TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025122818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018498
出願日
2024-02-09
発明の名称
バイス及びレシプロソー
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B23D
49/16 20060101AFI20250815BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】チェーンを有するバイスを被削材に固定するときの作業性の低下を抑制すること。
【解決手段】レシプロソーに取り付けられるバイスは、ピンを有し、被削材に巻かれるチェーンと、ピンが挿入される挿入空間と、挿入空間に設けられピンが引っ掛けられる凹部と、を有し、被削材に当接されるバイスベースと、チェーンに連結され、被削材に巻かれたチェーンを引っ張るように操作される締付具と、凹部に引っ掛けられたピンの脱落を防止する弾性部材と、を備える。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
レシプロソーに取り付けられるバイスであって、
ピンを有し、被削材に巻かれるチェーンと、
前記ピンが挿入される挿入空間と、前記挿入空間に設けられ前記ピンが引っ掛けられる凹部と、を有し、被削材に当接されるバイスベースと、
前記チェーンに連結され、前記被削材に巻かれた前記チェーンを引っ張るように操作される締付具と、
前記凹部に引っ掛けられた前記ピンの脱落を防止する弾性部材と、を備える、
バイス。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記凹部は、前記ピンの左端部及び右端部のそれぞれが引っ掛けられるように、前記挿入空間に一対設けられ、
前記弾性部材は、前記バイスベースに取り付けられる一対のリーフスプリングを含み、
一対の前記弾性部材は、前記挿入空間の挿入口に配置され、
一対の前記弾性部材の距離は、前記ピンの長さよりも短い、
請求項1に記載のバイス。
【請求項3】
前記バイスベースは、左壁部と、前記左壁部に対向する右壁部と、を有し、
前記挿入空間は、前記左壁部と前記右壁部との間に設けられ、
前記弾性部材は、前記左壁部及び前記右壁部のそれぞれに支持される、
請求項2に記載のバイス。
【請求項4】
前記弾性部材は、
前記バイスベースに固定される第1部分と、
前記第1部分よりも前記チェーンに近い位置に配置される第2部分と、
前記第1部分と前記第2部分とを繋ぐ折り返し部分と、を有し、
一対の前記第2部分の距離が、前記ピンの長さよりも短い、
請求項3に記載のバイス。
【請求項5】
前記第2部分は、前記凹部を覆うように配置される、
請求項4に記載のバイス。
【請求項6】
前記挿入空間の外側から前記第1部分を支持する支持プレートと、
前記支持プレート及び前記第1部分のそれぞれを前記バイスベースに固定するねじと、を備える、
請求項4に記載のバイス。
【請求項7】
前記締付具は、ヒンジ部を介してレバーに連結されるロッドと、前記ロッドの下端部に連結され、前記被削材に巻き付けられた前記チェーンの一端部を保持する保持部材と、を有し、
前記弾性部材は、前記ロッドの周囲に配置され、前記凹部に引っ掛けられたピンが前記凹部の内面に押し付けられるように弾性力を発生するコイルスプリングを含む、
請求項1に記載のバイス。
【請求項8】
前記ピンが前記凹部に引っ掛けられた状態で、前記被削材が前記チェーンで締め付けられるように、前記レバーが回される、
請求項7に記載のバイス。
【請求項9】
レシプロソーに取り付けられるバイスであって、
被削材に当接されるバイスベースと、
前記バイスベースに支持され、前記被削材に巻かれるチェーンと、
前記チェーンに連結され、前記被削材に巻かれた前記チェーンを引っ張るように操作される締付具と、
前記バイスベースに取り付けられ、少なくとも一部が弾性変形する一対のゲート部材と、を備え、
前記バイスベースは、前記チェーンのピンが挿入される挿入空間に設けられ、前記ピンの左端部及び右端部のそれぞれが引っ掛けられる一対の凹部を有し、
一対の前記ゲート部材は、前記挿入空間の挿入口に配置され、
一対の前記ゲート部材の距離は、前記ピンの長さよりも短い、
バイス。
【請求項10】
モータと、
前記モータよりも前側に配置され、前記モータの回転力に基づいてブレードを往復動させる往復動変換機構と、
前記モータよりも前側に配置され、請求項1に記載のバイスが装着されるバイス装着部と、を備える、
レシプロソー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、バイス及びレシプロソーに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
レシプロソーに係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、バイスが取り付けられるレシプロソーが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平3-19623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鋼管等の被削材にバイスを固定する場合、作業者は、バイスベースを被削材に当接させ、チェーンを被削材に巻き付けた後、バイスベースに設けられている凹部にチェーンのピンを引っ掛ける。作業者は、バイスベースの凹部にチェーンのピンを引っ掛けた後、レバーを回す。レバーが回されると、チェーンが引っ張られて被削材がチェーンで締め付けられる。被削材がチェーンで締め付けられることにより、バイスが被削材に固定される。チェーンのピンをバイスベースの凹部に引っ掛けた後、チェーンがバイスベースから脱落する可能性がある。チェーンがバイスベースから脱落し易い場合、被削材にバイスを固定するときの作業性が低下する。
【0005】
