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公開番号2024172514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090280
出願日2023-05-31
発明の名称香り制御装置及び香り制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類A61M 21/00 20060101AFI20241205BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】香りを認知し難い状態の生体に対する不要な香り成分の放出を抑制し、香りの効果を十分に発揮させることができる香りの制御装置を提供する。
【解決手段】香り制御装置2は、所定の入力信号に応じて生体への刺激を制御するための第1の制御信号S1を出力し(S10~S12)、生体が刺激に反応したことを検知すると(S13~S12)、刺激とは異なる香りを出力するための第2の制御信号A1を出力する(S16)制御部22を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
所定の入力信号に応じて生体への刺激を制御するための第1の制御信号を出力し、前記生体が前記刺激に反応したことを検知すると、前記刺激とは異なる香りを出力するための第2の制御信号を出力する制御部を有する香り制御装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記刺激に対する前記生体からの反応がない場合は、前記生体が前記刺激に反応するまで、前記第1の制御信号を繰り返し出力する、請求項1に記載の香り制御装置。
【請求項3】
前記第1の制御信号を繰り返し出力する際に、前記第1の制御信号は、前記刺激の種類と強さとの少なくとも一方の変更が可能である、請求項2に記載の香り制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記香りに対する前記生体からの反応を解析し、反応量が予め設定されたレベルになるまで、前記第2の制御信号を繰り返し出力する、請求項1に記載の香り制御装置。
【請求項5】
前記第2の制御信号を繰り返し出力する際に、前記第2の制御信号は、前記香りの種類と強さとの少なくとも一方の変更が可能である、請求項4に記載の香り制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2の制御信号を繰り返し出力しても、前記香りに対する前記生体の反応量が予め設定されたレベルにならない場合は、前記第1の制御信号を出力する、請求項4に記載の香り制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記刺激に対する前記生体の反応量が予め設定されたレベルになるまで、前記第1の制御信号を繰り返し出力する、請求項6に記載の香り制御装置。
【請求項8】
前記第1の制御信号を繰り返し出力する際に、前記第1の制御信号は、前記刺激の種類と強さとの少なくとも一方の変更が可能である、請求項7に記載の香り制御装置。
【請求項9】
前記刺激は、音、光、映像、風、振動のいずれか一つ、または2つ以上の組み合わせを含む、請求項1に記載の香り制御装置。
【請求項10】
前記所定の入力信号は、時刻、音、周囲の明るさの変化のいずれかを示す信号、または外部装置からの指示信号である、請求項1に記載の香り制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、香り制御装置及び香り制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、香り成分(香料)を放出して空間の香りを制御する香り制御装置が提供されている。香り制御装置の一例として、特許文献1には、所定の制御信号に基づいて、香料とその香料の香りを打ち消す消香材とを放出する制御型芳香出力装置が記載されている。特許文献2には、香料の吹き出しの対象である生体の反応を測定し、生体反応の測定結果に基づいて、香料と消臭材料の吹き出しの制御を行う香料吹き出し制御装置が記載されている。特許文献3には、手を認識した結果に基づいて香りの出力を制御する制御装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3638201号公報
特開2007-54445号公報
特開2019-139465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1~3に記載の装置はいずれも、生体が香りを認知できる状態であることを前提としており、香りを認知し難い状態(例えば、寝ている状態)の生体への適用は想定されていない。このため、香りを認知し難い状態の生体に対して特許文献1~3に記載の装置を適用した場合は、香り成分が無駄に放出され、香りの効果を十分に発揮させることができない場合がある。
【0005】
本発明の目的は、香りを認知し難い状態の生体に対する不要な香り成分の放出を抑制し、香りの効果を十分に発揮させることができる香りの制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様によれば、所定の入力信号に応じて生体への刺激を制御するための第1の制御信号を出力し、前記生体が前記刺激に反応したことを検知すると、前記刺激とは異なる香りを出力するための第2の制御信号を出力する制御部を有する香り制御装置が提供される。
【0007】
本発明の別の態様によれば、香りを出力する香り出力手段と、前記香りとは異なる刺激を出力する刺激出力手段と、前記香りの出力対象である生体の反応を計測する計測手段と、前記刺激出力手段から前記刺激を出力させ、前記計測手段が前記刺激に対する前記生体の反応を計測した結果に基づいて、前記香り出力手段からの前記香りの出力を制御する制御手段と、を有する香り制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、香りを認知し難い状態の生体に対する不要な香り成分の放出を抑制し、香りの効果を十分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態による香り制御装置を備えた香り制御システムを示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態による香り制御装置の外観図である。
本発明の第1の実施形態による香り制御装置の構成を示すブロック図である。
刺激出力装置の一構成例を示すブロック図である。
香り出力装置の一構成例を示すブロック図である。
図5に示す香り出力装置の香り出力機構の一例を示す模式図である。
図3に示す香り制御装置にて行われる香り制御の一手順を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態による香り制御装置にて行われる香り制御の一手順を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施形態による香り制御装置にて行われる香り制御の一手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、実施形態はあくまで例示であり、本発明の範囲をその実施形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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