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公開番号2025064128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173633
出願日2023-10-05
発明の名称電力変換装置
出願人TDK株式会社
代理人弁理士法人つばさ国際特許事務所
主分類H02M 3/28 20060101AFI20250410BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】効果的に入力電圧を高くすることができる電力変換装置を得る。
【解決手段】本開示の電力変換装置は、第1の接続端子に接続された一端と第1のノードに接続された他端とを有する第1のスイッチと、第1のノードに接続された一端と第2のノードに接続された他端とを有する第2のスイッチと、第2のノードに接続された一端と第3のノードに接続された他端とを有する第3のスイッチと、第3のノードに接続された一端と第2の接続端子に接続された他端とを有する第4のスイッチとを含む第1のスイッチング回路と、第1のノードまたは第3のノードに接続された一端と第4のノードに接続された他端とを有する第3のキャパシタと、第4のノードに接続された一端と第5のノードに接続された他端とを有する第5のスイッチと、第5のノードに接続された一端と第3のノードに接続された他端とを有する第6のスイッチとを含む第2のスイッチング回路とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の接続端子および第2の接続端子を有する第1の電力端子と、
前記第1の接続端子に接続された一端と第1のノードに接続された他端とを有する第1のスイッチと、前記第1のノードに接続された一端と第2のノードに接続された他端とを有する第2のスイッチと、前記第2のノードに接続された一端と第3のノードに接続された他端とを有する第3のスイッチと、前記第3のノードに接続された一端と前記第2の接続端子に接続された他端とを有する第4のスイッチと、前記第1の接続端子に接続された一端と前記第2のノードに接続された他端とを有する第1のキャパシタと、前記第2のノードに接続された一端と前記第2の接続端子に接続された他端とを有する第2のキャパシタ)とを含む第1のスイッチング回路と、
前記第1のノードまたは前記第3のノードに接続された一端と第4のノードに接続された他端とを有する第3のキャパシタと、前記第4のノードに接続された一端と第5のノードに接続された他端とを有する第5のスイッチと、前記第5のノードに接続された一端と前記第3のノードに接続された他端とを有する第6のスイッチとを含む第2のスイッチング回路と、
前記第1のノードに接続された一端と前記第5のノードに接続された他端とを有する第1の巻線と、第2の巻線とを有するトランスと、
前記第2の巻線に接続された整流回路と、
前記整流回路に接続された平滑回路と、
前記平滑回路に接続された第2の電力端子と、
第1の動作、第2の動作、第3の動作、および第4の動作をこの順に繰り返すことにより、前記第1のスイッチング回路および前記第2のスイッチング回路の動作を制御可能な制御回路と
を備え、
前記第1の動作は、前記第1のスイッチ、前記第3のスイッチ、および前記第6のスイッチをオン状態にするとともに、前記第2のスイッチ、前記第4のスイッチ、および前記第5のスイッチをオフ状態にすることを含み、
前記第2の動作は、前記第2のスイッチ、前記第3のスイッチ、および前記第5のスイッチをオン状態にするとともに、前記第1のスイッチ、前記第4のスイッチ、および前記第6のスイッチをオフ状態にすることを含み、
前記第3の動作は、前記第2のスイッチ、前記第4のスイッチ、および前記第6のスイッチをオン状態にするとともに、前記第1のスイッチ、前記第3のスイッチ、および前記第5のスイッチをオフ状態にすることを含み、
前記第4の動作は、前記第2のスイッチ、前記第3のスイッチ、および前記第5のスイッチをオン状態にするとともに、前記第1のスイッチ、前記第4のスイッチ、および前記第6のスイッチをオフ状態にすることを含む
電力変換装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記制御回路は、
前記第1の動作の開始タイミングにおいて、前記第1のスイッチおよび前記第6のスイッチをオフ状態からオン状態に変化させることが可能であり、
前記第1の動作の終了タイミングにおいて、前記第1のスイッチおよび前記第6のスイッチをオン状態からオフ状態に変化させることが可能であり、
前記第2の動作の開始タイミングにおいて、前記第2のスイッチおよび前記第5のスイッチをオフ状態からオン状態に変化させることが可能であり、
前記第2の動作の終了タイミングにおいて、前記第3のスイッチおよび前記第5のスイッチをオン状態からオフ状態に変化させることが可能であり、
前記第3の動作の開始タイミングにおいて、前記第4のスイッチおよび前記第6のスイッチをオフ状態からオン状態に変化させることが可能であり、
前記第3の動作の終了タイミングにおいて、前記第4のスイッチおよび前記第6のスイッチをオン状態からオフ状態に変化させることが可能であり、
前記第4の動作の開始タイミングにおいて、前記第3のスイッチおよび前記第5のスイッチをオフ状態からオン状態に変化させることが可能であり、
前記第4の動作の終了タイミングにおいて、前記第2のスイッチおよび前記第5のスイッチをオン状態からオフ状態に変化させることが可能である
