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公開番号
2025084233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023197980
出願日
2023-11-22
発明の名称
ロボット
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B25J
9/06 20060101AFI20250527BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】アームの剛性を確保しつつ、アームをより軽量化することが可能なロボットを提供する。
【解決手段】ロボットは、フレーム3を有する第2アームを備え、フレーム3は、複数の梁と、モーターが設置される第1設置部31と、ボールネジナットが設置される第2設置部32と、を有し、複数の梁は、第1設置部31と第2設置部32とに接続される第1梁33と、第1設置部31と第2設置部32とに接続され、第1梁33よりも鉛直方向の上方に位置し、上方に突出する形状である第2梁34と、を含み、第1梁33のうち、第2設置部32よりも第1設置部31に近い部分の方が、第1設置部31よりも第2設置部32に近い部分より鉛直方向の下方に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基台と、
前記基台に対し、第1回転軸回りに回転可能に接続される第1アームと、
フレームを有し、前記第1アームに対し、前記第1回転軸と平行な第2回転軸回りに回転可能に接続される第2アームと、
前記第2アームを、前記第1アームに対して前記第2回転軸回りに回転駆動する駆動部と、
前記第2アームにおいて前記第2回転軸から水平方向に離間した位置に配置されるシャフトと、
前記シャフトを移動可能に支持する支持部と、を備え、
前記フレームは、
複数の梁と、
前記駆動部が設置される第1設置部と、
前記支持部が設置される第2設置部と、を有し、
前記複数の梁は、
前記第1設置部と前記第2設置部とに接続される第1梁と、
前記第1設置部と前記第2設置部とに接続され、前記第1梁よりも鉛直方向の上方に位置し、上方に突出する形状である第2梁と、を含み、
前記第1梁のうち、前記第2設置部よりも前記第1設置部に近い部分の方が、前記第1設置部よりも前記第2設置部に近い部分に比べて、前記鉛直方向の下方に位置することを特徴とするロボット。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記複数の梁は、第3梁を含み、
前記第3梁の一端は、前記第1設置部に接続され、前記第3梁の他端は、前記第2梁に接続されることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
【請求項3】
前記第3梁の前記他端は、前記第1設置部の上方に位置することを特徴とする請求項2に記載のロボット。
【請求項4】
前記第3梁の前記一端は、前記第1設置部と前記第1梁との接続部に接続されることを特徴とする請求項2に記載のロボット。
【請求項5】
前記複数の梁は、第4梁を含み、
前記第4梁の一端は、前記第1梁に接続され、前記第4梁の他端は、前記第2梁に接続されることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
【請求項6】
前記第4梁の前記一端は、前記第1梁のうち、前記第1設置部との接続部と、前記第2設置部との接続部との間に接続されることを特徴とする請求項5に記載のロボット。
【請求項7】
前記複数の梁のうち、前記第2設置部に接続される梁の数よりも前記第1設置部に接続される梁の数のほうが多いことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
【請求項8】
前記第2梁は、アーチ状であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のロボット。
【請求項9】
前記第2梁は、アーチ状であり、
前記第3梁の前記他端は、前記第2梁の頂部に接続されることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載のロボット。
【請求項10】
前記第2梁は、直線状の2本の梁からなり、
前記2本の梁は、所定の角度をもって接続されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のロボット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロボットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、基台と、基台に対して第1回転軸回りに回転可能に接続される第1アームと、第1アームに対して第1回転軸と平行な第2回転軸回りに回転可能に接続される第2アームと、第2アームに支持されるシャフトと、を備えるロボットが知られている。このうち、第1アームと第2アームとで、ロボットアームが構成される。このようなロボットでは、ロボットアームの慣性力を減らし、より高速な移動に対応できるようにすることや、消費電力を抑制すること等の観点から、ロボットアームの各部の軽量化、特に第2アームの軽量化が求められている。
【0003】
従来、特許文献1に示すように、ボールスプラインナットとボールネジナットとを6本の支柱を介して連結されたメインフレームとサブフレームとによって支持し、メインフレームとサブフレームとの間に側壁がない構造とした第2アームを有するロボットが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-142309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のロボットでは、メインフレームとサブフレームと6本の支柱とを有するため、第2アームの軽量化に限界があった。そのため、第2アームの剛性を確保しつつ、第2アームをより軽量化することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ロボットは、基台と、前記基台に対し、第1回転軸回りに回転可能に接続される第1アームと、フレームを有し、前記第1アームに対し、前記第1回転軸と平行な第2回転軸回りに回転可能に接続される第2アームと、前記第2アームを、前記第1アームに対して前記第2回転軸回りに回転駆動する駆動部と、前記第2アームにおいて前記第2回転軸から水平方向に離間した位置に配置されるシャフトと、前記シャフトを移動可能に支持する支持部と、を備え、前記フレームは、複数の梁と、前記駆動部が設置される第1設置部と、前記支持部が設置される第2設置部と、を有し、前記複数の梁は、前記第1設置部と前記第2設置部とに接続される第1梁と、前記第1設置部と前記第2設置部とに接続され、前記第1梁よりも鉛直方向の上方に位置し、上方に突出する形状である第2梁と、を含み、前記第1梁のうち、前記第2設置部よりも前記第1設置部に近い部分の方が、前記第1設置部よりも前記第2設置部に近い部分に比べて、前記鉛直方向の下方に位置する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係るロボットシステムの全体図。
第1実施形態に係る第2アームのフレームを示す斜視図。
第2アームのフレームを図2中のA方向に見た側面図。
第2アームのフレームを図2中のB方向に見た平面図。
第2アームのフレームを図2中のC方向に見た背面図。
第2実施形態に係る第2アームのフレームを示す斜視図。
第2アームのフレームを図6中のD方向に見た側面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.第1実施形態
図1は、第1実施形態に係るロボット2を含むロボットシステム1の全体図である。図2は、ロボット2が有する第2アーム24のフレーム3を示す斜視図である。図3は、フレーム3を図2中のA方向(Y軸方向)に見た側面図である。図4は、フレーム3を図2中のB方向(Z軸方向)に見た平面図である。図5は、フレーム3を図2中のC方向(X軸方向)に見た背面図である。
【0009】
図1中では、互いに直交する3軸であるX軸、Y軸およびZ軸が設定されており、図2~図5中にもそれぞれ同様の3軸が示されている。3軸のうちZ軸方向は鉛直方向を示し、X-Y平面は水平面を示す。
【0010】
図1~図3および図5中の上下方向は、鉛直方向と一致している。図1~図3および図5中の上側である+Z方向側を「上」、下側である-Z方向側を「下」とも言う。ロボットアーム22、第1アーム23および第2アーム24等については、図1~図4中の右側である+X方向側を「基端」または「基端部」、左側である-X方向側を「先端」または「先端部」と言う。
(【0011】以降は省略されています)
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