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公開番号
2025079154
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191644
出願日
2023-11-09
発明の名称
回転移動式工具ホルダ
出願人
個人
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
B25H
3/06 20060101AFI20250514BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】本発明は、工具ホルダに関し、特にスリーブ位置決め台を間隔を空けて移動させて回転させることができる、回転移動式工具ホルダを提供する。
【解決手段】レール台及びスリーブ位置決め台を備え、該レール台は位置決めプレートと2つの側方スライドフレームを備え、該位置決めプレートは複数の円形のストッパ穴を有し、該2つの側方スライドフレームはそれぞれ該位置決めプレートの相対する両側に位置し、該スリーブ位置決め台は、移動及び回転自在に該レール台に設置され、円形の基盤、ソケット部及び位置決め凸部を備え、該基盤は該2つの側方スライドフレームのスライドレールに沿って移動することができ、該ソケット部はスリーブを外嵌するために用いられ、該位置決め凸部が選択的に該ストッパ穴のうちの1つのストッパ穴内に延伸し、該スリーブ位置決め台は、該位置決め凸部を中心として該レール台に対して回転自在である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
レール台及びスリーブ位置決め台を備え、
前記レール台は位置決めプレートと2つの側方スライドフレームを備え、該位置決めプレートは長尺に形成されるとともに、直線的に配列され且つ間隔を空けて形成された複数の円形のストッパ穴を有し、該2つの側方スライドフレームはそれぞれ該位置決めプレートの相対する両側に位置し、該各側方スライドフレームは上レールプレート、下レールプレート、及び該上レールプレートと該下レールプレートとの間に位置するスライドレールを有し、該各側方スライドフレームの上レールプレートは該位置決めプレートよりも高い位置にあり、該2つの側方スライドフレームのスライドレールの開口は相対するとともに互いに連通し、
前記スリーブ位置決め台は、移動及び回転自在に前記レール台に設置され、該スリーブ位置決め台は、円形の基盤、ソケット部及び位置決め凸部を備え、該基盤は前記2つの側方スライドフレームの上レールプレートと下レールプレートとの間に位置し、該基盤の径方向に相対する側が該2つの側方スライドフレームのスライドレール内に延伸すると共に、該2つの側方スライドフレームのスライドレールに沿って移動することができ、該ソケット部は該基盤の頂部に形成され、スリーブを外嵌するために用いられ、該位置決め凸部は、該基盤の底面から突出するように、該スリーブ位置決め台の底部に突設されるとともに、該基盤と同心に設けられ、該位置決め凸部が選択的に前記ストッパ穴のうちの1つのストッパ穴内に延伸し、該スリーブ位置決め台は、該位置決め凸部を中心として該レール台に対して回転自在である
ことを特徴とする、回転移動式工具ホルダ。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記位置決め凸部の底端が円弧状凸面であることを特徴とする、請求項1に記載の回転移動式工具ホルダ。
【請求項3】
前記2つの側方スライドフレームの下方に取り付け溝が形成され、該2つの側方スライドフレームの下レールプレートの間に該取り付け溝と連通する上開口が形成され、
前記位置決めプレートが前記取り付け溝内に取り付けられる長尺の板体である
ことを特徴とする、請求項2に記載の回転移動式工具ホルダ。
【請求項4】
前記位置決めプレートの中央に当接部が上向きに突設され、該当接部が前記上開口内に延伸し、前記ストッパ穴が該当接部に凹設されることを特徴とする、請求項3に記載の回転移動式工具ホルダ。
【請求項5】
前記当接部の最も高い箇所が前記2つの側方スライドフレームの下レールプレートの上面よりも高いことを特徴とする、請求項4に記載の回転移動式工具ホルダ。
【請求項6】
前記位置決めプレートの相対する両側がそれぞれ前記2つの側方スライドフレームの下レールプレートと連結されることを特徴とする、請求項2に記載の回転移動式工具ホルダ。
【請求項7】
前記スリーブ位置決め台が本体と位置決めコラムを備え、
前記基盤が前記本体に形成され、
前記位置決めコラムが前記本体に結合されるとともに、該本体の底部から突出し、該位置決めコラムの該本体から突出する部分が前記位置決め凸部を形成する
ことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の回転移動式工具ホルダ。
【請求項8】
前記スリーブ位置決め台の位置決め凸部と前記基盤が一体成形された部材であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の回転移動式工具ホルダ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は工具ホルダに関し、特にスリーブの中心を位置決めしてスリーブを回転させ間隔を空けて移動させることができる、回転移動式工具ホルダに関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のスリーブホルダは主に、1つのレール台と複数のスリーブ位置決め台を備え、該各スリーブ位置決め台は、スリーブを外嵌してスリーブを該レール台に固定するために用いられ、ユーザが、前記レール台に対するスリーブの位置を調節しやすいように、前記各スリーブ位置決め台は通常、前記レール台に沿ってスライド可能となっている。また、ユーザがスリーブの外面に表示されている寸法番号やナンバーを目視にて識別しやすいように、前記各スリーブ位置決め台は通常、前記レール台に対して回転自在となっており、該スリーブ位置決め台に外嵌されるスリーブの該レール台に対する角度を調節できるようになっている。
