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公開番号
2025110401
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2025005454
出願日
2025-01-15
発明の名称
電動工具の吊下げ具
出願人
株式会社清水製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
B25F
5/02 20060101AFI20250718BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】各種の電動工具に装着しても適切な位置で電動工具を吊下げることができる電動工具の吊下げ具を提供する。
【解決手段】充電式の電動工具10を被吊下げ部11に連結して吊下げるための電動工具10の吊下げ具20であり、電動工具10の所定位置に装着可能なベース片21と、被吊下げ部11に連結可能な連結片22と、ベース片21と連結片22とを回転方向に変位可能に接続する接続部24と、ベース片21と連結片22との回転方向の位置を保持可能な保持部25と、ベース片21及び連結片22を電動工具10に固定可能な固定部26と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
充電式の電動工具を被吊下げ部に連結して吊下げるための電動工具の吊下げ具であって、
前記電動工具の所定位置に装着可能なベース片と、
前記被吊下げ部に連結可能な連結片と、
前記ベース片と前記連結片とを回転方向に変位可能に接続する接続部と、
前記ベース片と前記連結片との前記回転方向の位置を保持可能な保持部と、
前記ベース片及び前記連結片の少なくとも一方を前記電動工具に固定可能な固定部と、
を備えていることを特徴する、電動工具の吊下げ具。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ベース片及び前記連結片の両方を前記電動工具に固定可能な固定部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の電動工具の吊下げ具。
【請求項3】
前記保持部は、前記ベース片及び前記連結片のうちの一方に前記接続部から一定距離で周方向に複数設けられた位置決め部と、他方に前記接続部から前記一定距離で設けられて一部の前記位置決め部を保持可能な位置決め受部と、を有することを特徴とする、請求項1に記載の電動工具の吊下げ具。
【請求項4】
前記位置決め部と前記位置決め受部とを前記電動工具に設けられた被固定部に固定することで、前記ベース片及び前記連結片の両方を前記電動工具に固定可能な固定部を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の電動工具の吊下げ具。
【請求項5】
前記接続部は、前記一方における前記複数の位置決め部の中心に設けられた支点部と、前記他方に設けられて前記支点部を複数位置に接続可能な支点受部と、を有し、
前記他方には前記支点受部の複数位置からそれぞれ前記一定距離となるように前記位置決め受部が複数設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の電動工具の吊下げ具。
【請求項6】
前記支点受部は、前記支点部がスライドして移動可能な長孔からなることを特徴とする、請求項5に記載の電動工具の吊下げ具。
【請求項7】
前記連結片が、第1の被吊下げ部を貫通させて連結可能な環状連結部と、前記環状連結部とは異なる方向に突出して設けられ、第2の被吊下げ部に差込んで連結可能な差込連結部と、を一体に有する、請求項1に記載の電動工具の吊下げ具。
【請求項8】
グリップ部と、出力端部を有する本体部と、を備えた充電式の電動工具を、複数種類の被吊下げ部に吊下げ可能な電動工具の吊下げ具であって、
前記グリップ部の前記本体部から離れた位置に装着可能な基部と、
前記基部から突出して設けられ、第1の被吊下げ部を貫通させて連結可能な環状連結部と、
前記基部から前記環状連結部とは異なる方向に突出して設けられ、第2の被吊下げ部に差込んで連結可能な差込連結部と、を一体に有する連結片を備えるとともに、
前記基部を前記グリップ部の側面に接続し、かつ、前記基部周りの周方向の向きが、前記差込連結部を前記本体部側に突出させるとともに前記環状連結部を前記グリップ部から突出させる位置に保持されるように、前記連結片を前記電動工具に固定可能な固定部を備えることを特徴する電動工具の吊下げ具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動工具の吊下げ具に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インパクトドライバー、ドライバードリル、ハンマードリル等の電動工具には、作業者の腰ベルトに引っかけるための吊下げ具として、純正品のフックが装着されているものが多かった。このフックはバッテリー付近の本体下部に取り付けられるようになっていた(例えば下記特許文献1~3参照)。
