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公開番号
2024140456
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051593
出願日
2023-03-28
発明の名称
回路基板
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
3/28 20060101AFI20241003BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板において、閉塞空間の形成を防止する。
【解決手段】回路基板10は、環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板であって、導体パターンは、ランドパターン部41,42と、ランドパターン41,42を接続する接続部51とを含む。接続部51は、ランドパターン部41に接続された区間61と、ランドパターン部42に接続された区間62と、区間61,62を接続する区間63とを含む。区間63の幅W13は、区間61,62の幅W11,W12よりも広い。これにより、区間63における単位面積当たりのハンダSの量が他の領域よりも少なくなることから、閉塞空間の形成が防止される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板であって、
前記導体パターンは、第1及び第2のランドパターン部と、前記第1のランドパターン部と前記第2のランドパターン部を接続する第1の接続部とを含み、
前記第1の接続部は、前記第1のランドパターン部に接続された第1の区間と、前記第2のランドパターン部に接続された第2の区間と、前記第1の区間と前記第2の区間を接続する第3の区間とを含み、
前記第3の区間の少なくとも一部は、前記第1及び第2の区間よりも幅が広い、
回路基板。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記導体パターンは、第3及び第4のランドパターン部と、前記第1のランドパターン部と前記第3のランドパターン部を接続する第2の接続部と、前記第2のランドパターン部と前記第4のランドパターン部を接続する第3の接続部と、前記第3のランドパターン部と前記第4のランドパターン部を接続する第4の接続部とをさらに含み、
前記第1の接続部の前記第3の区間の少なくとも一部は、前記第2乃至第4の接続部よりも幅が広い、
請求項1に記載の回路基板。
【請求項3】
前記第1の接続部の前記第1及び第2の区間は、前記第2乃至第4の接続部と同じ幅を有する、
請求項2に記載の回路基板。
【請求項4】
前記第1の接続部の前記第1及び第2の区間は、前記第2乃至第4の接続部よりも幅が細い、
請求項2に記載の回路基板。
【請求項5】
前記第1の接続部の前記第3の区間は、前記導体パターンが存在しない開口部を囲む環状構造を有する、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の回路基板。
【請求項6】
環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板であって、
前記導体パターンは、第1及び第2のランドパターン部を含む少なくとも3つのランドパターン部と、前記第1のランドパターン部と前記第2のランドパターン部を接続する第1の接続部を含む少なくとも3つの接続部とを含み、
前記第1の接続部は、他の接続部よりも幅が細い、
回路基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は回路基板に関し、特に、環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、回路基板の表面は、外部端子として用いられるランドパターンを除いてソルダーレジストで覆われることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-113391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、回路基板の薄型化等を目的としてソルダーレジストを省略すると、回路基板の表面に設けられた導体パターンが全て露出することから、ランドパターン以外の部分にもハンダが流れ込む。このため、回路基板の表面に露出する導体パターンが環状構造を有している場合、環状のハンダによって囲まれた空間が閉塞されるおそれがあった。
【0005】
本開示においては、環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板において、閉塞空間の形成を防止する技術が説明される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面による回路基板は、環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板であって、導体パターンは、第1及び第2のランドパターン部と、第1のランドパターン部と第2のランドパターン部を接続する第1の接続部とを含み、第1の接続部は、第1のランドパターン部に接続された第1の区間と、第2のランドパターン部に接続された第2の区間と、第1の区間と第2の区間を接続する第3の区間とを含み、第3の区間の少なくとも一部は、第1及び第2の区間よりも幅が広い。
【0007】
本開示の他の側面による回路基板は、環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板であって、導体パターンは、第1及び第2のランドパターン部を含む少なくとも3つのランドパターン部と、1のランドパターン部と第2のランドパターン部を接続する第1の接続部を含む少なくとも3つの接続部とを含み、第1の接続部は、他の接続部よりも幅が細い。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、環状構造を有する導体パターンが表面に露出する回路基板において、閉塞空間の形成を防止する技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示に係る技術の一実施形態による回路基板10の構造を説明するための模式的な断面図である。
図2(a)は環状構造を有する導体パターンの例を示す平面図である。図2(b)は、図2(a)に示す導体パターンに供給されたハンダがリフローによって流動した様子を示す模式的な平面図である。
図3(a)は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第1の例を説明するための平面図である。図3(b)及び(c)は、それぞれ図3(a)に示す導体パターンに供給されたハンダがリフローによって流動した様子を示す模式的な平面図及び断面図である。
図4は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第2の例を説明するための平面図である。
図5は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第3の例を説明するための平面図である。
図6は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第4の例を説明するための平面図である。
図7は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第5の例を説明するための平面図である。
図8は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第6の例を説明するための平面図である。
図9は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第7の例を説明するための平面図である。
図10(a)は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第8の例を説明するための平面図である。図10(b)は、図10(a)に示す導体パターンに供給されたハンダがリフローによって流動した様子を示す模式的な平面図である。
図11は、導体層L1,L4における導体パターンの形状の第9の例を説明するための平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本開示に係る技術の実施形態について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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