【0003】
しかしながら、従来のスリーブホルダには、スリーブを迅速且つ簡単に移動又は回転させるために、前記レール台と前記複数のスリーブ位置決め台との間に固定装置が設けられておらず、該各スリーブ位置決め台が、外力の衝突により移動又は回転し、安定して位置決めを行えないという恐れがあることから、従来のスリーブホルダの位置決め効果は望ましいものではなく、改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
日本特許第JP6084596B2号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の欠点に鑑み、本発明は、スリーブを位置決めできるスリーブ位置決め台を、間隔を空けて移動させ且つ回転させることができる工具ホルダを提供するものであり、スリーブの相対位置を安定して位置決めできるようにすることを主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明では、スリーブの中心を位置決めしてスリーブを回転させ間隔を空けて移動させることができる工具ホルダを案出した。該工具ホルダは、
レール台及びスリーブ位置決め台を備え、
前記レール台は位置決めプレートと2つの側方スライドフレームを備え、該位置決めプレートは長尺に形成されるとともに、直線的に配列され且つ間隔を空けて形成された複数の円形のストッパ穴を有し、該2つの側方スライドフレームはそれぞれ該位置決めプレートの相対する両側に位置し、該各側方スライドフレームは上レールプレート、下レールプレート、及び該上レールプレートと該下レールプレートとの間に位置するスライドレールを有し、該各側方スライドフレームの上レールプレートは該位置決めプレートよりも高い位置にあり、該2つの側方スライドフレームのスライドレールの開口は相対するとともに互いに連通し、
前記スリーブ位置決め台は、移動及び回転自在に前記レール台に設置され、該スリーブ位置決め台は、円形の基盤、ソケット部及び位置決め凸部を備え、該基盤は前記2つの側方スライドフレームの上レールプレートと下レールプレートとの間に位置し、該基盤の径方向に相対する側が該2つの側方スライドフレームのスライドレール内に延伸すると共に、該2つの側方スライドフレームのスライドレールに沿って移動することができ、該ソケット部は該基盤の頂部に形成され、スリーブを外嵌するために用いられ、該位置決め凸部は、該基盤の底面から突出するように、該スリーブ位置決め台の底部に突設されるとともに、該基盤と同心に設けられ、該位置決め凸部が選択的に前記ストッパ穴のうちの1つのストッパ穴内に延伸し、該スリーブ位置決め台は、該位置決め凸部を中心として該レール台に対して回転自在である。
【0007】
前記位置決めプレートに直線的に排列され且つ間隔を空けて形成される位置決め穴を、前記スリーブ位置決め台の底部に突設される位置決め凸部と合わせて使うことで、該スリーブ位置決め台が前記2つの側方スライドフレームのスライドレールに沿って移動し、相対位置を調節する過程において、該位置決め凸部が該位置決めプレートの位置決め穴の1つに係合するため、該スリーブ位置決め台を段階的に移動させることができるとともに、該スリーブ位置決め台を安定して位置決めすることができ、さらに、該スリーブ位置決め台は該位置決め凸部を中心として前記レール台に対して回転自在であり、スライドして動くことはない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る第1の好ましい実施形態の使用状態を示す外観斜視図である。
本発明に係る第1の好ましい実施形態の分解斜視図である。
本発明に係る第1の好ましい実施形態のスリーブ位置決め台の分解斜視図である。
本発明に係る第1の好ましい実施形態のスリーブ位置決め台の部分断面図を含む端面図である。
本発明に係る第1の好ましい実施形態のスリーブ位置決め台の底面断面図である。
本発明に係る第2の好ましい実施形態のスリーブ位置決め台の部分断面図を含む斜視図である。
本発明に係る第2の好ましい実施形態のスリーブ位置決め台の部分断面図を含む端面図である。
本発明に係る第3の好ましい実施形態の分解斜視図である。
本発明に係る第3の好ましい実施形態のスリーブ位置決め台の部分断面図を含む端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1から図5に示すように、本発明のスリーブの中心を位置決めしてスリーブを回転させ間隔を空けて移動させることができる工具ホルダの第1の好ましい実施形態は、レール台10及びスリーブ位置決め台20を備える。
【0010】
前記レール台10は長尺のホルダ体であり、位置決めプレート15と2つの側方スライドフレーム12を備え、該位置決めプレート15は長尺に形成されるとともに、直線的に配列され且つ間隔を空けて形成された複数の円形のストッパ穴152を有し、該2つの側方スライドフレーム12はそれぞれ該位置決めプレート15の相対する両側に位置し、該各側方スライドフレーム12は、上レールプレート121、下レールプレート123、及び該上レールプレート121と該下レールプレート123との間に位置するスライドレール122を有し、該2つの側方スライドフレーム12のスライドレール122の開口は相対するとともに互いに連通し、該上レールプレート121と該下レールプレート123は、他方の側方スライドフレーム12から遠い側が連結プレート125で連結され、該各ストッパ穴152は該2つの側方スライドフレーム12の間に位置する。尚、該各ストッパ穴152は盲穴であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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