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公開番号
2025059736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170019
出願日
2023-09-29
発明の名称
コイル部品および電源装置
出願人
TDK株式会社
代理人
前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類
H01F
30/10 20060101AFI20250403BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】直流重畳特性が高いコイル部品を提供する。
【解決手段】 軟磁性金属磁性体を含むコア部と、導体が巻回されてなる巻回部と、を有し、巻回部がコア部の内部に形成されてなるコイル部品である。コア部は、巻回部の内径で囲われた部分に位置する中芯部と、中芯部以外の部分に位置する外装部と、を有する。中芯部は互いに異なる材料からなる第1中芯部と第2中芯部と、を有する。第2中芯部は第1中芯部の周りに配置される。巻回部の巻軸中心を含む断面における巻回部の高さをHとする。巻回部の巻軸中心に垂直な断面における中芯部の断面積をS、第1中芯部の断面積をS
1
として、H、S、およびS
1
が特定の範囲内である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軟磁性金属磁性体を含むコア部と、導体が巻回されてなる巻回部と、を有し、前記巻回部が前記コア部の内部に形成されてなるコイル部品であって、
前記コア部は、前記巻回部の内径で囲われた部分に位置する中芯部と、前記中芯部以外の部分に位置する外装部と、を有し、
前記中芯部は互いに異なる材料からなる第1中芯部と第2中芯部と、を有し、
前記第2中芯部は前記第1中芯部の周りに配置され、
前記巻回部の巻軸中心を含む断面における前記巻回部の高さをHとし、
前記巻回部の巻軸中心に垂直な断面における前記中芯部の断面積をS、前記第1中芯部の断面積をS
1
として、
下記の式により定義されるXが0.50以上、0.90以下であるコイル部品。
TIFF
2025059736000011.tif
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続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第2中芯部を構成する材料と前記外装部を構成する材料と、が異なる請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記第1中芯部の透磁率が前記第2中芯部の透磁率よりも大きい請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記第1中芯部における有機化合物の含有割合が前記第2中芯部における有機化合物の含有割合よりも小さい請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記コア部の少なくとも一部が有機化合物を実質的に含まない請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記第1中芯部における有機化合物の含有割合が1.5重量%以下である請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記第1中芯部および前記第2中芯部が前記軟磁性金属磁性体として軟磁性金属粒子を含み、
前記第1中芯部に含まれる軟磁性金属粒子の平均粒径が、前記第2中芯部に含まれる軟磁性金属粒子の平均粒径より大きい請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記第1中芯部および前記第2中芯部が前記軟磁性金属磁性体として軟磁性金属粒子を含み、
前記第1中芯部に含まれる軟磁性金属粒子の充填率が、前記第2中芯部に含まれる軟磁性金属粒子の充填率より大きい請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記第1中芯部および前記第2中芯部が前記軟磁性金属磁性体として軟磁性金属粒子を含み、
前記第1中芯部に含まれる軟磁性金属粒子の前記巻回部の巻軸方向に対する平均配向度と、前記第2中芯部に含まれる軟磁性金属粒子の前記巻回部の巻軸方向に対する平均配向度とが異なる請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項10】
請求項1または2に記載のコイル部品を含む電源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル部品および電源装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1はさまざまなT字型の磁気コアを含む磁性部品を開示している。
【0003】
特許文献2は比較的、透磁率が大きい磁性体を空芯部に配置するインダクタンス素子を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第9959965号明細書
特開2003-168610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、直流重畳特性が高いコイル部品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るコイル部品は、
軟磁性金属磁性体を含むコア部と、導体が巻回されてなる巻回部と、を有し、前記巻回部が前記コア部の内部に形成されてなるコイル部品であって、
前記コア部は、前記巻回部の内径で囲われた部分に位置する中芯部と、前記中芯部以外の部分に位置する外装部と、を有し、
前記中芯部は互いに異なる材料からなる第1中芯部と第2中芯部と、を有し、
前記第2中芯部は前記第1中芯部の周りに配置され、
前記第1中芯部を構成する材料と前記外装部を構成する材料と、が異なり、
前記巻回部の巻軸中心を含む断面における前記巻回部の高さをHとし、
前記巻回部の巻軸中心に垂直な断面における前記中芯部の断面積をS、前記第1中芯部の断面積をS
1
として、
下記の式により定義されるXの範囲が0.50以上、0.90以下である。
TIFF
2025059736000002.tif
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【0007】
本開示に係る電源装置は上記のコイル部品を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の一例に係るインダクタの断面の模式図である。
図1のI-I線に沿う断面の模式図である。
本実施形態の一例に係るインダクタを作製する過程で用いる各部材の熱圧着前の位置関係を示す模式図である。
本実施形態の一例に係るインダクタを作製する過程で用いる各部材の熱圧着前の位置関係を示す模式図である。
本実施形態の一例に係るインダクタを作製する過程で用いる各部材の熱圧着前の位置関係を示す模式図である。
比較例のインダクタを作製する過程で用いる各部材の熱圧着前の位置関係を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下に説明する本開示の実施形態は、本開示を説明するための例示である。本開示の一実施形態に係る各種構成要素、例えば数値、形状、材料、製造工程などは、技術的に問題が生じない範囲内で改変したり変更したりすることができる。
【0010】
また、本開示の図面に表された形状等は、実際の形状等とは必ずしも一致しない。説明のために形状等を改変している場合があるためである。
(【0011】以降は省略されています)
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