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公開番号
2025105320
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223788
出願日
2023-12-29
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250703BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】記録ヘッド部分の大型化を抑制し、第2制御基板の故障の発生を抑制すること。
【解決手段】記録装置1は、媒体2の搬送方向Fと交差する幅方向に往復移動しながら媒体2に記録を行う記録部50と、記録部50の動作を制御する第1制御基板3と、第1制御基板3と記録部50との間に配置され、第1制御基板3からの信号を中継する第2制御基板4と、記録部50と第2制御基板4とを電気的に接続し、記録部50の移動に伴って姿勢が変わるU字形状部Tと、記録部50の移動に伴って姿勢が変わらない不変位部位8と、を有する線状部7と、を備える。第2制御基板4は、不変位部位8に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体の搬送方向と交差する幅方向に往復移動しながら媒体に記録を行う記録部と、
前記記録部の動作を制御する第1制御基板と、
前記第1制御基板と前記記録部との間に配置され、前記第1制御基板からの信号を中継する第2制御基板と、
前記記録部と前記第2制御基板とを電気的に接続し、前記記録部の移動に伴って姿勢が変わる変位部位と、前記記録部の移動に伴って姿勢が変わらない不変位部位と、を有する線状部と、を備え、
前記第2制御基板は、前記不変位部位に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、
前記記録部による記録が行われた前記媒体を加熱する加熱部と、
外気に繋がり、ファンを有し、前記加熱部の上方に位置するダクトと、を備え、
前記第2制御基板は、前記ダクトの内部に配置され、
前記ファンで送られる空気は下方に向かって放出される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項1に記載の記録装置において、
前記第2制御基板は、前記記録部が往復移動する範囲の中央に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項1に記載の記録装置において、
前記記録部にインクを供給するためのインクチューブが接続されており、
前記インクチューブは、
前記不変位部位において位置が固定され、
前記不変位部位と前記記録部の間の部分は、前記記録部の移動に伴って前記線状部とともに姿勢を変える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1に記載の記録装置において、
前記第2制御基板と前記加熱部との間には断熱材が配置される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項1に記載の記録装置において、
前記第2制御基板は前記記録装置の前面側に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の装置の一例として、特許文献1に記載の印刷装置が挙げられる。特許文献1には、次のことが記載されている。
往復移動する印刷ヘッドとメイン基板との間を電気的に接続するフレキシブルフラットケーブルとして、第1フレキシブルフラットケーブルと、第2フレキシブルフラットケーブルとを備える。制御部は、前記第2フレキシブルフラットケーブルを介して印刷ヘッドに伝送する制御信号により、前記印刷ヘッドからの液体の吐出状態を制御する。印刷ヘッドは以下では記録ヘッドとも称する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-1304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
記録ヘッドの駆動信号を、メイン基板から前記記録ヘッドに正確に伝達するために、前記メイン基板と前記記録ヘッドの間にドライブ基板(DRV基板)を設置する必要がある。換言すると、前記ドライブ基板が前記記録ヘッドから離れて位置すると前記駆動信号が減衰してしまうので、前記ドライブ基板は前記記録ヘッドの近い位置に配置することが望ましい。
そこで、前記ドライブ基板を、前記記録ヘッドを移動させるためのキャリッジの上部に設置した場合、前記ドライブ基板の発熱を前記記録ヘッドに伝達させないための冷却処理部が必要となる。前記キャリッジに前記ドライブ基板と更に前記冷却処理部を追加すると前記キャリッジの部分が大型化する。即ち、前記記録ヘッドと前記キャリッジで構成されるヘッドユニットが全体として大型化し、また重量も増加する問題が生じる。前記重量の増加は、前記ヘッドユニットの移動のための動力アップに繋がる。しかし、特許文献1には上記問題を考慮する記載は見当たらない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、媒体の搬送方向と交差する幅方向に往復移動しながら媒体に記録を行う記録部と、前記記録部の動作を制御する第1制御基板と、前記第1制御基板と前記記録部との間に配置され、前記第1制御基板からの信号を中継する第2制御基板と、前記記録部と前記第2制御基板とを電気的に接続し、前記記録部の移動に伴って姿勢が変わる変位部位と、前記記録部の移動に伴って姿勢が変わらない不変位部位と、を有する線状部と、を備え、前記第2制御基板は、前記不変位部位に配置されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態1に係る記録装置の全体斜視図。
実施形態1に係る記録装置の平面図。
実施形態1に係る記録装置の正面図。
実施形態1に係る記録装置の要部概略側断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
本発明に係る記録装置の第1の態様は、媒体の搬送方向と交差する幅方向に往復移動しながら媒体に記録を行う記録部と、前記記録部の動作を制御する第1制御基板と、前記第1制御基板と前記記録部との間に配置され、前記第1制御基板からの信号を中継する第2制御基板と、前記記録部と前記第2制御基板とを電気的に接続し、前記記録部の移動に伴って姿勢が変わる変位部位と、前記記録部の移動に伴って姿勢が変わらない不変位部位と、を有する線状部と、を備え、前記第2制御基板は、前記不変位部位に配置されることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記第2制御基板は、前記線状部の前記記録部が移動しても姿勢が変わらない不変位部位に配置される。これにより、前記第2制御基板は、前記記録ヘッドを移動させるキャリッジには配置されないので、前記記録ヘッド部分が大型化することを抑制することができる。また、前記第2制御基板は、前記線状部が前記記録ヘッドの往復移動によって姿勢の変化を繰り返しても前記姿勢が変わらない前記不変位部位に配置される。即ち、前記第2制御基板は、前記線状部の姿勢が変わらない位置に配置される。これにより、前記記録部の往復移動によって前記線状部が前記第2制御基板に当たって故障してしまうことを抑制することができる。
【0009】
本発明に係る記録装置の第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記記録部による記録が行われた前記媒体を加熱する加熱部と、外気に繋がり、ファンを有し、前記加熱部の上方に位置するダクトと、を備え、前記第2制御基板は、前記ダクトの内部に配置され、前記ファンで送られる空気は下方に向かって放出されることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記第2制御基板は、前記加熱部の上方に位置する前記ダクトの内部に配置され、前記ファンで送られる空気は前記加熱部が配置されている下方に向かって放出される。これにより、下方に位置する前記加熱部を冷却することが可能となり、前記加熱部の外表面の温度上昇を抑制することができる。
また、前記ファンで送られる空気は前記下方に向かって放出されるので、媒体の乾燥の補助的な役割を果たすことができる。
また、前記第2制御基板は、前記ダクト内に配置されるので、インクミストが付着して汚れる虞が少ない。
(【0011】以降は省略されています)
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