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公開番号
2025075969
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187523
出願日
2023-11-01
発明の名称
電動工具
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B25F
5/00 20060101AFI20250508BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】バッテリ式の電動工具において、例えば電動工具を落下させてしまった場合にバッテリが最初に床面に衝突することが想定される。本開示では電動工具の落下時等においてバッテリの損傷を低減することを目的とする。
【解決手段】本体ハウジング11に対して前後方向に変位可能にバッテリホルダ40が支持される。本体ハウジング11とバッテリホルダ40との間に第1弾性体50が介在される。ターミナル51がバッテリホルダ40に対して前後方向に変位可能に支持される。バッテリホルダ40とターミナル51との間に第2弾性体が介在される。バッテリホルダ40の下部にホルダ下部42が設けられる。本体ハウジング11に本体張出部60が設けられる。ホルダ下部42と本体ハウジング11の間に第3弾性体61が介在される。第1~第3弾性体により落下時等の衝撃が吸収されてバッテリの損傷が低減される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電動工具であって、
工具本体と、
前記工具本体に対して少なくとも上下方向に変位可能に支持されるバッテリホルダと、
前記工具本体と前記バッテリホルダとの間に介在される第1弾性体と、
前記バッテリホルダのホルダ本体部に対して前記上下方向に変位可能に支持され、かつ接続端子が設けられるターミナルと、
前記ホルダ本体部と前記ターミナルとの間に介在される第2弾性体と、
前記バッテリホルダに対して上方から下方に相対移動して取り付けられるバッテリの下面に対向して前記工具本体に設けられる第3弾性体と、を有する電動工具。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1記載の電動工具であって、
前記工具本体に対する前記バッテリホルダの変位により前記第1弾性体が弾性変形した後に、前記第3弾性体が弾性変形する電動工具。
【請求項3】
請求項2記載の電動工具であって、
前記第1弾性体は、前記工具本体に設けた本体側凹部と前記バッテリホルダに設けたホルダ側凹部とに跨って保持される電動工具。
【請求項4】
請求項3記載の電動工具であって、
前記本体側凹部と前記ホルダ側凹部の双方に前記第1弾性体の前後方向の変位を規制する前後壁が設けられ、
前記本体側凹部と前記ホルダ側凹部の一方に、前記第1弾性体の下方への変位を規制する下壁が設けられ、他方に前記第1弾性体の上方への変位を規制する上壁が設けられる電動工具。
【請求項5】
請求項1~4の何れか1つに記載の電動工具であって、
前記第1弾性体は、前記工具本体に保持される第1部と、前記バッテリホルダに保持される第2部と、前記第1部と前記第2部の間に設けられ、かつ前記第1部と前記第2部よりも弾性変形が容易な脆弱部を有する電動工具。
【請求項6】
請求項1~5の何れか1つに記載の電動工具であって、
前記工具本体に対して前記バッテリホルダを上下方向に変位可能に支持するガイド部を有し、
前記ガイド部の下側と上側のそれぞれに前記第1弾性体を介在させた電動工具。
【請求項7】
請求項1~6の何れか1つに記載の電動工具であって、
前記工具本体には、前記バッテリホルダの前方への変位を規制する前方規制部が設けられる電動工具。
【請求項8】
請求項1~7の何れか1つに記載の電動工具であって、
前記第1弾性体として、下側の前記第1弾性体と、上側の前記第1弾性体を有し、
前記下側の前記第1弾性体は、前記工具本体に保持される下部と、前記バッテリホルダに保持される上部を有し、
前記上側の前記第1弾性体は、前記工具本体に保持される上部と、前記バッテリホルダに保持される下部を有する電動工具。
【請求項9】
請求項1~8の何れか1つに記載の電動工具であって、
前記工具本体は、左右半割り構造の本体ハウジングを有する電動工具。
【請求項10】
請求項1~9の何れか1つに記載の電動工具であって、
打ち込み方向に移動して打ち込み具を打撃するドライバと、
前記ドライバを前記打ち込み方向に移動させるための動力を発生させる駆動源として電動モータを有する打ち込み工具である電動工具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリを取り付け可能な電動工具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1にバッテリを取り付け可能な手持ち式のグラインダが開示されている。この電動工具では、使用時におけるバッテリの振動低減や例えば落下時のバッテリに対する衝撃を吸収するための工夫がなされている。バッテリはバッテリホルダを介して工具本体に取り付けられる。バッテリホルダの複数個所に突起部を設け、各突起部に弾性部材が装着される。バッテリホルダは複数個所の弾性部材を介在させて工具本体に支持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10232479号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
振動吸収能力を高めようとすると弾性部材が多くなり、あるいは大きな弾性部材を用いる結果、電動工具の大型化を招きやすい。本開示では、電動工具の大型化を招くことなく、バッテリのより高い防振性及び耐衝撃性が発揮されるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの局面によれば、例えば電動工具は、工具本体と、工具本体に対して少なくとも上下方向に変位可能に支持されるバッテリホルダを有する。例えば電動工具は、工具本体とバッテリホルダとの間に介在される第1弾性体を有する。例えば電動工具は、バッテリホルダのホルダ本体部に対して上下方向に変位可能に支持され、かつ接続端子が設けられるターミナルを有する。例えば電動工具は、ホルダ本体部とターミナルとの間に介在される第2弾性体を有する。バッテリホルダに対して上方から下方に相対移動して取り付けられるバッテリの下面に対向して工具本体に設けられる第3弾性体を有する。
【0006】
従って、使用時におけるバッテリの振動低減や例えば落下時のバッテリに対する衝撃を吸収するための第1~第3弾性体が3か所に分散して介在される。これにより電動工具の大型化を招くことなく、バッテリの防振性及び耐衝撃性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
打ち込み工具の左側面図である。
図1中II-II線断面矢視図であって、工具本体の縦断面図である。本図はドライバが待機位置に位置する状態を示している。
打ち込み工具の右側面図である。本図は、右側の半割りハウジングを取り外して内部を露出させた状態で示されている。
バッテリ取付部の右側面図である。本図は、右側の半割りハウジングを取り外した状態で示されている。
バッテリホルダの斜視図である。本図は右斜め後方から見た状態を示している。
バッテリホルダの単体の斜視図である。本図は、右斜め前方から見た状態を示している。
バッテリホルダの単体の右側面図である。
バッテリホルダの斜視図である。本図は右半割りホルダを取り外した状態を示している。
バッテリ取付部の斜視図である。本図は、右半割りハウジングとバッテリホルダを取り外した状態を示している。
バッテリの斜視図である。
電動工具が床面上に落下した状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1つ又はそれ以上の実施態様において、例えば工具本体に対するバッテリホルダの変位により第1弾性体が弾性変形した後に、第3弾性体が弾性変形する。
【0009】
従って、先に第1弾性体が弾性変形した後に、第3弾性体が弾性変形してバッテリの振動及び衝撃が吸収される。
【0010】
1つ又はそれ以上の実施態様において、例えば第1弾性体は、工具本体に設けた本体側凹部とバッテリホルダに設けたホルダ側凹部とに跨って保持される。
(【0011】以降は省略されています)
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