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公開番号
2024161920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2024085202
出願日
2024-05-08
発明の名称
飴付輪切り乾燥レモン及びその製造方法
出願人
光浦醸造工業株式会社
代理人
主分類
A23G
3/48 20060101AFI20241113BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】温かい紅茶に入れることによって、簡単に苦味と酸味と甘味のバランスの取れたレモンティーを楽しむことができる飴付輪切り乾燥レモンと、飴が製造過程で輪切り乾燥レモンからはみ出ることなく、効率的に製造可能な飴付輪切り乾燥レモンの製造方法を提供する。
【解決手段】果芯の軸方向に対して直交する方向に薄くスライスした輪切りレモンを乾燥させて輪切り乾燥レモンとし、輪切り乾燥レモンの外皮部及び内果皮部を除く果実部上面に飴をコーティングした飴付輪切り乾燥レモンとする。また、果芯の軸方向に対して直交する方向に薄くスライスして輪切りレモンを製造する工程と、輪切りレモンを乾燥トレーに並べる工程と、輪切りレモンを乾燥トレーに並べた状態で乾燥する工程と、乾燥した輪切り乾燥レモンの果肉部上面に、所定温度で溶かした飴を果肉部表面から逸脱しない分量を流し込む工程とからなる、飴付輪切り乾燥レモンの製造方法とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
レモンの果芯の軸方向に対して直交する方向に薄くスライスした輪切りレモンを乾燥させた輪切り乾燥レモンであって、
前記輪切り乾燥レモンの外皮部及び内果皮部を除く果実部上面に、飴をコーティングした
ことを特徴とする飴付輪切り乾燥レモン。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
レモンをその果芯の軸方向に対して直交する方向に薄くスライスして輪切りレモンを製造する工程と、
前記輪切りレモンを乾燥トレーに並べる工程と、
前記輪切りレモンを乾燥トレーに並べた状態で乾燥する工程と、
前記乾燥工程で乾燥した輪切り乾燥レモンの果肉部上面に、所定温度で溶かした飴を果肉部表面から逸脱しない分量を流し込む工程とからなる
ことを特徴とする飴付輪切り乾燥レモンの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レモンを輪切りにして乾燥させ、切口部分に飴をコーティングした飴付輪切り乾燥レモン及びその製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
通常、レモンティーにはスライスした生のレモンを浮かべるが、新鮮なレモンをその場でスライスさせる必要があり提供状況が限られるだけではなく、酸味や苦味が強すぎるためにすぐに取り出さなければならず、レモンが紅茶に浮かんでいる状況を永く楽しむことはできない。
【0003】
その問題を解消するため、果芯の軸方向に対して直行する方向に薄くスライスした輪切りレモンを乾燥させたドライレモンを浮かべる方法がある。ドライレモンは保存期間が長く軽いため、様々な状況においてレモンティーを楽しめる。更に、ドライレモンは、乾燥時において苦味成分の多い外果皮部分(フラベト)と内果皮部分(アルベト)が果肉部分よりも乾燥度合いが高いため、苦味の出るタイミングが遅くなり、ドライレモンを浮かべたままレモンティーを楽しむことが可能となる。
【0004】
しかしそれでも長時間放置すると酸味や苦味が出てくるため、それを解消するために紅茶に砂糖や甘味料を入れ、ドライレモンを浮かべる方法があるが、最終的な苦味を打ち消すほどの甘みを最初に加えると一口目から甘過ぎるため、紅茶本来の味わいや爽やかなレモンの酸味を味わうことができない。
【0005】
砂糖や蜂蜜などに漬けたレモンを紅茶に入れる方法も考えられるが、そのようなレモンは長時間漬け込んだ場合にはレモン本来の形状を保てず、短時間漬けた場合には保存期間が短くなる。さらに、それらのレモンはいずれも表面の粘性が高く、トングなどでの取り扱いが必要となり手軽さに難がある。
【0006】
ドライレモンの製造方法としては、スライスしたレモン等柑橘系果実をトレハロース溶液に浸漬させた後、減圧処理を行い、常圧に戻して一定時間保持し、フリーズドライを行う方法が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。この方法によれば、レモン等柑橘系果実をトレハロース溶液に浸漬させ、前記果実にトレハロースを減圧下で含浸し、フリーズドライ処理したものであり、レモン本来の味或いは香り等が変化する可能性がある。
また、乾燥品の水戻り・湯戻り性が良好であるため、アルベド(白色部分)の苦味成分が早く出てしまう懸念がある。
【0007】
更に別の乾燥カット柑橘系果実については、水分含有量が5~30重量%、糖類全体中のショ糖含有量が80重量%以下、且つ酸度が2%以下である乾燥カット柑橘系果実の製法であって、生果の酸度が3%以上の柑橘系果実を、果皮と果肉が一体となった状態でカットする工程、上記柑橘系果実を、穿孔する、穿孔した後ブランチングする、のいずれかの酸度調整をする工程、上記酸度調整した柑橘系果実を糖浸漬する工程、上記柑橘系果実を乾燥する工程を順次備えてなることを特徴するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。この乾燥カット柑橘系果実は、製造工程で果実の酸度を調整し、その後、糖浸漬するものであり、果実本来の味や風味を損なう恐れがある。また、レモンティーとして楽しむため、カップ内の紅茶等に浮かべた状態の見栄え等に係る配慮がなされていない。
【先行技術文献】
【0008】
特許第4447423号公報
【0009】
特許第6075951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記課題を解決するためのものであって、その目的とするところは、輪切りにした乾燥レモンの中央部分、即ち果肉部分のみに飴を流し込むことによって、様々なシチュエーションにおいて、レモン本来の苦味及び酸味と、甘味のバランスの取れたレモンティーを楽しむことが出来る飴付輪切り乾燥レモン及びその製造方法を提供することにある。
(【0011】以降は省略されています)
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