TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025103990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221783
出願日
2023-12-27
発明の名称
電気機器および運搬ケース
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H05K
5/02 20060101AFI20250702BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】電気機器の利便性を向上することが可能な技術を提供する。
【解決手段】電気機器は、収容空間を規定する本体ケースと、本体ケースに設けられており、電動工具の電源に用いられるバッテリパックが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部と、本体ケースに設けられており、バッテリ取付部を介してバッテリパックに電気的に接続する外部端子と、本体ケースの左面に設けられており、ユーザが把持可能な左側把持部を含む左側ハンドルと、本体ケースの右面に設けられており、ユーザが把持可能な右側把持部を含む右側ハンドルと、を備える。左側ハンドルは、本体ケースに対して、左側下降位置と、左側下降位置に比して左側把持部が上昇した左側上昇位置と、の間で移動可能となっている。右側ハンドルは、本体ケースに対して、右側下降位置と、右側下降位置に比して右側把持部が上昇した右側上昇位置と、の間で移動可能となっている。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
収容空間を規定する本体ケースと、
前記本体ケースに設けられており、電動工具の電源に用いられるバッテリパックが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部と、
前記本体ケースに設けられており、前記バッテリ取付部を介して前記バッテリパックに電気的に接続する外部端子と、
前記本体ケースの左面に設けられており、ユーザが把持可能な左側把持部を含む左側ハンドルと、
前記本体ケースの右面に設けられており、ユーザが把持可能な右側把持部を含む右側ハンドルと、を備えており、
前記左側ハンドルは、前記本体ケースに対して、左側下降位置と、前記左側下降位置に比して前記左側把持部が上昇した左側上昇位置と、の間で移動可能となっており、
前記右側ハンドルは、前記本体ケースに対して、右側下降位置と、前記右側下降位置に比して前記右側把持部が上昇した右側上昇位置と、の間で移動可能となっている、電気機器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記左側ハンドルは、前記本体ケースに対して、前記左側下降位置と前記左側上昇位置との間で左側ハンドル回転軸を中心に回転可能となっており、
前記左側ハンドルが前記左側下降位置にある場合、前記左側把持部の上端が、前記左側ハンドル回転軸よりも下方に配置され、
前記左側ハンドルが前記左側上昇位置にある場合、前記左側把持部の下端が、前記左側ハンドル回転軸よりも上方に配置され、
前記右側ハンドルは、前記本体ケースに対して、前記右側下降位置と前記右側上昇位置との間で右側ハンドル回転軸を中心に回転可能となっており、
前記右側ハンドルが前記右側下降位置にある場合、前記右側把持部の上端が、前記右側ハンドル回転軸よりも下方に配置され、
前記右側ハンドルが前記右側上昇位置にある場合、前記右側把持部の下端が、前記右側ハンドル回転軸よりも上方に配置される、請求項1の電気機器。
【請求項3】
前記左側ハンドル回転軸および前記右側ハンドル回転軸は、前記電気機器を上下方向に二等分する水平面よりも上方に配置される、請求項2の電気機器。
【請求項4】
前記左側ハンドルが前記左側上昇位置にある場合、前記左側把持部の下端が、前記電気機器を上下方向に二等分する水平面よりも上方に配置され、
前記右側ハンドルが前記右側上昇位置にある場合、前記右側把持部の下端が、前記電気機器を上下方向に二等分する前記水平面よりも上方に配置される、請求項1から3の何れか一項の電気機器。
【請求項5】
前記本体ケースの前記収容空間は、上方に開放されており、
前記電気機器は、前記本体ケースの上方に設けられており、前記収容空間を開閉する蓋をさらに備えており、
前記左側ハンドルが前記左側上昇位置にある場合、前記左側把持部の上端が、前記本体ケースの上端よりも上方に配置され、
前記右側ハンドルが前記右側上昇位置にある場合、前記右側把持部の上端が、前記本体ケースの上端よりも上方に配置される、請求項1から4の何れか一項の電気機器。
【請求項6】
前記左側ハンドルが前記左側上昇位置にある場合、前記本体ケースの外面と前記左側把持部の外面との間の距離が、25mm以上となり、
前記右側ハンドルが前記右側上昇位置にある場合、前記本体ケースの外面と前記右側把持部の外面との間の距離が、25mm以上となる、請求項1から5の何れか一項の電気機器。
【請求項7】
前記本体ケースに対して、前記収容空間を開放する開位置と、前記収容空間を閉鎖する閉位置と、の間で移動可能な蓋をさらに備えており、
前記蓋が閉位置にあり、かつ、前記左側ハンドルが前記左側上昇位置にある場合、前記蓋の外面と前記左側把持部の外面との間の距離が、25mm以上となり、
前記蓋が閉位置にあり、かつ、前記右側ハンドルが前記右側上昇位置にある場合、前記蓋の外面と前記右側把持部の外面との間の距離が、25mm以上となる、請求項1から6の何れか一項の電気機器。
【請求項8】
前記左側ハンドルが前記左側上昇位置にあり、かつ、前記右側ハンドルが前記右側上昇位置にある場合、前記左側把持部の下端および前記右側把持部の下端が、前記バッテリ取付部に前記バッテリパックを取り付けた状態での前記電気機器の重心よりも上方に配置される、請求項1から7の何れか一項の電気機器。
【請求項9】