本明細書で開示する技術は、チェーンを有するバイスを被削材に固定するときの作業性の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、レシプロソーに取り付けられるバイスを開示する。バイスは、ピンを有し、被削材に巻かれるチェーンと、ピンが挿入される挿入空間と、挿入空間に設けられピンが引っ掛けられる凹部と、を有し、被削材に当接されるバイスベースと、チェーンに連結され、被削材に巻かれたチェーンを引っ張るように操作される締付具と、凹部に引っ掛けられたピンの脱落を防止する弾性部材と、を備えてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、チェーンを有するバイスを被削材に固定するときの作業性の低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係るレシプロソーを示す前側からの斜視図である。
図2は、第1実施形態に係るレシプロソーを示す後側からの斜視図である。
図3は、第1実施形態に係るレシプロソーを上側から見た図である。
図4は、第1実施形態に係るレシプロソーを下側から見た図である。
図5は、第1実施形態に係るレシプロソーを右側から見た図である。
図6は、第1実施形態に係るレシプロソーを示す断面図である。
図7は、第1実施形態に係るレシプロソーを示す後側からの分解斜視図である。
図8は、第1実施形態に係るバイスを示す前側からの斜視図である。
図9は、第1実施形態に係るバイスを示す後側からの斜視図である。
図10は、第1実施形態に係るバイスを右側から見た図である。
図11は、第1実施形態に係るバイスを示す断面図である。
図12は、第1実施形態に係るバイスの一部を示す断面図である。
図13は、第1実施形態に係るバイスの一部を示す後側からの斜視図である。
図14は、第1実施形態に係るバイスベースに装着される前のチェーンの一部を示す後側からの斜視図である。
図15は、第1実施形態に係るバイスの一部を示す後側からの分解斜視図である。
図16は、第1実施形態に係るバイスの一部を上側から見た図である。
図17は、第1実施形態に係る弾性部材を示す後側からの斜視図である。
図18は、第1実施形態に係る挿入空間に挿入される直前のチェーンの一部を右側から見た図である。
図19は、実施形態に係るレシプロソーの前部を示す斜視図である。
図20は、実施形態に係るスライダとブレードとの固定構造を示す斜視図である。
図21は、実施形態に係るレシプロソーの前部を下側から見た図である。
図22は、実施形態に係るブレードクランプを交換する方法を説明するための図である。
図23は、実施形態に係るブレードクランプを交換する方法を説明するための図である。
図24は、第2実施形態に係るバイスを被削材に固定する方法を説明するための断面図である。
図25は、第2実施形態に係るバイスを被削材に固定する方法を説明するための断面図である。
図26は、第2実施形態に係るバイスを被削材に固定する方法を説明するための断面図である。
図27は、第2実施形態に係るバイスを被削材に固定する方法を説明するための断面図である。
図28は、第3実施形態に係るバイスの一部を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1つ又はそれ以上の実施形態において、バイスは、ピンを有し、被削材に巻かれるチェーンと、ピンが挿入される挿入空間と、挿入空間に設けられピンが引っ掛けられる凹部と、を有し、被削材に当接されるバイスベースと、チェーンに連結され、被削材に巻かれたチェーンを引っ張るように操作される締付具と、凹部に引っ掛けられたピンの脱落を防止する弾性部材と、を備えてもよい。
【0010】
上記の構成では、チェーンのピンは、凹部に引っ掛けられた後、弾性部材により凹部からの脱落を防止される。ピンが凹部からの脱落を防止されることにより、凹部に引っ掛けられた後のピンがバイスベースから脱落することが抑制される。チェーンのピンがバイスベースから脱落することが抑制されるので、バイスを被削材に固定するときの作業性の低下が抑制される。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社マキタ
レシプロソー
2日前
株式会社マキタ
インパクト工具
9日前
株式会社マキタ
エアコンプレッサ
2日前
株式会社マキタ
エアコンプレッサ
2日前
株式会社マキタ
エアコンプレッサ
2日前
株式会社マキタ
エアコンプレッサ
2日前
株式会社マキタ
バイス及びレシプロソー
2日前
株式会社マキタ
検出装置及びロボット集塵機
5日前
株式会社マキタ
携帯型バンドソー
19日前
麗豊実業股フン有限公司
ラクトバチルス・パラカセイNB23菌株及びそれを筋肉量の増加や抗メタボリック症候群に用いる用途
3か月前
株式会社北川鉄工所
回転装置
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
2日前
株式会社ダイヘン
溶接電源装置
1か月前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
1か月前
株式会社ダイヘン
溶接電源装置
1か月前
株式会社ダイヘン
溶接電源装置
17日前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
キヤノン電子株式会社
加工システム
12日前
株式会社トヨコー
被膜除去方法
2か月前
村田機械株式会社
レーザ加工機
2か月前
大見工業株式会社
ドリル
25日前
村田機械株式会社
レーザ加工機
2か月前
住友重機械工業株式会社
加工装置
1か月前
有限会社 ナプラ
ソルダペースト
1か月前
株式会社不二越
ブローチ盤
6日前
株式会社ダイヘン
溶接装置
1か月前
株式会社ダイヘン
溶接装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接ヘッド
2か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接マスク
1か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接ヘッド
2か月前
津田駒工業株式会社
センタリングバイス
6日前
株式会社不二越
摩耗判定装置
2か月前
株式会社タマリ工業
レーザ加工装置
11日前
日東精工株式会社
はんだこて先の製造方法
2か月前
続きを見る
他の特許を見る