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公開番号
2025105939
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025076327,2024079569
出願日
2025-05-01,2020-07-06
発明の名称
画像読取装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
31/26 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】排出される媒体を押さえて整列性を向上させる押さえ部材が着脱可能であると、装置の保管時や輸送の際に押さえ部材の破損を回避できるが、その反面、普段の使用環境においては取り外した押さえ部材の管理が煩雑となる。
【解決手段】媒体搬送装置は、媒体を排出する媒体排出部を備える装置本体と、前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、前記装置本体に対して着脱可能な部材であって、前記装置本体に装着された状態で前記媒体排出部により排出される媒体を前記媒体受けトレイに向けて押さえる押さえ部材と、を備え、前記押さえ部材は、前記装置本体に装着された状態において、前記媒体受けトレイに接する第1状態と、前記媒体受けトレイから離間して上方に退避する第2状態と、を切り換え可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下部ユニットと、前記下部ユニットに対して回転する上部ユニットとを含む装置本体と、
前記上部ユニットと前記下部ユニットとの間に形成され、媒体を搬送するための斜め下向きに傾斜した媒体搬送経路と、
搬送される媒体を読み取る読取部と、
前記読取部によって読み取られた媒体を排出する媒体排出部と、
前記媒体排出部によって排出された媒体を受ける媒体受けトレイと、
前記媒体排出部によって排出された媒体を前記媒体受けトレイに向けて押さえる押さえ部材と、
を備え、
前記押さえ部材は、回転することにより、
前記媒体排出部から排出された媒体に接触可能な第1状態と、
前記媒体排出部から排出された媒体に接触しない位置まで上方に退避する第2状態と、
を切り換え可能であり、
前記押さえ部材は、前記装置本体が設置面に載置されたときに、前記設置面に接触する長さを有し、
前記押さえ部材の先端部が下回転限界に位置する状態で鉛直上方向の成分を含む外力が加えられたときに、前記押さえ部材が前記第2状態に向かって回転する、
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記押さえ部材の回転を規制する規制部を備え、
前記押さえ部材は、前記装置本体に取り付けられ、前記規制部を含む台座部に取り付けられ、
前記押さえ部材は、前記台座部に対して回転するように構成され、前記規制部に当接する当接部を含み、前記当接部が前記規制部に当接すると、前記押さえ部材は、回転下限において斜め下方に傾斜するように規制される、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記媒体排出部により排出された媒体が前記押さえ部材に接触する接触位置は、前記媒体排出部により排出された媒体が前記媒体受けトレイに接触する位置よりも排出方向下流側にある、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記押さえ部材は、媒体排出方向と交差する方向である幅方向において媒体と接触する2つの接触部を有し、前記媒体排出部により排出される媒体の幅方向の中心位置は、前記2つの接触部の間にある、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
下部ユニットと、前記下部ユニットに対して回転する上部ユニットとを含む装置本体と、
前記上部ユニットと前記下部ユニットとの間に形成され、媒体を搬送するための斜め下向きに傾斜した媒体搬送経路と、
搬送される媒体を読み取る読取部と、
前記読取部によって読み取られた媒体を排出する媒体排出部と、
前記媒体排出部によって排出された媒体を受ける媒体受けトレイと、
前記媒体排出部によって排出された媒体を前記媒体受けトレイに向けて押さえる押さえ部材と、
を備え、
前記押さえ部材は、回転することにより、
前記媒体排出部から排出された媒体に接触可能な第1状態と、
前記媒体排出部から排出された媒体に接触しない位置まで上方に退避する第2状態と、
を切り換え可能であり、
前記押さえ部材の回転を規制する規制部を備え、
前記押さえ部材は、前記装置本体に取り付けられ、前記規制部を含む台座部に取り付けられ、
前記押さえ部材は、前記台座部に対して回転するように構成され、前記規制部に当接する当接部を含み、前記当接部が前記規制部に当接すると、前記押さえ部材は、回転下限において斜め下方に傾斜するように規制される、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像読取装置において、
前記媒体排出部により排出された媒体が前記押さえ部材に接触する接触位置は、前記媒体排出部により排出された媒体が前記媒体受けトレイに接触する位置よりも排出方向下流側にある、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項5に記載の画像読取装置において、
前記押さえ部材は、媒体排出方向と交差する方向である幅方向において媒体と接触する2つの接触部を有し、前記媒体排出部により排出される媒体の幅方向の中心位置は、前記2つの接触部の間にある、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項8】
下部ユニットと、前記下部ユニットに対して回転する上部ユニットとを含む装置本体と、
前記上部ユニットと前記下部ユニットとの間に形成され、媒体を搬送するための斜め下向きに傾斜した媒体搬送経路と、
搬送される媒体を読み取る読取部と、
前記読取部によって読み取られた媒体を排出する媒体排出部と、
前記媒体排出部によって排出された媒体を受ける媒体受けトレイと、
前記媒体排出部によって排出された媒体を前記媒体受けトレイに向けて押さえる押さえ部材と、
を備え、
前記押さえ部材は、回転することにより、
前記媒体排出部から排出された媒体に接触可能な第1状態と、
前記媒体排出部から排出された媒体に接触しない位置まで上方に退避する第2状態と、
を切り換え可能であり、
前記押さえ部材は、媒体排出方向と交差する方向である幅方向において媒体と接触する2つの接触部を有し、前記媒体排出部により排出される媒体の幅方向の中心位置は、前記2つの接触部の間にある、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項9】
請求項8に記載の画像読取装置において、
