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公開番号
2025105319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223787
出願日
2023-12-29
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250703BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】媒体2の乾燥性が低下することを抑制でき、空気流路体8の表面の温度上昇を抑えること。
【解決手段】搬送部4により搬送される媒体に画像の記録を行う記録部5と、第1方向D1に搬送される記録後の媒体を加熱する加熱部6と、加熱部より下流の位置で搬送経路を構成する下流搬送経路部材7とを備え、下流搬送経路部材は、第1方向からの平面視で加熱部と重なる位置に配置され、加熱部は空気流路体8とヒーター9と、空気を空気流路体の内部に吸気するための吸気口10と、空気流路体の外部吹き出すための吹出口11と、吸気口から吹出口へ空気を送るファン12とを備え、吸気口10は、空気流路体8の第1方向D1と交差する第2方向D2であって媒体と対向する側と反対側の部位に設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を搬送経路の搬送方向に搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送される前記媒体に画像の記録を行う記録部と、
前記搬送方向における第1方向に搬送される記録後の媒体を加熱する加熱部と、
前記加熱部より前記搬送方向における下流の位置で前記搬送経路を構成する下流搬送経路部材と、を備え、
前記下流搬送経路部材は、前記第1方向からの平面視で前記加熱部と重なる位置に配置され、
前記加熱部は、
空気流路体と、
前記空気流路体の外側に配置され、前記媒体を加熱するヒーターと、
前記空気流路体の外部の空気を前記空気流路体の内部に吸気するための吸気口と、
前記空気流路体の内部の空気を前記空気流路体の外部の前記媒体に向けて吹き出すための吹出口と、
前記空気流路体の内部に配置され、前記吸気口から前記吹出口へ空気を送るファンと、を備え、
前記吸気口は、前記空気流路体の前記第1方向と交差する第2方向であって、前記第1方向に搬送される前記媒体と対向する側と反対側の部位に設けられている、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、
前記空気流路体は、
前記第1方向に沿って延在する第1流路体と、
前記第1流路体の前記搬送方向における上流側端部に繋がり、前記第2方向に延在し、前記吹出口を有する第2流路体と、を有し、
前記ヒーターは、前記第1流路体と前記第2流路体との両方と対向する部位に設けられている、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項2に記載の記録装置において、
前記ファンは、前記第2流路体の内部で且つ前記第1流路体の内部となる領域に配置されている、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項2に記載の記録装置において、
前記吸気口は、前記第1流路体の前記第2流路体と反対側となる端部の位置に設けられている、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項3に記載の記録装置において、
前記ファンが空気を送る方向と前記吹出口から空気が吹き出される方向とが異なっており、
前記ファンと前記吹出口との間に壁部が設けられ、
前記壁部は、前記ファンから送られる空気の方向を前記吹出口が配置される位置に向けて誘導する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項5に記載の記録装置において、
前記吹出口は、前記搬送経路の前記搬送方向と交差する幅方向に複数配置される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項1に記載の記録装置において、
前記第1方向は鉛直方向である、
ことを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の装置の一例として、特許文献1に記載の加熱装置及び媒体処理装置が挙げられる。特許文献1には、次のことが記載されている。
加熱装置40は、媒体99を加熱するための加熱部41と、加熱部41を収容する筐体42と、気体が流れる流路43と、気体を送風するための送風機44とを備える。流路43は、流路43内に気体を取り入れるための流入口53と、流路43内の気体を吹き出すための吹出口54とを有する。流入口53及び吹出口54は支持面23に向けて開口する。加熱部41によって加熱された装置内部の気体は、支持面23に沿って記録部15が位置する側とは反対側に流れるため、加熱された気体が記録部15に向けて流れる虞を低減できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-107822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来例ではヒーター経路が斜めになっているが、装置を小型化しようとするために、ヒーター経路を垂直にする場合がある。また、ユーザーが巻き取られた媒体に簡単にアクセスできるようにするために、巻取部の巻き取り位置を正面側に配置する場合がある。
