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公開番号
2024152422
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066607
出願日
2023-04-14
発明の名称
電動ハンマ
出願人
株式会社マキタ
代理人
個人
,
個人
主分類
B25D
17/18 20060101AFI20241018BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】外部の集塵機を用いることなく集塵を可能とする。
【解決手段】電動ハンマ1は、モータ6を内蔵する本体部2と、本体部2の下側に配置されて打撃軸線Lが上下方向に延びる打撃機構部3と、を含み、モータ6の駆動により打撃機構部3が作動して、打撃機構部3の下側に装着したビットBを打撃可能である。そして、モータ6の駆動に伴い回転する集塵ファン45と、ビットBの先端側に向けて開口する吸込口78と接続され、集塵ファン45の回転に伴って吸込口78に吸引力を発生させる集塵流路Rと、集塵流路R上に設けられて吸込口78から吸い込まれた粉塵を集塵するダストボックス60と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータを内蔵する本体部と、打撃機構部とを含み、前記モータの駆動により前記打撃機構部が作動して、前記打撃機構部の打撃軸線上に装着したビットを打撃可能な電動ハンマであって、
前記モータの駆動に伴い回転する集塵ファンと、
前記ビットの先端側に向けて開口する吸込口を有し、前記集塵ファンの回転に伴って前記吸込口に吸引力を発生させる集塵流路と、
前記集塵流路上に設けられて前記吸込口から吸い込まれた粉塵を集塵する集塵部と、を備えることを特徴とする電動ハンマ。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記集塵部に至る前記集塵流路の一部は、前記本体部内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動ハンマ。
【請求項3】
前記モータは、前記打撃軸線上に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動ハンマ。
【請求項4】
前記集塵部は、前記打撃軸線上で前記モータを挟んだ前記打撃機構部の反対側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電動ハンマ。
【請求項5】
前記集塵部は、フィルタ面が下向きとなるフィルタを有し、前記集塵部内では空気が前記フィルタを下から上へ通過することを特徴とする請求項4に記載の電動ハンマ。
【請求項6】
前記集塵ファンと、前記モータを冷却する冷却ファンとが、前記モータの回転軸の軸方向の両側にそれぞれ分かれて設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電動ハンマ。
【請求項7】
前記集塵流路の他の一部は、前記吸込口から前記本体部に至る外部ホースで形成され、前記本体部には、前記本体部内に設けた前記集塵流路の前記一部と接続するための接続口が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電動ハンマ。
【請求項8】
前記打撃軸線は、上下方向に延び、前記ビットは、前記打撃機構部の下側に装着されて、前記接続口は、下向きに開口していることを特徴とする請求項7に記載の電動ハンマ。
【請求項9】
前記集塵部は、前記本体部から着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の電動ハンマ。
【請求項10】
前記本体部への前記集塵部の装着状態を検出する検出手段と、前記モータの駆動を制御するコントローラとを有し、前記コントローラは、前記検出手段によって前記集塵部の装着状態が検出されない場合、前記モータを駆動させないことを特徴とする請求項9に記載の電動ハンマ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動ハンマに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電動ハンマでは、ビットによる破砕作業等の際に発生する粉塵を集塵するために、特許文献1に開示のような集塵アタッチメントが用いられる。この集塵アタッチメントは、ビットに貫通されて下向きに開口しており、電動ハンマのハウジングに装着したホースホルダに、外部の集塵機と接続されるホースを保持させて、ホースの下端を集塵アタッチメントに接続するようにしている。この集塵アタッチメントによれば、集塵機の運転に伴い開口に吸引力が発生し、発生する粉塵を吸引しホースを介して集塵機に回収することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6379004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の電動ハンマにおいては、集塵アタッチメントを使用する際には別途集塵機を用意して接続する必要があり、作業に時間と手間とがかかっていた。
【0005】
そこで、本開示は、外部の集塵機を用いることなく集塵が可能となる電動ハンマを提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示は、モータを内蔵する本体部と、打撃機構部とを含み、モータの駆動により打撃機構部が作動して、打撃機構部の打撃軸線上に装着したビットを打撃可能な電動ハンマであって、
モータの駆動に伴い回転する集塵ファンと、
ビットの先端側に向けて開口する吸込口を有し、集塵ファンの回転に伴って吸込口に吸引力を発生させる集塵流路と、
集塵流路上に設けられて吸込口から吸い込まれた粉塵を集塵する集塵部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、外部の集塵機を用いることなく集塵部での集塵が可能となる。よって、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電動ハンマの中央縦断面図である。
ダストボックスを取り外した状態の本体部の拡大図である。
接続口をキャップで閉塞した状態の本体部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態において、集塵部に至る集塵流路の一部は、本体部内に設けられていてもよい。
この構成によれば、電動ハンマの外部への集塵流路の露出部分が少なくなり、集塵流路を設けても作業の邪魔になりにくくなる。
本開示の一実施形態において、モータは、打撃軸線上に配置されていてもよい。
この構成によれば、打撃軸線からの重心のずれが抑えられ、全体のバランスが維持できる。
本開示の一実施形態において、集塵部は、打撃軸線上でモータを挟んだ打撃機構部の反対側に配置されていてもよい。
この構成によれば、集塵部を設けても打撃軸線からの重心のずれが抑えられ、全体のバランスが維持できる。
本開示の一実施形態において、集塵部は、フィルタ面が下向きとなるフィルタを有し、集塵部内では空気がフィルタを下から上へ通過するものであってもよい。
この構成によれば、フィルタ面で捕捉した粉塵がフィルタ面に付着しにくくなり、フィルタの目詰まりの進行を遅らせることができる。
本開示の一実施形態において、集塵ファンと、モータを冷却する冷却ファンとが、モータの回転軸の軸方向の両側にそれぞれ分かれて設けられていてもよい。
この構成によれば、集塵流路と、モータを冷却する空気の流路とが形成しやすくなる。
【0010】
本開示の一実施形態において、集塵流路の他の一部は、吸込口から本体部に至る外部ホースで形成され、本体部には、本体部内に設けた集塵流路の一部と接続するための接続口が設けられていてもよい。
この構成によれば、本体部内に設けた集塵流路の一部と外部ホースとの接続がしやすくなる。
本開示の一実施形態において、打撃軸線は、上下方向に延び、ビットは、打撃機構部の下側に装着されて、接続口は、下向きに開口していてもよい。
この構成によれば、接続口に接続した外部ホースを打撃機構部に沿って上下方向に引き回すことができ、外部ホースが作業の邪魔になりにくくなる。
本開示の一実施形態において、集塵部は、本体部から着脱可能であってもよい。
この構成によれば、集塵した粉塵の廃棄や、フィルタの交換や清掃といったメンテナンスがしやすくなる。
本開示の一実施形態において、本体部への集塵部の装着状態を検出する検出手段と、モータの駆動を制御するコントローラとを有し、コントローラは、検出手段によって集塵部の装着状態が検出されない場合、モータを駆動させないようにしてもよい。
この構成によれば、集塵部が装着されない状態での作業が規制され、集塵部による集塵が確実に行える。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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