これらのフックはベルトに上から差し込むだけの構造であるため、吊下げた状態で作業者がしゃがんだり、足場や梯子等の障害物に接触して電動工具が上に持ち上げられたりすると、ベルトから外れて落下することがあった。
【0003】
落下を防ぐためにフックに連結部分を設けてカラビナ等の被吊下げ部材に連結できるものが提案されていた(例えば下記特許文献4参照)。
また電動工具の純正品のフックと交換して装着できるように構成されたインパクトフックと称される吊下げ具も上市されていて、カラビナ等の被吊下げ部材に連結できる連結部分が設けられていて電動工具に固定可能に構成されたものが知られている。純正品のフックの代わりに装着される吊下げ具は、純正品のフックを取付けるために予め設けられているネジ穴や溝などの被固定部を利用して固定できるように構成されていた。
【0004】
このような吊下げ具は、カラビナなどの被吊下げ部材を腰ベルトに装着しておき、この被吊下げ部材に連結部分を連結させることとで電動工具を吊下げることができる。吊下げ状態では作業者がしゃがんだり、電動工具が周囲の障害物に接触したりしても、被吊下げ部材から吊下げ具が外れることがなくて電動工具の落下を防止することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-66722号公報
特開2010-201512号公報
特開2012-152838号公報
特開2011-101919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら電動工具に予め設けられているネジ穴や溝等の被固定部の位置や向きがメーカーや電動工具毎に異なるとともに電動工具の重心位置が電動工具毎に異なる。また適切なぶら下げ方、歩行中や作業中の邪魔にならない適切な吊下げ向きや振れ状態なども作業者毎或いは作業毎に異なる。そのため純正品のフックの代わりに装着される従来の吊下げ具では、各種の電動工具に装着した際、電動工具を適切な位置で吊下げることができないことが頻繁に起こるという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明ではそのような問題点を解決するため、電動工具の純正品の吊下げ具の代わりに装着可能な吊下げ具において、各種の電動工具に装着しても適切な位置で電動工具を吊下げることができる電動工具の吊下げ具を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の電動工具の吊下げ具は、充電式の電動工具を被吊下げ部に連結して吊下げるための電動工具の吊下げ具であって、前記電動工具の所定位置に装着可能なベース片と、前記被吊下げ部に連結可能な連結片と、前記ベース片と前記連結片とを回転方向に変位可能に接続する接続部と、前記ベース片と前記連結片との前記回転方向の位置を保持可能な保持部と、前記ベース片及び前記連結片の少なくとも一方を前記電動工具に固定可能な固定部と、を備えていることを特徴としている。
【0009】
本発明によれば、電動工具に装着可能なベース片と被吊下げ部に連結可能な連結片とが、接続部により回転方向に変位可能に接続され、さらにベース片と連結片との回転方向における位置が保持部により保持可能であるとともにベース片又は連結片を固定部により電動工具に固定可能である。そのため電動工具の重心位置や電動工具に設けられた吊下げ具の装着位置、更には作業者や作業内容に応じて、ベース片に対して連結片を回転方向に変位させて保持及び固定することで、被吊下げ部に連結するための連結片を電動工具に対して適切な位置に配置することができる。
その結果、各種の電動工具の純正品の吊下げ具の代わりに装着可能な吊下げ具において各種の電動工具に装着しても適切な位置で電動工具を吊下げることが可能な電動工具の吊下げ具を提供することができる。
【0010】
本発明の電動工具の吊下げ具では、前記ベース片及び前記連結片の両方を前記電動工具に固定可能な固定部を備えていてもよい。
このようにすれば、互いに回転方向に変位可能に接続されていても、使用中に接続部に過剰な荷重が負荷されて破損することを防止でき、吊下げ具の十分な強度を確保し易くできる。
また本発明の電動工具の吊下げ具では、前記保持部は、前記ベース片及び前記連結片のうちの一方に前記接続部から一定距離で周方向に複数設けられた位置決め部と、他方に前記接続部から前記一定距離で設けられて一部の前記位置決め部を保持可能な位置決め受部と、を有していてもよい。
このようにすれば、ベース片と連結片とを回転方向に変位させて保持させることが容易である。
その場合、前記位置決め部と前記位置決め受部とを前記電動工具に設けられた被固定部に固定することで、前記ベース片及び前記連結片の両方を前記電動工具に固定可能な固定部を備えていてもよい。
このようにすれば、使用中に接続部に過剰な荷重が負荷されて破損することを防止できる構造を簡易に設けることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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