前記本体ケースは、前後方向が短手方向となり、左右方向が長手方向となる略直方体形状を有している、請求項1から8の何れか一項の電気機器。
【請求項10】
前記バッテリ取付部は、前記収容空間の内部に配置される、請求項1から9の何れか一項の電気機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、電気機器および運搬ケースに関する。
続きを表示(約 4,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、収容空間を規定する本体ケースと、前記本体ケースの左面に設けられており、ユーザが把持可能な左側把持部を含む左側ハンドルと、前記本体ケースの右面に設けられており、ユーザが把持可能な右側把持部を含む右側ハンドルと、を備える運搬ケースが開示される。前記左側ハンドルおよび前記右側ハンドルは、それぞれ、本体ケースに対する位置が固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第115157197号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の運搬ケースに、バッテリパックが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部と、前記バッテリ取付部を介して前記バッテリパックに電気的に接続する外部端子と、を設けることで、運搬ケースを、例えばバッテリパックの充放電が可能な電気機器として機能させることができる。しかしながら、この電気機器のユーザは、本体ケースに対して位置が固定された左側ハンドルおよび/または右側ハンドルを、不便に感じることがある。本明細書では、電気機器の利便性を向上することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する電気機器は、収容空間を規定する本体ケースと、前記本体ケースに設けられており、電動工具の電源に用いられるバッテリパックが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部と、前記本体ケースに設けられており、前記バッテリ取付部を介して前記バッテリパックに電気的に接続する外部端子と、前記本体ケースの左面に設けられており、ユーザが把持可能な左側把持部を含む左側ハンドルと、前記本体ケースの右面に設けられており、ユーザが把持可能な右側把持部を含む右側ハンドルと、を備える。前記左側ハンドルは、前記本体ケースに対して、左側下降位置と、前記左側下降位置に比して前記左側把持部が上昇した左側上昇位置と、の間で移動可能となっている。前記右側ハンドルは、前記本体ケースに対して、右側下降位置と、前記右側下降位置に比して前記右側把持部が上昇した右側上昇位置と、の間で移動可能となっている。
【0006】
本体ケースに対する左側把持部(右側把持部)の位置が上方にあると、ユーザが左側把持部(右側把持部)を把持して電気機器を持ち運ぶ際に、ユーザから見た電気機器の重心の位置が低くなるので、ユーザが電気機器を安定して持ち運ぶことができる。一方で、本体ケースに対する左側把持部(右側把持部)の位置が上方にあると、例えばユーザが収容空間に物を出し入れする際に、左側把持部(右側把持部)が邪魔になることがある。上記の構成によれば、ユーザは、本体ケースに対する左側把持部(右側把持部)の上下位置を変更することができる。このため、例えばユーザが電気機器を持ち運ぶ際には、本体ケースに対して左側把持部(右側把持部)を上昇させることができるので、ユーザが電気機器を安定して持ち運ぶことができる。また、ユーザが収容空間に物を出し入れする際には、本体ケースに対して左側把持部(右側把持部)を下降させることができるので、左側把持部(右側把持部)が邪魔になることを抑制できる。従って、上記の構成によれば、電気機器の利便性を向上することができる。
【0007】
本明細書が開示する運搬ケースは、手動工具と、電動工具と、前記電動工具の電源に用いられるバッテリパックと、のうち少なくとも一つをユーザが運搬するための運搬ケースである。前記運搬ケースは、収容空間を規定する本体ケースと、前記本体ケースの左面に設けられており、ユーザが把持可能な左側把持部を含む左側ハンドルと、前記本体ケースの右面に設けられており、ユーザが把持可能な右側把持部を含む右側ハンドルと、を備える。前記左側ハンドルは、前記本体ケースに対して、左側下降位置と、前記左側下降位置に比して前記左側把持部が上昇した左側上昇位置と、の間で左側ハンドル回転軸を中心に回転可能となっている。前記左側ハンドルが前記左側下降位置にある場合、前記左側把持部の上端が、前記左側ハンドル回転軸よりも下方に配置される。前記左側ハンドルが前記左側上昇位置にある場合、前記左側把持部の下端が、前記左側ハンドル回転軸よりも上方に配置される。前記右側ハンドルは、前記本体ケースに対して、右側下降位置と、前記右側下降位置に比して前記右側把持部が上昇した右側上昇位置と、の間で右側ハンドル回転軸を中心に回転可能となっている。前記右側ハンドルが前記右側下降位置にある場合、前記右側把持部の上端が、前記右側ハンドル回転軸よりも下方に配置される。前記右側ハンドルが前記右側上昇位置にある場合、前記右側把持部の下端が、前記右側ハンドル回転軸よりも上方に配置される。
【0008】
