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公開番号2025114106
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008566
出願日2024-01-24
発明の名称接地体、及び、接地体を備える草刈機
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類A01D 34/90 20060101AFI20250729BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】接地体が破損する可能性を低減するとともに、接地体を交換すべきタイミングをユーザに知らせることができる技術を提供する。
【解決手段】接地体は、地面に接地する接地部と、接地部から径方向の外側、及び、上方に延びる曲面形状を有する曲面部と、その少なくとも一部が曲面部に設けられている溝部と、を備えている。溝部は、第1形状を有する第1溝部と、第1溝部と連通しており、第1形状とは異なる第2形状を有する第2溝部と、を備えている。第2溝部の上端は、第1溝部の上端よりも上方に位置している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
草刈機の刈刃シャフトに取付けられる接地体であって、
地面に接地する接地部と、
前記接地部から径方向の外側、及び、上方に延びる曲面形状を有する曲面部と、
その少なくとも一部が前記曲面部に設けられている溝部と、を備えており、
前記溝部は、第1形状を有する第1溝部と、前記第1溝部と連通しており、第1形状とは異なる第2形状を有する第2溝部と、を有しており、
前記第2溝部の上端は、前記第1溝部の上端よりも上方に位置している、
接地体。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記接地体を下方から見た場合に、前記第2溝部は、前記第1溝部の内側に配置されている、請求項1に記載の接地体。
【請求項3】
前記接地体を下方から見た場合に、
前記第1溝部は、円周方向に沿った長手方向を有する形状を有しており、
前記第2溝部は、円形状を有している、請求項2に記載の接地体。
【請求項4】
前記接地体は、複数の前記溝部をさらに備え、
前記複数の溝部は、円周方向に等間隔に配置されている、請求項1に記載の接地体。
【請求項5】
前記接地体は、さらに、
前記接地体を前記刈刃シャフトに取付けるための取付部と、
前記接地部、前記曲面部、及び、前記溝部を有する本体部と、を備え、
前記接地体は、ナット部材によって前記刈刃シャフトに取付けられ、
前記取付部は、前記刈刃シャフトが通過する貫通孔を有しており、
前記第2溝部の上端は、前記刈刃シャフトの下端及び前記ナット部材の下端よりも下方に位置している、請求項1に記載の接地体。
【請求項6】
操作棹と、
前記操作棹の前部に設けられている刈刃シャフトと、
前記刈刃シャフトに取付けられている刈刃と、
前記刈刃よりも下方において前記刈刃シャフトに取付けられており、地面に接地する接地体と、を備え、
前記接地体は、
地面に接地する接地部と、
前記接地部から径方向の外側、及び、上方に延びる曲面形状を有する曲面部と、
その少なくとも一部が前記曲面部に設けられている溝部と、を備え
前記溝部は、第1形状を有する第1溝部と、前記第1溝部と連通しており、第1形状とは異なる第2形状を有する第2溝部と、を有しており、
前記第2溝部の上端は、前記第1溝部の上端よりも上方に位置している、
草刈機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、接地体、及び、接地体を備える草刈機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、草刈機の刈刃シャフトに取付けられる接地体が開示されている。この接地体は、地面に接地する本体部を備えている。本体部には、本体部の内周面から外周面に向けて陥凹した有底の凹部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-35731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
草刈機が利用される場合に、地面に接地する本体部が摩耗していく。本体部の摩耗がある程度の所まで進んだ時点において、接地体を交換する必要がある。特許文献1では、本体部の凹部を利用して、接地体を交換すべきタイミングをユーザに知らせている。具体的には、本体部が摩耗する前の状態においては、本体部の凹部は、外から見えない。本体部が摩耗して、本体部の凹部が貫通孔に変化する場合に、本体部の凹部に相当する部分を外から見ることができる。特許文献1では、このようなタイミングを、接地体を交換すべきタイミングとして知らせている。しかしながら、このような構成では、本体部が摩耗して凹部が貫通孔に変化すると、本体部の強度が低下する。このため、ユーザが接地体を交換するタイミングであることに気付かずに、接地体を利用し続けると、接地体の本体部が破損し得る。
【0005】
本明細書では、接地体が破損する可能性を低減するとともに、接地体を交換すべきタイミングをユーザに知らせることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、草刈機の刈刃シャフトに取付けられる接地体を開示する。前記接地体は、地面に接地する接地部と、前記接地部から径方向の外側、及び、上方に延びる曲面形状を有する曲面部と、その少なくとも一部が前記曲面部に設けられている溝部と、を備えてもよい。前記溝部は、第1形状を有する第1溝部と、前記第1溝部と連通しており、第1形状とは異なる第2形状を有する第2溝部と、を有してもよい。前記第2溝部の上端は、前記第1溝部の上端よりも上方に位置してもよい。
【0007】
また、本明細書は、草刈機を開示する。前記草刈機は、操作棹と、前記操作棹の前部に設けられている刈刃シャフトと、前記刈刃シャフトに取付けられている刈刃と、前記刈刃よりも下方において前記刈刃シャフトに取付けられており、地面に接地する接地体と、を備えてもよい。前記接地体は、地面に接地する接地部と、前記接地部から径方向の外側、及び、上方に延びる曲面形状を有する曲面部と、その少なくとも一部が前記曲面部に設けられている溝部と、を備えてもよい。前記溝部は、第1形状を有する第1溝部と、前記第1溝部と連通しており、第1形状とは異なる第2形状を有する第2溝部と、を有してもよい。前記第2溝部の上端は、前記第1溝部の上端よりも上方に位置してもよい。
【0008】
上記の構成によると、本体部が摩耗していくことに応じて、本体部の外周面に沿った溝の形状が第1形状から第2形状に変化する。溝の形状が、曲面部に表れているので、ユーザは、溝の形状が第1形状から第2形状に変化する場合に、接地体を交換すべきタイミングであることを知ることができる。このため、本体部に貫通孔が形成される前に、接地体が交換される。従って、接地体が破損する可能性を低減するとともに、接地体を交換すべきタイミングをユーザに知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の草刈機2を右方から見た右側面図である。
実施例の草刈機2の右方断面図である。
図2の右方断面図の一部を拡大した図である。
実施例の取付部70を上方右方前方から見た斜視図である。
実施例の取付部70を上方右方前方から見た斜視図である。
実施例の本体部72の下面図である。
実施例の本体部72の後方断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された接地体及び草刈機を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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