このような配置にすると、ヒーターの下方かつ前記巻取部の上方の周辺で加熱された空気が滞留する。上記従来例では、前記流入口は前記支持面、即ち前記媒体の方向に向けて開口しているため、前記ヒーター内に前記滞留した空気が流れ込む。そのため、外部からの新鮮な空気をヒーター内部に取り込みにくく、ヒーター外装の表面の温度上昇の抑制性と媒体の乾燥性が低下する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、媒体を搬送経路の搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記媒体に画像の記録を行う記録部と、前記搬送方向における第1方向に搬送される記録後の媒体を加熱する加熱部と、前記加熱部より前記搬送方向における下流の位置で前記搬送経路を構成する下流搬送経路部材と、を備え、前記下流搬送経路部材は、前記第1方向からの平面視で前記加熱部と重なる位置に配置され、前記加熱部は、空気流路体と、前記空気流路体の外側に配置され、前記媒体を加熱するヒーターと、前記空気流路体の外部の空気を前記空気流路体の内部に吸気するための吸気口と、前記空気流路体の内部の空気を前記空気流路体の外部の前記媒体に向けて吹き出すための吹出口と、前記空気流路体の内部に配置され、前記吸気口から前記吹出口へ空気を送るファンと、を備え、前記吸気口は、前記空気流路体の前記第1方向と交差する第2方向であって前記媒体と対向する側と反対側の部位に設けられていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態1に係る記録装置の全体斜視図。
実施形態1の側面から見た概略構成図。
実施形態1の加熱部の拡大側断面図。
実施形態1のファンと壁部の部分の要部斜視図。
実施形態1の加熱部の吹出口の要部斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
本発明に係る記録装置の第1の態様は、媒体を搬送経路の搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記媒体に画像の記録を行う記録部と、前記搬送方向における第1方向に搬送される記録後の媒体を加熱する加熱部と、前記加熱部より前記搬送方向における下流の位置で前記搬送経路を構成する下流搬送経路部材と、を備えている。前記下流搬送経路部材は、前記第1方向からの平面視で前記加熱部と重なる位置に配置され、前記加熱部は、空気流路体と、前記空気流路体の外側に配置され、前記媒体を加熱するヒーターと、前記空気流路体の外部の空気を前記空気流路体の内部に吸気するための吸気口と、前記空気流路体の内部の空気を前記空気流路体の外部の前記媒体に向けて吹き出すための吹出口と、前記空気流路体の内部に配置され、前記吸気口から前記吹出口へ空気を送るファンと、を備えている。前記吸気口は、前記空気流路体の前記第1方向と交差する第2方向であって前記媒体と対向する側と反対側の部位に設けられている。
【0008】
本態様によれば、前記吸気口は、前記空気流路体の前記第1方向と交差する第2方向であって前記媒体と対向する側と反対側の部位に設けられている。これにより、前記下流搬送経路部材は、前記加熱部より前記搬送方向における下流の位置に配置されているが、前記吸気口は、前記下流搬送経路部材から離れて位置する。換言すると、前記吸気口は、前記下流搬送経路部材の付近に滞留する加熱された空気が存在する空間とは離れた別の空間から新鮮な空気を前記空気流路体の内部に取り込むことができる。よって、前記媒体の乾燥性が低下することを抑制できる。また、前記空気流路体の表面の温度上昇を抑えることができる。
【0009】
本発明に係る記録装置の第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記空気流路体は、前記第1方向に沿って延在し、前記吸気口を有する第1流路体と、前記第1流路体の前記搬送方向における上流側端部に繋がり、前記第2方向に延在し、前記吹出口を有する第2流路体と、を有し、前記ヒーターは、前記第1流路体と前記第2流路体との両方と対向する部位に設けられていることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記ヒーターは、前記第1流路体と前記第2流路体との両方と対向する部位に設けられている。換言すると、前記ヒーターと前記空気流路体で構成される前記加熱部は、前記ヒーターと前記第2流路体が前記第1方向に見て重なって位置する。これにより、前記加熱部の全体としての厚みの増加を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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