本体ケースに対する左側把持部(右側把持部)の位置が上方にあると、ユーザが左側把持部(右側把持部)を把持して運搬ケースを持ち運ぶ際に、ユーザから見た運搬ケースの重心の位置が低くなるので、ユーザが運搬ケースを安定して持ち運ぶことができる。一方で、本体ケースに対する左側把持部(右側把持部)の位置が上方にあると、例えばユーザが収容空間に物を出し入れする際に、左側把持部(右側把持部)が邪魔になることがある。上記の構成によれば、ユーザは、本体ケースに対する左側把持部(右側把持部)の上下位置を変更することができる。このため、例えばユーザが運搬ケースを持ち運ぶ際には、本体ケースに対して左側把持部(右側把持部)を上昇させることができるので、ユーザが運搬ケースを安定して持ち運ぶことができる。また、ユーザが収容空間に物を出し入れする際には、本体ケースに対して左側把持部(右側把持部)を下降させることができるので、左側把持部(右側把持部)が邪魔になることを抑制できる。従って、上記の構成によれば、運搬ケースの利便性を向上することができる。さらに上記の構成によれば、左側把持部(右側把持部)の上端を左側ハンドル回転軸(右側ハンドル回転軸)よりも上方まで上昇させることができるので、ユーザが電気機器を持ち運ぶ際に、ユーザから見た電気機器の重心の位置を十分に低くすることができる。これにより、ユーザが電気機器を安定して持ち運ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る充電器2の、蓋6を開位置とした状態を、後方左方上方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6を閉位置とした状態を、後方左方上方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、トレー部材10の構成を示す図である。
実施例1に係る充電器2の内部構造を示す断面図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6を閉位置とした状態を、前方右方下方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、連結機構34の構成を示す図である。
実施例1に係る連結機構34の、第1連結部材36および第2連結部材38の取り外し手順を示す図である。
実施例1に係る連結機構34の、第1連結部材36および第2連結部材38の取り外し手順を示す別の図である。
実施例1に係る連結機構34の、第1連結部材36および第2連結部材38の取り外し手順を示すさらに別の図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6が取り外され、かつ、図1および図2に示す姿勢とは異なる姿勢で載置面Pに載置された状態を示す図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6が取り外され、かつ、図1、図2、および図10に示す姿勢とは異なる姿勢で載置面Pに載置された状態を示す図である。
実施例1に係る蓋6およびシール部材110を前方左方下方から見た図である。
実施例1に係る充電器2を後方左方上方から見た図であって、蓋6のクリア面112と模様付き面114を模式的に可視化した図である。
実施例1に係る充電器2を上方から見た図であって、蓋6のクリア面112と模様付き面114を模式的に可視化した図である。
実施例1に係る充電器2を前方右方下方から見た図であって、蓋6のクリア面112と模様付き面114を模式的に可視化した図である。
実施例1に係る充電器2の、左側ハンドル124を左側下降位置とし、かつ、右側ハンドル136を右側下降位置とした状態を、前方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、左側ハンドル124を左側上昇位置とし、かつ、右側ハンドル136を右側上昇位置とした状態を、前方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6の上に本体ケース4が載置され、係合部材162と係合受け部164が互いに係合した状態を、前方左方上方から見た図である。
実施例1に係る係合部材162を後方右方上方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、係合部材162を係合受け部164に係合させる途中の状態を示す図である。
実施例2に係る充電器202の、トレー部材204の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された電気機器および運搬ケースを提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社コロナ
電気機器
8日前
日本精機株式会社
駆動装置
2か月前
日本精機株式会社
回路基板
1か月前
株式会社遠藤照明
照明装置
20日前
キヤノン株式会社
電子機器
12日前
三菱電機株式会社
電子機器
2か月前
株式会社プロテリアル
シールド材
2か月前
メクテック株式会社
配線基板
12日前
イビデン株式会社
プリント配線板
7日前
トキコーポレーション株式会社
照明器具
6日前
イビデン株式会社
プリント配線板
15日前
個人
電子機器収納ユニット
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
7日前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
7日前
新電元工業株式会社
充電装置
5日前
メクテック株式会社
伸縮性配線基板
19日前
メクテック株式会社
配線モジュール
12日前
新光電気工業株式会社
配線基板
1か月前
株式会社タクミ精工
除電ブラシ
1か月前
TDK株式会社
配線基板
19日前
昭栄化学工業株式会社
焼成型導電性ペースト
20日前
マクセルイズミ株式会社
加熱ユニット
19日前
信越ポリマー株式会社
配線基板
2か月前
株式会社デンソー
電子装置
28日前
株式会社デンソー
電子装置
1か月前
ホシザキ株式会社
LED駆動装置
1か月前
ダイニック株式会社
面状発熱体および水性塗料
2か月前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
22日前
Astemo株式会社
電子装置
2か月前
住友ベークライト株式会社
基板の製造方法
2か月前
ヤマハ発動機株式会社
リール保持機構
1か月前
NISSHA株式会社
電子部品
1か月前
北川工業株式会社
スペーサ
1か月前
アイホン株式会社
ケース体における防水構造
1か月前
続きを見る
他の特許を見る