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公開番号2025124105
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024019918
出願日2024-02-14
発明の名称穴開け装置
出願人有限会社東北マシン・テクノ
代理人個人
主分類A01C 5/04 20060101AFI20250819BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】簡易な構成で、いちごの苗等を定植する穴を効率よく開けることのできる穴開け装置を提供する。
【解決手段】移動手段(走行用車輪3)と、移動手段と共に移動し、鉛直方向に移動可能な複数のドリル4と、複数のドリル4の各々の下端に固定された穴開け用工具5と、複数のドリル4を所定の位置から下降させるハンドル7と、ハンドル7を下降位置から所定の位置に戻す復帰手段(引きばね(コイルばね)8)と、複数のドリル4の各々を回転させる回転手段とを備える穴開け装置1。穴開け用工具5は、相対向する一対の棒状部材5a、5bを備え、棒状部材5a、5bは下方に向かうに従って両者間の間隔が漸減するようにしてもよい。一対の棒状部材5a、5bの横断面をL字状として、2つの横断面が下面視で互いに点対称となるように形成してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動手段と、
該移動手段と共に移動し、鉛直方向に移動可能な複数のドリルと、
該複数のドリルの各々の下端に固定された穴開け用工具と、
前記複数のドリルを所定の位置から下降させるハンドルと、
該ハンドルを下降位置から前記所定の位置に戻す復帰手段と、
前記複数のドリルの各々を回転させる回転手段とを備えることを特徴とする穴開け装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記移動手段は、複数の走行用車輪であることを特徴とする請求項1に記載の穴開け装置。
【請求項3】
前記穴開け用工具は、相対向する一対の棒状部材を備え、該棒状部材は下方に向かうに従って両者間の間隔が漸減することを特徴とする請求項1又は2に記載の穴開け装置。
【請求項4】
前記穴開け用工具の相対向する一対の棒状部材は、横断面がL字状であって、2つの横断面が下面視で互いに点対称となるように形成されることを特徴とする請求項3に記載の穴開け装置。
【請求項5】
前記複数のドリルの各々の下端に固定された穴開け用工具は同一高さに保持され、該複数のドリルは、前記ハンドルによって一体的に下降することを特徴とする請求項1又は2に記載の穴開け装置。
【請求項6】
前記復帰手段は、前記ハンドルと前記複数のドリルを固定するドリル固定部材の間に介在し、前記ハンドルが下降するに従って伸長するコイルばねであることを特徴とする請求項1又は2に記載の穴開け装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、いちごを高設プランタで栽培する際に、いちごの苗を定植する穴を開けるためなどに用いる穴開け装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
いちごの苗等を定植する際には、多くの穴を開ける必要があり、特に高設栽培においては作業位置が高くなるため、人力で穴開け作業を行うと相当の労力を要する。一方、穴開け作業を機械を用いて自動化することも考えられるが、自動化に要するコストが高く、採算が取れなくなるおそれもある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、特に高設プランタを用いて栽培する際に、簡易な構成で、いちごの苗等を定植する穴を効率よく開けることのできる穴開け装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため、本発明は、穴開け装置であって、移動手段と、該移動手段と共に移動し、鉛直方向に移動可能な複数のドリルと、該複数のドリルの各々の下端に固定された穴開け用工具と、前記複数のドリルを所定の位置から下降させるハンドルと、該ハンドルを下降位置から前記所定の位置に戻す復帰手段と、前記複数のドリルの各々を回転させる回転手段とを備えることを特徴とする。
【0005】
本発明によれば、移動手段で複数のドリルを移動させ、ハンドルによって複数のドリルを下降させることで穴開け用工具で複数の穴を開けることができるため、簡易な構成で、いちごの苗等を定植する穴を効率よく開けることができる。
【0006】
前記穴開け装置において、前記移動手段を複数の走行用車輪とすることができ、走行用車輪を高設ベンチの外枠に沿って走行させることで、高設プランタに好適に用いることができる。
【0007】
また、前記穴開け用工具は、相対向する一対の棒状部材を備え、該棒状部材は下方に向かうに従って両者間の間隔が漸減することで、効率よく穴開けを行うことができる。
【0008】
さらに、前記穴開け用工具の相対向する一対の棒状部材の横断面をL字状とし、2つの横断面が下面視で互いに点対称となるように形成することで、棒状部材が互いに近接する方向に曲がることを防止すると共に、棒状部材によって撹拌された土が棒状部材の間から逃げるのを妨げることがないため、長期間安定して定植に好適な穴を開け続けることができる。
【0009】
また、前記複数のドリルの各々の下端に固定された穴開け用工具を同一高さに保持し、該複数のドリルを前記ハンドルによって一体的に下降させることで、同一深さの穴を迅速に開けることができる。
【0010】
さらに、前記復帰手段を、前記ハンドルと前記複数のドリルを固定するドリル固定部材の間に介在し、前記ハンドルが下降するに従って伸長するコイルばねとすることで、ハンドルを元の位置に簡単に戻すことができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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