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公開番号
2024132425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023043177
出願日
2023-03-17
発明の名称
古代食品、醍醐味
出願人
個人
代理人
主分類
A23L
35/00 20160101AFI20240920BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】伝説の古代食品である乳粥味、乳酪味、生酥味、熟酥味、醍醐味などの乳の五味を復活させた食品を提供する。
【解決手段】牛乳、生クリーム、バター及びチーズからなる郡より選ばれた1種以上の乳製品と、蜂蜜、水飴及び砂糖からなる郡より選ばれた1種以上の甘味料と、米粉、麦粉、豆粉、粟粉及び葛粉からなる郡より選ばれた1種以上の粉末類と、清酒、濁り酒、甘酒及び味醂からなる郡より選ばれた1種以上の酒類と、塩、梅肉からなる塩梅、とを備えることを特徴とする古代食品、醍醐味を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
牛乳、生クリーム、バター及びチーズからなる郡より選ばれた1種以上の乳製品と、
蜂蜜、水飴及び砂糖からなる郡より選ばれた1種以上の甘味料と、
米粉、麦粉、豆粉、粟粉及び葛粉からなる郡より選ばれた1種以上の粉末類と、
清酒、濁り酒、甘酒及び味醂からなる郡より選ばれた1種以上の酒類と、
塩、梅肉からなる塩梅、
とを備えることを特徴とする古代食品、醍醐味。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、古代食品である乳粥味、乳酪味、生酥味、熟酥味、醍醐味などの乳の五味に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
伝説の食品である乳の五味とは、実在するものではなく、仏教の教義や経典の段階の説明に用いられるものである。
古来醍醐味とは、牛乳を精製していって最終的に乳製品ができるまでの味を、五段階に分けたもので、もと大乗の「大般涅槃経」の「聖行品」に出典する、譬えば牛より乳を出し、乳より酪を出し、酪より生酥を出し、生酥より熟酥を出し、熟酥より醍醐を出すといい、最後の醍醐味を最高の味として、仏の涅槃に例えるもので、経典や仏の衆生教化の深浅の次第を表す比喩や、悟りの境地を示す仏教用語であると信じられていた。
【0003】
しかし、釈尊が説かれた仏典は、古代の真実であると一途に信じた本出願人は、一片の疑念も抱かずに史料の発掘と精査に着手し、延喜式に大宰府のほか四十六国を、六区分して毎年順に酥を税として、貢酥する順番と年次が指定されていた事が判明した。
更に大臣大饗の際には、朝延から酥と甘栗を賜るならわしがあり、その勅使を<酥、甘栗使>と呼んだことが知られている。
以上のように古代朝延に酥蜜部という部署が置かれ、貴族や高僧など上流階級の占有物であった秘薬類は、不老長生の霊薬として提供されていた事実が判明した。
【0004】
釈尊が最高無上の美味であると讃えられた乳粥味、乳酪味、生酥味、熟酥味、醍醐味などの乳の五味は、飛鳥時代に遣隋使や渤海使がもたらした北方遊牧系の文化であり、貴族や高僧などの上流階級の食膳に枢要な地位を占める食べ物であったが、一子相伝・不立文字の掟を有する秘薬類は、乙巳の変後忽然と消滅してしまった。
更に、仏教の伝来により肉食を禁忌するようになり、我が国では実際に乳や獣肉を使用する調理は早々に廃れていった。
【0005】
飛鳥時代に渡来人や遣隋使がもたらし、その後忽然と消滅した醍醐味など古代食品の研究開発と復元作業は、数多くの先人達の興味と功名心を刺激して多くの研究者を虜にしたが、実物はもとより、レシピや製造方法も現代に伝承されることなく、完全に消滅しており、その挑戦は総て敗北してしまい、多くの努力は烏有に帰した。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
「大般涅槃経」 「聖行品」
【0007】
酪 生酥 熟酥 醍醐論孝 古・中期インド・アーリア文献「Veda文献」「Pali聖典」を基にした再現実験 平田昌弘 帯広畜産大学地域環境学研究部門(国会図書館 蔵)
【0008】
日本における古代乳製品の“酥”および“醍醐”の本草綱目<李奢>にもとずく再現試験 有賀秀子・高橋セツ子・倉持泰子・浦島匡・筒井静子 帯広畜産大学家畜生産科学科 帯広市080 北海道文理科短期大学 江別市069 (国会図書館 蔵)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
釈尊が「最高 無上の美味」であると讃えられた、不老長生の霊薬である乳粥味、乳酪味、生酥味、熟酥味、醍醐味などの古代食品である乳の五味の研究開発は困難を極めたが、この謎を解く<鍵>はお釈迦様の出身地、古代インドの言語であるサンスクリット語を翻訳した一文字、一文字がある言葉の意味を表す表意文字である漢訳仏典の漢字にあると考え、部首別に分解してみると、酉偏が多用されている事例が判明した。
【0010】
酒の歴史は人類とともに古く、果実や蜂蜜などの自然発酵によるものが、その原形であると思われる。原初の酒は洋の東西を問わず、農耕の神々と深いかかわりをもっている。酒の原料となる穀物は、またその地の主食であり、農耕によってもたらされるからである。
(【0011】以降は省略されています)
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