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公開番号2025094880
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2024096055
出願日2024-06-13
発明の名称マルノコ
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人勇智国際特許事務所
主分類B23D 45/16 20060101AFI20250618BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】 電源としてバッテリを使用するマルノコの切断効率を向上する。
【解決手段】 マルノコは、回転可能な略円形の丸鋸刃と、丸鋸刃に回転駆動力を提供するための電動モータと、電動モータに電力を供給するためのバッテリを着脱可能に装着するように構成されたバッテリ装着部と、を備えている。丸鋸刃の直径は300mm以上、460mm以下である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
マルノコであって、
回転可能な丸鋸刃と、
前記丸鋸刃に回転駆動力を提供するための電動モータと、
前記電動モータに電力を供給するためのバッテリを着脱可能に装着するように構成されたバッテリ装着部と
を備え、
前記丸鋸刃の直径は300mm以上、460mm以下である
マルノコ。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1に記載のマルノコであって、
前記マルノコは、無負荷時において70.0m/s以下の周速で前記丸鋸刃が回転するように構成された
マルノコ。
【請求項3】
請求項2に記載のマルノコであって、
前記マルノコは、無負荷時において50.0m/s以下の周速で前記丸鋸刃が回転するように構成された
マルノコ。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のマルノコであって、
前記マルノコは、負荷時において25.0m/s以上の周速で前記丸鋸刃が回転するように構成された
マルノコ。
【請求項5】
請求項4に記載のマルノコであって、
前記マルノコは、負荷時において28.0m/s以上の周速で前記丸鋸刃が回転するように構成された
マルノコ。
【請求項6】
請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のマルノコであって、
前記マルノコは、負荷時における前記丸鋸刃の刃先の力が20.0N以上となるように回転するように構成された
マルノコ。
【請求項7】
請求項6に記載のマルノコであって、
前記マルノコは、負荷時における前記丸鋸刃の刃先の力が30.0N以上となるように回転するように構成された
マルノコ。
【請求項8】
請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のマルノコであって、
前記バッテリを備え、
前記バッテリの定格電圧は、18V以上、80V以下である
マルノコ。
【請求項9】
請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のマルノコであって、
前記バッテリを備え、
前記バッテリの定格電圧は36Vである
マルノコ。
【請求項10】
請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載のマルノコであって、
前記電動モータの前記回転駆動力を減速して前記丸鋸刃に伝達するように構成された減速機構を備え、
前記減速機構の減速比は7以上である
マルノコ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はマルノコに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
携帯用マルノコ(以下、単にマルノコと呼ぶ)と称される切断機は、ベースと、本体部と、を備えている。本体部は、電動モータと、電動モータによって回転駆動される丸鋸刃と、を備えている。本体部はベースに対して一方側に配置されるが、丸鋸刃の一部は、ベースを超えて他方側に突出する。かかるマルノコを使用する際、ユーザは、丸鋸刃が回転した状態で、ベースの下面を被切断材に当接させ、切断機を前方へ移動させる。これによって、ベースを超えて突出した丸鋸刃が被切断材を切断する。下記の特許文献1は、そのようなマルノコの一種として、電動モータの電源としてバッテリを使用する携帯用マルノコを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-116834号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、特許文献1のように、電源としてバッテリを使用するマルノコでは、丸鋸刃の径が小さく(例えば、直径125mm)、切断効率が悪かった。この問題は、携帯用マルノコに限らず、作業台の上に固定的に設置して使用されるマルノコにも共通する。このようなことから、電源としてバッテリを使用するマルノコの切断効率を向上することが期待される。
【0005】
本明細書は、マルノコを開示する。このマルノコは、回転可能な丸鋸刃と、丸鋸刃に回転駆動力を提供するための電動モータと、電動モータに電力を供給するためのバッテリを着脱可能に装着するように構成されたバッテリ装着部と、を備えていてもよい。丸鋸刃の直径は300mm以上、460mm以下であってもよい。
【0006】
このマルノコによれば、丸鋸刃の直径は300mm以上、460mm以下であるから、従来の小径の丸鋸刃を備えるバッテリ式マルノコと比べて、丸鋸刃の曲率半径が大きい(曲率が小さい)。したがって、大きい断面を有する被切断材であっても、効率的に切断を行うことができる。
【0007】
本明細書は、マルノコを開示する。このマルノコは、回転可能な丸鋸刃と、丸鋸刃に回転駆動力を提供するための電動モータと、電動モータの回転駆動力が伝達される回転可能な最終出力シャフトであって、丸鋸刃が取り付けられる最終出力シャフトと、電動モータに電力を供給するためのバッテリを着脱可能に装着するように構成されたバッテリ装着部と、を備えていてもよい。最終出力シャフトのトルクが5N/mであるとき、丸鋸刃の刃先の周速に丸鋸刃の直径を乗じた値は6.0m

/s以上であってもよい。
【0008】
このマルノコによれば、大きい断面を有する被切断材であっても、十分な直径を有する丸鋸刃が十分な周速で回転することによって、被切断材を効率的に切断できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態によるマルノコの斜視図である。
マルノコの斜視図である。
マルノコの斜視図であり、バッテリが取り外されている。
マルノコの前面図であり、一部の構成部品が取り除かれている。
マルノコの寸法の第1の例を示す左側面図である。
マルノコの寸法の第1の例を示す平面図である。
マルノコの寸法の第2の例を示す左側面図である。
マルノコの寸法の第2の例を示す平面図である。
マルノコの寸法の第3の例を示す左側面図である。
マルノコの寸法の第3の例を示す平面図である。
第2実施形態によるマルノコの左側面図である。
第2実施形態によるマルノコの右側面図である。
第2実施形態によるマルノコの平面図である。
第2実施形態によるマルノコの底面図である。
第2実施形態によるマルノコの正面図である。
第2実施形態によるマルノコの背面図である。
最終出力シャフトのトルクと、刃先の周速と丸鋸刃の径との積と、の関係を示すグラフである。
第3実施形態によるマルノコの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、以下に開示される追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された装置、その製造方法および使用方法を提供するために、他の特徴や発明とは別に、または共に用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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