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公開番号
2025103753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221366
出願日
2023-12-27
発明の名称
充電システム、電源アダプタ、及び充電器
出願人
株式会社マキタ
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250702BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電源アダプタの状態に応じた充電器の制御を簡易な構成で実現する技術を提供する。
【解決手段】充電システムは、ケーブルを介して接続される電源アダプタ及び充電器を備える。電源アダプタにおいて、変換回路は、交流の入力電力を直流に変換する。状態検出回路は、変換回路の状態を検出する。アダプタ制御部は、状態検出回路からの検出信号に応じて生成される状態信号を、ケーブルを介して充電器に出力する。充電器において、充電制御部は、ケーブルを介して入力される状態信号に応じて、取付部に取り付けられた電池パックに対し、該電池パックに収容されたバッテリの充電を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ケーブルを介して接続される電源アダプタ及び充電器を備え
前記電源アダプタは、
交流の入力電力を直流に変換するように構成された変換回路と、
前記変換回路の状態を検出するように構成された状態検出回路と、
前記状態検出回路からの検出信号に応じて生成される状態信号を、前記ケーブルを介して前記充電器に出力するように構成されたアダプタ制御部と、
を備え、
前記充電器は、
電動作業機に取り付けて使用され、バッテリを収容する電池パックが着脱されるように構成された取付部と、
前記ケーブルを介して入力される前記状態信号に応じて、前記取付部に取り付けられた前記電池パックに対し、該電池パックに収容された前記バッテリの充電を制御するように構成された充電制御部と、
を備える充電システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の充電システムであって、
前記アダプタ制御部は、前記状態信号に応じて前記変換回路の動作を制御する
充電システム。
【請求項3】
請求項2に記載の充電システムであって、
前記状態信号が所定条件を満たす場合に、前記アダプタ制御部が前記変換回路の制御を変化させる第1のタイミングと、前記充電制御部が前記バッテリの充電制御を変化させる第2のタイミングとは、一定時間以上の間隔を有する
充電システム。
【請求項4】
請求項3に記載の充電システムであって、
前記充電制御部は、前記状態信号が前記所定条件の1つである第1条件を充足すると、前記バッテリの充電制御を変化させ、
前記アダプタ制御部は、前記状態信号が前記第1条件を充足してから前記一定時間より長く設定された第1待機時間を経過した後に前記変換回路の制御を変化させる
充電システム。
【請求項5】
請求項3に記載の充電システムであって、
前記アダプタ制御部は、前記状態信号が前記所定条件の一つである第2条件を充足すると、前記変換回路の制御を変化させ、
前記充電制御部は、前記状態信号が前記第2条件を充足してから前記一定時間より長く設定された第2待機時間を経過した後に前記バッテリの充電制御を変化させる
充電システム。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の充電システムであって、
前記状態検出回路は、前記変換回路に属する回路素子の温度を検出するように構成された1つ以上の温度センサを備え、
前記状態信号は、前記電源アダプタが動作異常を起こす確率が許容値より小さい常温状態、及び前記電源アダプタが動作異常を起こす確率が前記許容値以上となる高温状態を少なくとも示す信号である
充電システム。
【請求項7】
請求項6に記載の充電システムであって、
前記温度センサは、前記変換回路の1次側回路及び2次側回路のそれぞれに設けられ、
前記アダプタ制御部は、少なくとも1つの前記温度センサにて前記高温状態が検出されている場合に、前記状態信号の信号レベルを、前記高温状態を示すレベルに設定し、2つの前記温度センサにて前記常温状態が検出されている場合に、前記状態信号の信号レベルを、前記常温状態を示すレベルに設定する
充電システム。
【請求項8】
請求項6又は請求項7に記載の充電システムであって、
前記電源アダプタは、前記高温状態であることを表示するように構成されたアダプタ表示部を更に備える
充電システム。
【請求項9】
請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の充電システムであって、
前記ケーブルは前記電源アダプタと一体に構成されると共に、前記ケーブルの前記充電器との接続端にコネクタを備え、
前記充電器は、前記コネクタを着脱可能に接続するように構成されたコネクタ接続部を備える、
充電システム。
【請求項10】
請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の充電システムであって、
