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公開番号
2024149129
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062822
出願日
2023-04-07
発明の名称
グリッパ
出願人
SMC株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
B25J
15/06 20060101AFI20241010BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【解決手段】ワーク54、56、58を吸着する筒状のパッド14と、パッド14が取り付けられ、パッド14のパッド内周面46aに沿って圧縮流体を噴出することで、パッド14内に負圧を発生させるグリッパ本体12と、を備えるグリッパ10に関する。パッド14は、ワーク54、56、58に向かい合うグリッパ面48に、パッド14を切り欠いた切欠部50を少なくとも1つ有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
負圧でワークを吸着するグリッパであって、
前記ワークを吸着する筒状のパッドと、
前記パッドが取り付けられ、前記パッドのパッド内周面に沿って圧縮流体を噴出することで、前記パッド内に負圧を発生させるグリッパ本体と、を備え、
前記パッドは、前記ワークに向かい合うグリッパ面に、前記パッドを切り欠いた切欠部を少なくとも1つ有する、グリッパ。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
請求項1記載のグリッパであって、前記切欠部は、周方向の寸法が吸着方向の寸法よりも大きい、グリッパ。
【請求項3】
請求項1記載のグリッパであって、前記切欠部は、周方向に180°離れて一対設けられている、グリッパ。
【請求項4】
請求項1記載のグリッパであって、前記ワークを吸着した際に、前記圧縮流体の少なくとも一部が前記切欠部を通じて排出される、グリッパ。
【請求項5】
請求項1記載のグリッパであって、前記パッドは、前記ワークと接触可能な位置に、前記パッド内周面から突出して前記ワークに接触する突出部を有する、グリッパ。
【請求項6】
請求項1記載のグリッパであって、前記グリッパ本体は、前記パッドの内壁に前記圧縮流体の旋回流を発生させる向きに開口するノズルを有する、グリッパ。
【請求項7】
請求項1記載のグリッパであって、前記切欠部は、周方向に等間隔に離れて3つ以上設けられている、グリッパ。
【請求項8】
請求項1記載のグリッパであって、前記パッドは、前記グリッパ面に近づくにしたがって内径が増大するテーパ状に形成されている、グリッパ。
【請求項9】
請求項1記載のグリッパであって、前記パッドは、軸方向から見て円形、楕円形、長円形、三角形又は多角形である、グリッパ。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載のグリッパであって、前記切欠部は、側面視したときに、円形、長円形、三角形又は多角形である、グリッパ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークを負圧で吸着して保持するグリッパに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、紙片、布地、ビニールシート、及び樹脂フィルム等の薄手で柔らかいシート状ワークの把持と搬送とに、負圧で吸着するグリッパが利用される。
【0003】
このようなワークは、複数枚重ね合わせて提供されることがある。この場合、重ね合わされたワークのうち、最上層のワークをグリッパで把持した際に、複数枚のワークが取り出されてしまうことがある。
【0004】
このような貼り付きが生じやすいワークの一例として、グラシン紙をカップ状に成形したグラシンカップが挙げられる。特許文献1は、グラシンカップの底面をグリッパで把持する際に、グラシンカップの周縁部を別の吸着ヘッドで吸着して、対象とするグラシンカップを2層目以下のグラシンカップから引き剥がして、1枚ずつ取り出す技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-217252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のグリッパは、ワークの吸着用の機構以外に、ワークの引き剥がし用の機構が必要であり、装置構成が複雑になるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以下の開示の一観点は、負圧でワークを吸着するグリッパであって、前記ワークを吸着する筒状のパッドと、前記パッドが取り付けられ、前記パッドの内周面に沿って圧縮流体を噴出することで、前記パッド内に負圧を発生させるグリッパ本体と、を備え、前記パッドは、前記ワークに向かい合うグリッパ面に、前記パッドを切り欠いた切欠部を少なくとも1つ有する、グリッパにある。
【発明の効果】
【0009】
上記観点のグリッパは、簡単な装置構成で、重ねられたシート状のワークを1枚ずつ把持できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1Aは、第1実施形態に係るグリッパの断面図であり、図1Bは図1AのIB-IB線に沿った断面図である。
図2Aは、図1Aのグリッパの側面図であり、図2Bは図1Aのグリッパを先端側から示す斜視図である。
図3は、図1Aのグリッパの分解斜視図である。
図4は、図1Aのグリッパでシート状ワークを把持する動作の説明図である。
図5Aは、図1Aのグリッパでグラシンカップ(カップ状ワーク)を把持する動作の説明図であり、図5Bは、図5AのVB-VB線に沿った断面図である。
図6Aは、図1Aのグリッパで、トレイに載置された球状ワークを把持する動作の説明図であり、図6Bは、図6Aのグリッパ及び球状ワークの斜視図である。
図7Aは、図6BのVIIA-VIIA線に沿った断面図であり、図7Bは、図1Aのグリッパによって配置されたグラシンカップと球状ワークとの斜視図である。
図8Aは、第1実施形態の変形例1に係るパッドの斜視図であり、図8Bは第1実施形態の変形例2に係るパッドの斜視図である。
図9Aは、第1実施形態の変形例3に係るパッドの斜視図であり、図9Bは図9AのIXB-IXB線に沿った断面図である。
図10Aは、第1実施形態の変形例4に係るパッドの斜視図であり、図10Bは第1実施形態の変形例5に係るパッドの斜視図である。
図11Aは、第1実施形態の変形例6に係るパッドの斜視図であり、図11Bは第1実施形態の変形例7に係るパッドの斜視図である。
図12Aは、第1実施形態の変形例8に係るパッドの側面図であり、図12Bは第1実施形態の変形例9に係るパッドの側面図であり、図12Cは第1実施形態の変形例10に係るパッドの側面図である。
図13Aは、第1実施形態の変形例11に係るパッドの斜視図であり、図13Bは図13Aのパッドを装着したグリッパで球状ワークを把持した状態の断面図である。
図14Aは、第2実施形態に係るグリッパの断面図であり、図14Bは図14Aのグリッパの分解斜視図である。
図15Aは、第3実施形態に係るグリッパの斜視図であり、図15Bは図15Aのグリッパの断面図である。
図16Aは、枠体と、枠体をパッドに取り付ける工程と、の説明図であり、図16Bは、クリップと、クリップをグリッパ本体に取り付ける工程と、の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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