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公開番号
2024166645
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082863
出願日
2023-05-19
発明の名称
液体吐出装置、液体循環方法
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/18 20060101AFI20241122BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】消費電力を抑制しつつ、吐出口の液面の乾燥を抑制可能な液体吐出装置、及び液体循環方法を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、ノズル30Aから加圧室30Bに収容されたインクを吐出させる吐出部36と、ノズル30Aよりも下側で前記インクを収容するインク収容空間81Aを有し、インク収容空間81Aに収容された前記インクの水面F1よりも上側の空間が大気に連通するサブインクタンク81と、ノズル30Aに対してサブインクタンク81に収容された前記インクの水面F1を下降させる下降処理部と、前記インクの水面F1が下降された後に、吐出部36を経由する循環経路R21に沿って前記インクを循環させる循環処理部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を収容する第1収容空間を有し、前記第1収容空間に連通する吐出口から前記第1収容空間に収容された前記液体を吐出させる吐出部と、
前記吐出口よりも下側で前記吐出部に供給される前記液体を収容する第2収容空間を有し、前記第2収容空間に収容された前記液体の水面よりも上側の空間が大気に連通する収容部と、
前記吐出口に対して前記収容部に収容された前記液体の水面を下降させる下降処理部と、
前記下降処理部によって前記液体の水面が下降された後に、前記吐出部を経由する循環経路に沿って前記液体を循環させる循環処理部と、
を備える液体吐出装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記収容部を昇降させる昇降部を備え、
前記下降処理部は、前記昇降部を用いて前記液体の水面を下降させる、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記収容部に収容された前記液体の一部を吸い上げる吸い上げ部を備え、
前記下降処理部は、前記吸い上げ部を用いて前記液体の水面を下降させる、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記液体の温度を検出する検出処理部と、
前記検出処理部による検出結果に基づいて、前記下降処理部による前記液体の水面の下降量を設定する設定処理部と、
を備え、
前記下降処理部は、前記設定処理部による設定結果に従って前記液体の水面を下降させる、
請求項1~3のいずれかに記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記下降処理部は、直前の前記吐出部による前記液体の吐出時からの経過時間が予め定められた基準時間を超える場合に、前記液体の水面を下降させ、
前記循環処理部は、直前の前記吐出部による前記液体の吐出時からの経過時間が前記基準時間を超える場合に、前記循環経路に沿って前記液体を循環させる、
請求項1~3のいずれかに記載の液体吐出装置。
【請求項6】
液体を収容する第1収容空間を有し、前記第1収容空間に連通する吐出口から前記第1収容空間に収容された前記液体を吐出させる吐出部と、前記吐出口よりも下側で前記吐出部に供給される前記液体を収容する第2収容空間を有し、前記第2収容空間に収容された前記液体の水面よりも上側の空間が大気に連通する収容部と、を備える液体吐出装置で実行される液体循環方法であって、
前記吐出口に対して前記収容部に収容された前記液体の水面を下降させる下降ステップと、
前記下降ステップによって前記液体の水面が下降された後に、前記吐出部を経由する循環経路に沿って前記液体を循環させる循環ステップと、
を含む液体循環方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、及び液体循環方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット方式の画像形成装置は、インクを吐出する吐出部を備える。前記吐出部は、前記インクを収容する収容空間を有し、前記収容空間に連通する吐出口から前記収容空間に収容された前記インクを吐出させる。また、前記吐出口に形成される前記インクの液面の乾燥を抑制するために、前記収容空間を膨張させて前記吐出口の前記インクを前記収容空間に吸引し、その上で前記収容空間を経由する循環経路に沿って前記インクを循環させるインクジェット記録装置が関連技術として知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-194750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記関連技術に係るインクジェット記録装置では、前記吐出口の前記インクを前記収容空間に吸引した状態を継続させるために、前記収容空間の膨張及び収縮に用いられる圧電素子に対して継続的に電力を供給する必要がある。
【0005】
本発明の目的は、消費電力を抑制しつつ、吐出口の液面の乾燥を抑制可能な液体吐出装置、及び液体循環方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の局面に係る液体吐出装置は、吐出部と、収容部と、下降処理部と、循環処理部とを備える。前記吐出部は、液体を収容する第1収容空間を有し、前記第1収容空間に連通する吐出口から前記第1収容空間に収容された前記液体を吐出させる。前記収容部は、前記吐出口よりも下側で前記吐出部に供給される前記液体を収容する第2収容空間を有し、前記第2収容空間に収容された前記液体の水面よりも上側の空間が大気に連通する。前記下降処理部は、前記吐出口に対して前記収容部に収容された前記液体の水面を下降させる。前記循環処理部は、前記下降処理部によって前記液体の水面が下降された後に、前記吐出部を経由する循環経路に沿って前記液体を循環させる。
を備える
【0007】
本発明の他の局面に係る液体循環方法は、液体を収容する第1収容空間を有し、前記第1収容空間に連通する吐出口から前記第1収容空間に収容された前記液体を吐出させる吐出部と、前記吐出口よりも下側で前記吐出部に供給される前記液体を収容する第2収容空間を有し、前記第2収容空間に収容された前記液体の水面よりも上側の空間が大気に連通する収容部と、を備える液体吐出装置で実行され、下降ステップと、循環ステップとを含む。前記下降ステップでは、前記吐出口に対して前記収容部に収容された前記液体の水面が下降される。前記循環ステップでは、前記下降ステップによって前記液体の水面が下降された後に、前記吐出部を経由する循環経路に沿って前記液体が循環される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、消費電力を抑制しつつ、吐出口の液面の乾燥を抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成部、及び搬送ユニットの構成を示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。
図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の記録ヘッド、インク供給部、及びインク循環部の構成を示す図である。
図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行されるインク循環処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、本発明の他の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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