前記充電器は、前記取付部を複数備える多口充電器である
充電システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池パックを充電する技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、電源アダプタを介して充電器に電力を供給する技術が記載されている。電源アダプタは、交流電源から入力される電力を直流に変換して出力する電力変換回路を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2019/0288534号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、電源アダプタの状態に応じて充電器を制御することができにないという課題があった。
本開示の一局面は、電源アダプタの状態に応じた充電器の制御を簡易な構成で実現する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一局面の充電システムであって、ケーブルを介して接続される電源アダプタ及び充電器を備える。電源アダプタは、変換回路と、状態検出回路と、アダプタ制御部と、を備える。変換回路は、交流の入力電力を直流に変換するように構成される。状態検出回路は、変換回路の状態を検出するように構成される。アダプタ制御部は、状態検出回路からの検出信号に応じて生成される状態信号を、ケーブルを介して充電器に出力するように構成される。充電器は、取付部と、充電制御部と、を備える。取付部は、電動作業機に取り付けて使用されるバッテリを収容する電池パックが着脱されるように構成される。充電制御部は、ケーブルを介して入力される状態信号に応じて、取付部に取り付けられた電池パックに対し、該電池パックに収容されたバッテリの充電を制御するように構成される。
【0006】
このような構成によれば、電源アダプタの状態に応じた充電器の制御を簡易な構成で実現することができる。
本開示の他の局面は、ケーブルを介して充電器と接続される電源アダプタであって、変換回路と、状態検出回路と、アダプタ制御部と、を備える。変換回路は、交流の入力電力を直流に変換するように構成される。状態検出回路は、変換回路の状態を検出するように構成される。アダプタ制御部は、状態検出回路からの検出信号に応じて生成される状態信号を、ケーブルを介して充電器に出力するように構成される。
【0007】
このような構成によれば、上述の充電システムに用いる電源アダプタを提供することができる。
本開示のさらに他の局面は、充電器であって、ケーブルを介して電源アダプタと接続される充電器である。充電システムは、さらに、取付部と、充電制御部と、を備える。取付部は、電動工具に取り付けて使用されるバッテリが収容された電池パックが着脱されるように構成される。充電制御部は、ケーブルを介して入力される電源アダプタの状態を示す状態信号に応じて、取付部に取り付けられた電池パックに対し、該電池パックに収容されたバッテリの充電を制御するように構成される。
【0008】
このような構成によれば、上述の充電システムに用いる充電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
充電システムの外観を示す斜視図である。
充電ケースの蓋体を取り除いた状態を示す斜視図である。
充電ケースに収容されるトレイユニットに対する取付部及び表示部の配置を示す模式図である。
充電ケース内部の電気的な構成を示すブロック図である。
電源アダプタの電気的な構成の主要部を示す回路図である。
電源アダプタのMCUが実行する温度処理のフローチャートである。
高温状態発生時及び高温状態解除時の動作を示すタイミング図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態の総括]
ある実施形態は、充電システムを提供してもよい。充電システムは、以下の特徴のうちの少なくとも一つを備える。
・特徴1:充電システムは、電源アダプタ及び充電器を備える。
・特徴2:電源アダプタ及び充電器は、ケーブルを介して接続される。
・特徴3:電源アダプタは、交流の入力電力を直流に変換するように構成された変換回路を備える。
・特徴4:電源アダプタは、変換回路の状態を検出するように構成された状態検出回路を備える。
・特徴5:電源アダプタは、状態信号を、ケーブルを介して充電器に出力するように構成されたアダプタ制御部を備える。
・特徴6:状態信号は、状態検出回路からの検出信号に応じて生成される。
・特徴7:充電器は、バッテリを収容する電池パックが着脱されるように構成された取付部を備える。
・特徴8:電池パックは、電動作業機に取り付けて使用される。
・特徴9:充電器は、状態信号に応じて、取付部に取り付けられた電池パックに対し、該電池パックに収容されたバッテリの充電を制御するように構成された充電制御部を備える。
・特徴10:状態信号は、ケーブルを介して充電器に入力される。
(【0011】以降は省略されています)
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