許文献2は、インパクトドライバに関し、モータを連続回転させる通常制御と、モータを断続回転させるパルス制御(電子パルス制御)と、を実行可能な制御部を備えることを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5725347号公報
特開2023-166104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
モータの起動直後にインパクト機構による打撃が発生した場合にパルス制御が行われると、作業フィーリングが悪化する。
【0006】
本発明は、作業フィーリングの良い作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様は、作業機である。この作業機は、
ネジ締めが可能な作業機であって、
モータと、
先端工具保持部と、
前記モータの回転を前記先端工具保持部に伝達する伝達機構であって、前記先端工具保持部に加わる負荷に応じて前記先端工具保持部に連続回転力又は断続回転力を発生するよう構成された伝達機構と、
前記モータを所定方向に連続回転させる通常制御と、前記モータの前記所定方向への回転と前記モータの前記所定方向とは逆方向への回転又は停止とを繰り返すパルス制御と、を実行可能な第1モードを有する制御部と、
前記モータの起動及び停止を指示するよう構成された操作部と、
を備えた作業機であって、
前記制御部は、前記第1モードにおいて、
前記操作部が操作されて前記モータを前記通常制御で起動した直後に前記伝達機構によって前記断続回転力が発生しなかった場合は、その後に前記パルス制御に切り替えて前記モータを駆動することが可能に構成され、かつ、
前記操作部が操作されて前記モータを前記通常制御で起動した直後に前記伝達機構によって前記断続回転力が発生した場合は、その後も前記通常制御で前記モータを駆動することが可能に構成された、
ことを特徴とする。
【0008】
本発明は「電動作業機」や「電動工具」、「電気機器」等と表現されてもよく、そのように表現されたものも本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、作業フィーリングの良い作業機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る作業機1の側断面図。
作業機1の回路ブロック図。
作業機1の第1制御例のフローチャート。
作業機1の比較制御例のフローチャート。
第1制御例を実行した場合のモータ回転数の時間変化の一例を示すグラフ。
比較制御例を実行した場合のモータ回転数の時間変化の一例を示すグラフ。
図3の電子パルス制御(S7)の具体例を示すフローチャート。
作業機1の第2制御例のフローチャート。
作業機1の第3制御例のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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