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公開番号
2025103752
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221365
出願日
2023-12-27
発明の名称
電動作業機
出願人
株式会社マキタ
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B23D
47/00 20060101AFI20250702BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】電動作業機おける、切断ツールを覆うカバーの有無または位置を精度良く検出できるようにする。
【解決手段】電動作業機は、モータと、ツール装着部と、センサヘッドを有する導体検出部と、組合せ部材とを備える。ツール装着部は、切断ツールが装着されているか又は切断ツールが離脱可能に装着される。センサヘッドは、導電性を有する部材を非接触で感知する。組合せ部材は、センサヘッドから離間しており、カバー及び検出対象物を含む。カバーは、切断ツールの外周縁の一部を覆う。検出対象物は、カバーに取り付けられているかまたはカバーに含まれている。カバー及び/または検出対象物は、導体である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
モータと、
回転されることにより被加工材料を切断可能な切断ツールが装着されている、又は前記切断ツールが離脱可能に装着されるように構成され、前記モータの回転を前記切断ツールに伝達して前記切断ツールを回転させるように構成されたツール装着部と、
導電性を有する部材を非接触で感知するように構成されたセンサヘッドを有し、前記センサヘッドと前記部材との距離、前記部材の材質、及び/または前記部材の形状、に応じて変化する検出信号を出力するように構成された導体検出部と、
前記センサヘッドから離間して配置された組合せ部材であって、
前記切断ツールにおける回転方向に沿った外周縁のうちの一部の被覆領域を覆うように構成されたカバー、及び
前記カバーに取り付けられているかまたは前記カバーに含まれていて、前記カバーの位置に応じて前記センサヘッドとの距離が変化するように配置された検出対象物、
を含み、前記カバー及び/または前記検出対象物は導体であり、前記カバーが規定領域内にあるか否かに応じて前記検出信号が異なるように配置されており、前記カバーが前記規定領域内にあるとき前記カバーは前記被覆領域のうちの所定範囲以上を覆っている、
ように構成された組合せ部材と、
を備える電動作業機。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電動作業機であって、
前記導体検出部は、前記カバーに非接触で隣接している、
電動作業機。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の電動作業機であって、
前記検出信号により示される前記カバーの位置に基づく所定の処理を実行するように構成された制御回路を備える、
電動作業機。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の電動作業機であって、
前記カバーは、前記規定領域を含む所定の可動範囲内を移動可能に構成されている、
電動作業機。
【請求項5】
請求項4に記載の電動作業機であって、
前記規定領域は、前記可動範囲内において、第1規定位置から第2規定位置へ至り、
前記第1規定位置は、前記カバーが前記被覆領域を覆っている位置であって且つ前記カバーが前記可動範囲の端部にあるときの前記カバーの位置に対応する、
電動作業機。
【請求項6】
請求項5に記載の電動作業機であって、
前記モータを収容しており且つ前記組合せ部材が取り付けられた本体部と、
前記本体部を所定の回転角度の範囲内で回転可能に支持するように構成された支持体と、
を備え、
前記カバーは、(i)前記電動作業機の外部から接触による外力が加わっていないときは前記第1規定位置にあり、(ii)前記本体部が回転することに応じて、前記支持体に当接して前記支持体から前記外力を受け、その外力により前記第1規定位置から前記第2規定位置に向かって移動され、(iii)前記本体部が前記所定の回転角度回転されると前記第2規定位置に到達する、ように構成されている、
電動作業機。
【請求項7】
請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の電動作業機であって、
前記検出対象物は、前記カバーが前記規定領域内の少なくとも特定の位置にあるとき前記センサヘッドに対向するように、前記カバーに配置されている、
電動作業機。
【請求項8】
請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の電動作業機であって、
前記カバーは、前記切断ツールの回転軸を中心に前記切断ツールの周方向に沿って回動するように構成されており、
前記導体検出部は、前記カバーから、前記カバーの回転半径方向へ離間し、且つ前記回転半径方向において前記センサヘッドが前記カバーと対向するように、配置されている、
電動作業機。
【請求項9】
請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の電動作業機であって、
前記カバーは、前記切断ツールの回転軸を中心に前記切断ツールの周方向に沿って回動するように構成されており、
前記導体検出部は、前記カバーから、前記回転軸に沿った軸方向へ離間し、且つ前記軸方向において前記センサヘッドが前記カバーと対向するように、配置されている、
電動作業機。
【請求項10】
請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の電動作業機であって、
前記カバーは、前記切断ツールに対向している側板を備え、
前記検出対象物は、前記側板の内部に埋め込まれていて前記側板の外部に露出しない、
電動作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動作業機に設けられる部材の有無または位置を検出する技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電気丸鋸を開示している。この電気丸鋸は、鋸刃、電動機、安全カバー及び切換スイッチを備える。切換スイッチは、安全カバーが接触する可動部と、可動部により開または閉される接点を備える。安全カバーが閉じているとき、接点は開いている。安全カバーが開かれると、安全カバーによって可動部が移動され、これにより接点が閉じる。切換スイッチの状態に応じて(即ち安全カバーの位置に応じて)電動機の出力が変化される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭50-74895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、切換スイッチと安全カバーとの間に異物が介在したり、切換スイッチ自体に異物が混入したりすると、切換スイッチが安全カバーの位置に応じて適正に作動しない可能性がある。
【0005】
また、切換スイッチは安全カバーに接触するように配置されているため、安全カバーの開閉を切換スイッチが阻害する可能性がある。例えば、安全カバーに切換スイッチが干渉することによって、作業性が損なわれたり、作業結果に影響が生じたりする可能性がある。
【0006】
同様の問題は、各種の電動作業機において当該電動作業機に設けられるカバーの有無及び/または位置を物理的なスイッチを用いて検出する場合に同様に生じ得る。
本開示の1つの局面は、電動作業機おける、切断ツールを覆うカバーの有無または位置を精度良く検出できるようにする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示において、「第1の」、「第2の」等の用語は、要素を互いに区別することを意図しているに過ぎず、要素の順序または数を限定することを意図していない。したがって、第1の要素を第2の要素と称してもよいし、同様に、第2の要素を第1の要素と称してもよい。加えて、第2の要素を備えることなく、第1の要素を備えていてもよいし、同様に、第1の要素を備えることなく、第2の要素を備えていてもよい。
【0008】
本開示の1つの局面は、モータと、ツール装着部と、導体検出部と、組合せ部材とを備える電動作業機を提供する。
ツール装着部は、切断ツールが装着されているか又は切断ツールが離脱可能に装着される。切断ツールは、回転されることにより被加工材料を切断可能である。ツール装着部は、モータの回転を切断ツールに伝達して切断ツールを回転させる。
【0009】
導体検出部は、センサヘッドを有する。センサヘッドは、導電性を有する部材を非接触で感知する。導体検出部は、検出信号を出力する。検出信号は、センサヘッドと前記部材との距離、前記部材の材質、及び/または前記部材の形状、に応じて変化する。
【0010】
組合せ部材は、センサヘッドから離間して配置されており、カバー及び検出対象物を備える。
カバーは、切断ツールにおける被覆領域を覆う。被覆領域は、切断ツールにおける、回転方向に沿った外周縁のうちの一部である。
(【0011】以降は省略されています)
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