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公開番号2024157932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072610
出願日2023-04-26
発明の名称実装装置、実装方法、及び電子デバイスの製造方法
出願人JUKI株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H05K 13/04 20060101AFI20241031BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】実装装置の少なくとも一部をマニュアル操作で駆動すること。
【解決手段】実装装置は、基板を支持するステージと、基板に部品を実装する実装ヘッドと、基板、ステージ、及び実装ヘッドのそれぞれを模擬した画像データを表示装置に表示させる表示制御部と、実装ヘッドを現在位置から入力装置により指定された指定位置まで移動させるヘッド制御部を備える。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
基板を支持するステージと、
前記基板に部品を実装する実装ヘッドと、
前記基板、前記ステージ、及び前記実装ヘッドのそれぞれを模擬した3Dモデルを表示装置に表示させる表示制御部と、
前記実装ヘッドを現在位置から入力装置により指定された指定位置まで移動させるヘッド制御部と、
前記ステージを移動させるステージ制御部と、を備え、
前記3Dモデルと前記実装ヘッド及び前記ステージの動きを連動させる、
実装装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記現在位置と前記指定位置と前記基板の3Dモデルと前記ステージの3Dモデルとに基づいて、前記実装ヘッド又は前記ステージの移動に先行して前記3Dモデルを移動させ、
前記実装ヘッドの3Dモデルと前記基板の3Dモデル及び前記ステージの3Dモデルとの距離を計算し、少なくとも一つに接触するか否かを判定する判定部を備える、
請求項1に記載の実装装置。
【請求項3】
前記現在位置から前記指定位置までの前記実装ヘッド又は前記ステージの移動において、前記判定部の判定に基づいて、前記実装ヘッドが前記基板及び前記ステージに接触しないように制御する、前記ヘッド制御部及び前記ステージ制御部を備える、
請求項2に記載の実装装置。
【請求項4】
前記現在位置から前記指定位置までの前記実装ヘッドの移動において、
前記判定部の判定に基づいて前記実装ヘッドが前記基板及び前記ステージに接触しないように、前記実装ヘッドの移動経路を制御するヘッド制御部を備える、
請求項2に記載の実装装置。
【請求項5】
前記現在位置から前記指定位置までの前記実装ヘッドの移動において、
前記判定部の計算距離に基づいて、
前記実装ヘッドと前記基板及び前記ステージの少なくとも一つとの距離が閾値以下になった場合、前記ヘッド制御部、および、前記ステージ制御部は、前記実装ヘッド、および、前記ステージの移動を停止する、
請求項2に記載の実装装置。
【請求項6】
前記判定部の前記実装ヘッドとの接触判定に、前記基板に実装した部品の3Dモデルも加える、
請求項2に記載の実装装置。
【請求項7】
前記表示装置にタッチパネルを使用し、
前記3Dモデルのタッチ又はドラッグ操作により、
前記実装ヘッド又は前記ステージの動作を指示することができる、
請求項1に記載の実装装置。
【請求項8】
前記表示装置に表示された前記基板の3Dモデル上に、作業者の操作を助けるマーカーを表示する、
請求項1に記載の実装装置。
【請求項9】
前記マーカーが、前記実装ヘッドの基板カメラの撮像位置を示している、
請求項8に記載の実装装置。
【請求項10】
前記基板は、立体基板である、
請求項1に記載の実装装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、実装装置、実装方法、及び電子デバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
実装装置に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、立体基板に部品を実装する3次元実装装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/207313号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実装装置において、例えば実装ヘッドをマニュアル操作で移動させたい場合がある。立体基板に部品を実装する実装装置では、基板が実装ヘッドの可動範囲内に存在することがあり、その場合実装ヘッドをマニュアル操作で移動させると立体基板と衝突する危険性がある。
【0005】