前記媒体排出部により排出された媒体が前記押さえ部材に接触する接触位置は、前記媒体排出部により排出された媒体が前記媒体受けトレイに接触する位置よりも排出方向下流側にある、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項10】
下部ユニットと、前記下部ユニットに対して回転する上部ユニットとを含む装置本体と、
前記上部ユニットと前記下部ユニットとの間に形成され、媒体を搬送するための斜め下向きに傾斜した媒体搬送経路と、
搬送される媒体を読み取る読取部と、
前記読取部によって読み取られた媒体を排出する媒体排出部と、
前記媒体排出部によって排出された媒体を受ける媒体受けトレイと、
前記媒体排出部によって排出された媒体を前記媒体受けトレイに向けて押さえる押さえ部材と、
を備え、
前記押さえ部材は、回転することにより、
前記媒体排出部から排出された媒体に接触可能な第1状態と、
前記媒体排出部から排出された媒体に接触しない位置まで上方に退避する第2状態と、
を切り換え可能であり、
前記押さえ部材は、媒体排出方向と交差する方向である幅方向から視て、前記媒体受けトレイと接する部位が前記媒体受けトレイに対し凸となる形状に形成されている、
ことを特徴とする画像読取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体を排出する媒体排出装置、及びこれを備えた画像読取装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
原稿を搬送しながら読み取りを行うドキュメントスキャナーや、用紙に記録を行うプリンター等においては、特許文献1に示される様に排出される媒体を受けるトレイと、トレイに排出される媒体を押さえる押さえ部材とを備えるものがある。この押さえ部材により、排出される媒体が上方から押さえられる為、カール癖の強い媒体であっても、媒体はトレイ上で適切な状態で堆積される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-231398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の構成において、押さえ部材は着脱可能に構成されている。この様に押さえ部材が着脱可能であると、装置の保管時や輸送の際に押さえ部材の破損を回避できるが、その反面、普段の使用環境においては取り外した押さえ部材の管理が煩雑となる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の媒体搬送装置は、媒体を排出する媒体排出部を備える装置本体と、前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、前記装置本体に対して着脱可能な部材であって、前記装置本体に装着された状態で前記媒体排出部により排出される媒体を前記媒体受けトレイに向けて押さえる押さえ部材と、を備え、前記押さえ部材は、前記装置本体に装着された状態において、前記媒体排出部により排出される媒体に接触可能な第1状態と、前記媒体排出部により排出される媒体に接触しない位置まで上方に退避した第2状態とを切り換え可能であることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
スキャナーの外観斜視図。
スキャナーにおける原稿搬送経路を示す側断面図。
原稿受けトレイ及び押さえ部材の斜視図。
原稿受けトレイ及び押さえ部材の斜視図。
スキャナーの外観斜視図。
スキャナーの側面図。
操作パネルの平面図。
スキャナーの外観斜視図。
押さえ部材と台座部の斜視図。
台座部の斜視図。
押さえ部材、台座部、及び固定部の断面図。
押さえ部材、台座部、及び固定部の断面図。
押さえ部材の側面図。
第2実施形態に係る押さえ部材の側面図。
第2実施形態に係る押さえ部材の側面図。
第3実施形態に係る押さえ部材の側面図。
第4実施形態に係る押さえ部材の側面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様は、媒体を排出する媒体排出部を備える装置本体と、前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、前記装置本体に対して着脱可能な部材であって、前記装置本体に装着された状態で前記媒体排出部により排出される媒体を前記媒体受けトレイに向けて押さえる押さえ部材と、を備え、前記押さえ部材は、前記装置本体に装着された状態において、前記媒体排出部により排出される媒体に接触可能な第1状態と、前記媒体排出部により排出される媒体に接触しない位置まで上方に退避した第2状態とを切り換え可能であることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記押さえ部材は、前記装置本体に対して着脱可能であるとともに、前記装置本体に装着された状態において、前記媒体排出部により排出される媒体に接触可能な第1状態と、前記媒体排出部により排出される媒体に接触しない位置まで上方に退避した第2状態とを切り換え可能であるので、普段の使用環境において前記押さえ部材が不要な場合は、前記押さえ部材を前記装置本体から取り外すことなく前記第2状態にすることでユーザーの要求に沿うことができ、ひいてはユーザーの利便性を向上させることができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、前記押さえ部材の前記第2状態から前記第1状態への切り換わり動作に対し負荷を付与する負荷付与手段を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記押さえ部材の前記第2状態から前記第1状態への切り換わり動作に対し負荷を付与する負荷付与手段を備えるので、ユーザーの意図に反して前記押さえ部材が前記第2状態から前記第1状態に切り換わることを抑制でき、ユーザーの利便性がより一層向上する。
【0010】
第3態様は、第1のまたは第2の態様において、前記押さえ部材は、回転することにより、前記第1状態と前記第2状態とを切り換える様に設けられ、下方向への回転限度にある前記押さえ部材の先端部に対し鉛直上方成分を含む外力を付与することにより、前記押さえ部材が前記第2状態に向けて回転することを特徴とする。
前記装置本体を持ち上げて移動させる場合、前記装置本体を置く際に、下方向への回転限度にある前記押さえ部材が装置の設置面に衝突し、前記押さえ部材の破損を招く虞がある。しかしながら本態様によれば、下方向への回転限度にある前記押さえ部材の先端部に対し鉛直上方成分を含む外力を付与すると、前記押さえ部材が前記第2状態に向けて回転するので、上述の様な前記押さえ部材の破損を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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