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公開番号
2024162707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078519
出願日
2023-05-11
発明の名称
ボトムブラケット組立体
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
主分類
B62K
19/34 20060101AFI20241114BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】シール部材の品質を向上できるボトムブラケット組立体を提供する。
【解決手段】人力駆動車のボトムブラケットハンガー内に装着されるように構成されるボトムブラケット組立体であって、前記ボトムブラケット組立体は、軸方向、径方向、および、周方向を定義する回転中心軸心を有し、シールベースと、インサート成形によって前記シールベースに取り付けられるシール部材と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
人力駆動車のボトムブラケットハンガー内に装着されるように構成されるボトムブラケット組立体であって、
前記ボトムブラケット組立体は、軸方向、径方向、および、周方向を定義する回転中心軸心を有し、
シールベースと、
インサート成形によって前記シールベースに取り付けられるシール部材と、を備える、ボトムブラケット組立体。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記シールベースは、前記軸方向に関する軸方向延出部を有し、
前記軸方向延出部は、前記径方向に関する前記シールベースの径方向内側面を定義し、
前記シール部材は、前記シールベースの前記径方向内側面において露出する、請求項1に記載のボトムブラケット組立体。
【請求項3】
前記シールベースは、前記径方向に関する径方向延出部を有し、
前記径方向延出部は、前記軸方向に関する前記シールベースの軸方向外側面を定義し、
前記シール部材は、前記シールベースの前記軸方向外側面において露出する、請求項1に記載のボトムブラケット組立体。
【請求項4】
内輪と、外輪と、前記径方向において、前記内輪、および、前記外輪の間に配置される複数の転動体と、を含むベアリングユニットをさらに備える、請求項1に記載のボトムブラケット組立体。
【請求項5】
前記内輪は、前記軸方向において測定される軸方向内輪長さを有し、
前記外輪は、前記軸方向において測定される軸方向外輪長さを有し、
前記軸方向内輪長さは、前記軸方向外輪長さよりも大きい、請求項4に記載のボトムブラケット組立体。
【請求項6】
固定端と、前記ベアリングユニットの前記内輪、および、前記外輪の一方に対して摺動するように構成される摺動端と、を有するロータリーシールをさらに備える、請求項4に記載のボトムブラケット組立体。
【請求項7】
前記ロータリーシールの前記摺動端は、前記内輪に対して摺動するように構成される、請求項6に記載のボトムブラケット組立体。
【請求項8】
前記シールベースは、前記軸方向に関する軸方向延出部と、前記径方向に関する径方向延出部と、を有し、
前記シールベースの前記軸方向延出部は、前記ベアリングユニットの前記内輪を支持するように構成される、請求項4に記載のボトムブラケット組立体。
【請求項9】
前記ベアリングユニットの前記外輪が装着されるアダプタ部材をさらに備える、請求項4に記載のボトムブラケット組立体。
【請求項10】
前記アダプタ部材は、
前記人力駆動車の前記ボトムブラケットハンガーに取り付けられるように構成される小径筒状部と、
前記ベアリングユニットを保持するように構成される大径筒状部と、
前記小径筒状部、および、前記大径筒状部を連結するように構成される径方向延出環状部と、を含む、請求項9に記載のボトムブラケット組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ボトムブラケット組立体の技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、人力駆動車のボトムブラケットハンガー内に装着されるように構成され、シールベース、および、シール部材を備えるボトムブラケット組立体が開示される。シールベースは、ボトムブラケットハンガーの軸方向まわりの内周面を有する。シール部材は、Oリングを含む。Oリングは、シールベースの内周面に形成される溝に嵌め合わされる。ボトムブラケット組立体は、Oリングによって、シールベースの内周面、および、シールベースに挿通されるクランク軸の外周面の間をシールする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
US2022/0411011A1号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のボトムブラケット組立体において、シール部材の性能の向上が望まれる。
【0005】
本開示の目的の1つは、シール部材の性能を向上できるボトムブラケット組立体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1側面に従うボトムブラケット組立体は、人力駆動車のボトムブラケットハンガー内に装着されるように構成されるボトムブラケット組立体であって、ボトムブラケット組立体は、軸方向、径方向、および、周方向を定義する回転中心軸心を有し、シールベースと、インサート成形によってシールベースに取り付けられるシール部材と、を備える。
第1側面のボトムブラケット組立体によれば、組付け時にシール部材が外れることを抑制できるため、シール部材の性能を向上できる。
【0007】
第1側面に従う第2側面のボトムブラケット組立体において、シールベースは、軸方向に関する軸方向延出部を有し、軸方向延出部は、径方向に関するシールベースの径方向内側面を定義し、シール部材は、シールベースの径方向内側面において露出する。
第2側面のボトムブラケット組立体によれば、ボトムブラケット組立体が人力駆動車に装着される装着状態において、クランク軸、および、シール部材の間を効率的にシールできる。
【0008】
第1、または、第2側面に従う第3側面のボトムブラケット組立体において、シールベースは、径方向に関する径方向延出部を有し、径方向延出部は、軸方向に関するシールベースの軸方向外側面を定義し、シール部材は、シールベースの軸方向外側面において露出する。
第3側面のボトムブラケット組立体によれば、シール部材をシールベースにインサート成形し易い。
【0009】
第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面のボトムブラケット組立体において、内輪と、外輪と、径方向において、内輪、および、外輪の間に配置される複数の転動体と、を含むベアリングユニットをさらに備える。
第4側面のボトムブラケット組立体によれば、ボトムブラケット組立体の回転効率に優れる。
【0010】
第4側面に従う第5側面のボトムブラケット組立体において、内輪は、軸方向において測定される軸方向内輪長さを有し、外輪は、軸方向において測定される軸方向外輪長さを有し、軸方向内輪長さは、軸方向外輪長さよりも大きい。
第5側面のボトムブラケット組立体によれば、内輪に摺動する追加のシール部材、および、内輪に固定される追加のシール部材の少なくとも1つを配置し易い。
(【0011】以降は省略されています)
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