本明細書で開示する技術は、実装装置をマニュアル操作で駆動する時に、実装ヘッドと基板の衝突を回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、実装装置を開示する。実装装置は、基板を支持するステージと、基板に部品を実装する実装ヘッドと、基板、ステージ、及び実装ヘッドのそれぞれを模擬した3Dモデルを表示装置に表示させる表示制御部と、実装ヘッドを現在位置から入力装置により指定された指定位置まで移動させるヘッド制御部と、実装ヘッドと基板の干渉をチェックする判定部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、3Dモデルを表示することで、作業者は装置の中を覗き込むことなく容易にマニュアル操作が行え、実装装置の衝突も回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る基板及び部品を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係る基板を支持するパレットを示す斜視図である。
図3は、実施形態に係る基板及びパレットを示す分解斜視図である。
図4は、実施形態に係る電子デバイスの生産システムを模式的に示す図である。
図5は、実施形態に係る実装装置、予熱装置、及びレーザ照射装置のそれぞれを模式的に示す図である。
図6は、実施形態に係る実装装置を模式的に示す平面図である。
図7は、実施形態に係る搬送装置及びステージを示す斜視図である。
図8は、実施形態に係る搬送装置及びステージを示す分解斜視図である。
図9は、実施形態に係るパレット及びステージを示す斜視図である。
図10は、実施形態に係るパレット及びステージを示す分解斜視図である。
図11は、実施形態に係る実装ヘッドを模式的に示す図である。
図12は、実施形態に係る管理装置の構成を概略的に示す図である。
図13は、実施形態に係る基板データを説明するための図である。
図14は、実施形態に係る電子デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
図15は、実施形態に係る表示装置に表示された表示データの一例を示す図である。
図16は、実施形態に係る実装ヘッド及びステージの制御方法の一例を示す図である。
図17は、実施形態に係る実装ヘッド及びステージの制御方法の一例を示す図である。
図18は、実施形態に係る実装ヘッド及びステージの制御方法の一例を示す図である。
図19は、実施形態に係る実装ヘッド及びステージの制御方法の一例を示す図である。
図20は、実施形態に係る実装ヘッド及びステージの制御方法の一例を示す図である。
図21は、実施形態に係るティーチング処理を説明するための図である。
図22は、実施形態に係るティーチング処理を説明するための図である。
図23は、実施形態に係るティーチング処理を示すフローチャートである。
図24は、実施形態に係る法線ベクトルの算出方法の一例を示す図である。
図25は、実施形態に係る法線ベクトルの算出方法の一例を示す図である。
図26は、実施形態に係る法線ベクトルの算出方法の一例を示す図である。
図27は、実施形態に係る実装ヘッドによる実装処理を説明するための図である。
図28は、実施形態に係る実装ヘッドによる実装処理を説明するための図である。
図29は、ステージの制御方法を説明するための図である。
図30は、実施形態に係る実装ヘッドによる実装処理を説明するための図である。
図31は、実施形態に係る実装ヘッドによる実装処理を説明するための図である。
図32は、実施形態に係る実装処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。実施形態においては、XYZ直交座標系を規定し、このXYZ直交座標系を参照しながら各部の位置関係について説明する。所定面のX軸に平行な方向をX軸方向とする。X軸に直交する所定面のY軸に平行な方向をY軸方向とする。所定面に直交するZ軸に平行な方向をZ軸方向とする。X軸方向を中心とする回転方向又は傾斜方向をθX方向とする。Y軸方向を中心とする回転方向又は傾斜方向をθY方向とする。Z軸方向を中心とする回転方向又は傾斜方向をθZ方向とする。実施形態において、所定面と水平面とは平行である。Z軸は鉛直軸に平行であり、Z軸方向は上下方向である。+Z側は上側であり、-Z側は下側である。なお、所定面は、水平面に対して傾斜してもよい。また、実施形態においては、X軸及びY軸を含む所定面を適宜、XY平面、と称する。
【0010】
[基板]
図1は、実施形態に係る基板1及び部品2を示す斜視図である。実施形態において、基板1は、立体基板である。立体基板とは、非平面の表面を有する基板をいう。基板1の表面は、曲面を含む。基板1の表面の少なくとも一部は、曲面状である。基板1の表面は、角部を含んでもよい。基板1の表面に突起部が設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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