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公開番号
2025083724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197279
出願日
2023-11-21
発明の名称
電動ドライバ
出願人
日東精工株式会社
代理人
主分類
B25B
21/00 20060101AFI20250526BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】小型かつドライバビットの着脱が容易な電動ドライバを提供する。
【解決手段】ドライバビット2を着脱可能なチャック20を備える電動ドライバ1において、チャックは、モータの駆動に伴って回転するとともにドライバビットを挿通可能なスリーブ状のチャック21軸と、チャック軸の内周面に設けられる環状溝22と、この環状溝に沿って収納される環状のコイルばね23とから構成され、チャック軸には外周面に環状の係合溝を備えるドライバビットを挿入し、当該ドライバビットの係合溝2aにコイルばねが嵌合することにより、ドライバビットを保持するように構成された電動ドライバによる。この電動ドライバによれば、ドライバビットをチャックに挿入するだけで簡単に装着できるとともに、チャックからドラバビットを引き抜くだけで簡単に取り外すことができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ドライバビットを着脱可能なチャックを備える電動ドライバにおいて、
前記チャックは、モータの駆動に伴って回転するとともにドライバビットを挿通可能なスリーブ状のチャック軸と、このチャック軸の内周面に設けられる環状溝と、この環状溝に沿って収納される環状の弾性部材とから構成され、前記チャック軸には外周面に環状の係合溝を備えるドライバビットを挿入し、当該ドライバビットの係合溝に前記弾性部材が嵌合することにより、ドライバビットを保持するように構成されていることを特徴とする電動ドライバ。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記チャックの弾性部材は、コイルばねを円環状に接続した構成であることを特徴とする請求項1に記載の電動ドライバ。
【請求項3】
前記チャックの弾性部材は、その内径側が通常時にはチャック軸の内周面よりも内側に位置しており、ドライバビットの挿入に伴ってチャック軸の内周面よりも外側の位置に押し拡げられる一方、ドライバビットの係合溝が当該弾性部材の位置に到達したときには通常時の位置に戻り当該ドライバビットの係合溝と嵌合することにより、ドライバビットを保持するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動ドライバ。
【請求項4】
前記チャックの弾性部材は、チャックに保持されたドライバビットを引っ張ると弾性変形し、当該ドライバビットの係合溝との嵌合が解かれることにより、ドライバビットをチャックから取り外すように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電動ドライバ。
【請求項5】
前記電動ドライバは、骨折部に医療用ねじをねじ込む外科手術に用いられる医療用であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電動ドライバ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンディタイプの電動ドライバであって、特に外科手術に用いられる電動ドライバに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電動ドライバ、例えば、医療用の電動ドライバとしては、特許文献1に示すものがある。医療用電動ドライバの多くは、ドライバビットを装着するためのチャック機構として、ワンタッチスリーブ、ドリルチャックおよびキーレスチャックのうち、いずれかのチャック機構を採用している。ワンタッチスリーブは、ロックリングを手前に引っ張り、ドライバビットを差し込み、この状態で手を離すとロックリングがばねの力で元の位置に戻ることでドライバビットを固定するように構成されている。ドリルチャックは、専用のチャックキーを使い、チャックにドライバビットを締め付けて固定するように構成されている。キーレスチャックは、筒状のスリーブを回転させてチャックを開閉し、そこにドライバビットを装着するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭60-138670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の医療用電動ドライバは、いずれのチャック機構も構造的に複雑であるため部品点数が多く大型になるので、手術などの狭い空間で使用することが難しかった。また、ドラバビットを着脱する際に使用者が手動でチャックを操作しなければならないため、衛生管理上、ドライバビットの交換頻度が多くなる医療現場ではその交換作業が煩わしくなる。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みて創成されたものであり、小型かつドライバビットを容易に着脱できる電動ドライバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、ドライバビットを着脱可能なチャックを備える電動ドライバにおいて、前記チャックは、モータの駆動に伴って回転するとともにドライバビットを挿通可能なスリーブ状のチャック軸と、チャック軸の内周面に設けられる環状溝と、この環状溝に沿って収納される環状の弾性部材とから構成され、外周面に環状の係合溝を備えるドライバビットをチャック軸に挿入したとき、当該ドライバビットの係合溝に弾性部材が嵌合することにより、ドライバビットを保持するように構成されている電動ドライバによる。
【0007】
なお、前記チャックの弾性部材は、コイルばねを円環状に接続した構成であることが好ましい。
【0008】
なお、前記チャックの弾性部材は、その内径側が通常時にはチャック軸の内周面よりも内側に位置しており、ドライバビットの挿入に伴ってチャック軸の内周面よりも外側の位置に押し拡げられる一方、ドライバビットの係合溝が当該弾性部材の位置に到達したときには通常時の位置に戻り当該ドライバビットの係合溝と嵌合することにより、ドライバビットを保持するように構成されていることが好ましい。
【0009】
前記チャックの弾性部材は、チャックに保持されたドライバビットを引っ張ると弾性変形し、当該ドライバビットの係合溝との嵌合が解かれることにより、ドライバビットをチャックから取り外すように構成されていることが好ましい。
【0010】
なお、前記電動ドライバは、骨折部に医療用ねじをねじ込む外科手術に用いられる医療用であることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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