請求項1に記載の電力変換装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力を変換する電力変換装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
電力変換装置には、複数のスイッチング回路を用いた電力変換装置がある。例えば、特許文献1には、多段接続された昇圧チョッパ回路を有する電力変換装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-186974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電力変換装置では、入力電圧を高くしたい場合がある。この場合には、例えば、スイッチング回路において、高耐圧のトランジスタがしばしば用いられる。しかしながら、高耐圧のトランジスタの使用は、コストが上昇する可能性がある。また、例えば、特許文献1に示したように、コンバータを多段接続した場合には、回路サイズが大きくなってしまう。よって、高耐圧のトランジスタを用いずに、また、コンバータを多段接続せずに、効果的に入力電圧を高くできることが望まれる。
【0005】
効果的に入力電圧を高くすることができる電力変換装置を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施の形態に係る電力変換装置は、第1の電力端子と、第1のスイッチング回路と、第2のスイッチング回路と、トランスと、整流回路と、平滑回路と、第2の電力端子と、制御回路とを備えている。第1の電力端子は、第1の接続端子および第2の接続端子を有するものである。第1のスイッチング回路は、第1の接続端子に接続された一端と第1のノードに接続された他端とを有する第1のスイッチと、第1のノードに接続された一端と第2のノードに接続された他端とを有する第2のスイッチと、第2のノードに接続された一端と第3のノードに接続された他端とを有する第3のスイッチと、第3のノードに接続された一端と第2の接続端子に接続された他端とを有する第4のスイッチと、第1の接続端子に接続された一端と第2のノードに接続された他端とを有する第1のキャパシタと、第2のノードに接続された一端と第2の接続端子に接続された他端とを有する第2のキャパシタとを含むものである。第2のスイッチング回路は、第1のノードまたは第3のノードに接続された一端と第4のノードに接続された他端とを有する第3のキャパシタと、第4のノードに接続された一端と第5のノードに接続された他端とを有する第5のスイッチと、第5のノードに接続された一端と第3のノードに接続された他端とを有する第6のスイッチとを含むものである。トランスは、第1のノードに接続された一端と第5のノードに接続された他端とを有する第1の巻線と、第2の巻線とを有するものである。整流回路は、第2の巻線に接続されたものである。平滑回路は、整流回路に接続されたものである。第2の電力端子は、平滑回路に接続されたものである。制御回路は、第1の動作、第2の動作、第3の動作、および第4の動作をこの順に繰り返すことにより、第1のスイッチング回路および第2のスイッチング回路の動作を制御可能なものである。第1の動作は、第1のスイッチ、第3のスイッチ、および第6のスイッチをオン状態にするとともに、第2のスイッチ、第4のスイッチ、および第5のスイッチをオフ状態にすることを含む。第2の動作は、第2のスイッチ、第3のスイッチ、および第5のスイッチをオン状態にするとともに、第1のスイッチ、第4のスイッチ、および第6のスイッチをオフ状態にすることを含む。第3の動作は、第2のスイッチ、第4のスイッチ、および第6のスイッチをオン状態にするとともに、第1のスイッチ、第3のスイッチ、および第5のスイッチをオフ状態にすることを含む。第4の動作は、第2のスイッチ、第3のスイッチ、および第5のスイッチをオン状態にするとともに、第1のスイッチ、第4のスイッチ、および第6のスイッチをオフ状態にすることを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施の形態に係る電力変換装置によれば、効果的に入力電圧を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施の形態に係る電力変換装置の一構成例を表す回路図である。
図2は、図1に示した電力変換装置の一動作例を表すタイミング波形図である。
図3Aは、図1に示した電力変換装置の一動作状態を表す説明図である。
図3Bは、図1に示した電力変換装置の他の一動作状態を表す説明図である。
図3Cは、図1に示した電力変換装置の他の一動作状態を表す説明図である。
図3Dは、図1に示した電力変換装置の他の一動作状態を表す説明図である。
図4は、図1に示した電力変換装置におけるスイッチング回路の一動作状態を表す説明図である。
図5は、図1に示した電力変換装置におけるスイッチング回路の他の一動作状態を表す説明図である。
図6は、比較例に係る電力変換装置の一構成例を表す回路図である。
図7は、図6に示した電力変換装置におけるスイッチング回路の一動作状態を表す説明図である。
図8は、図6に示した電力変換装置におけるスイッチング回路の他の一動作状態を表す説明図である。
図9は、変形例に係る電力変換装置の一構成例を表す回路図である。
図10Aは、図9に示した電力変換装置の一動作状態を表す説明図である。
図10Bは、図9に示した電力変換装置の他の一動作状態を表す説明図である。
図10Cは、図9に示した電力変換装置の他の一動作状態を表す説明図である。
図10Dは、図9に示した電力変換装置の他の一動作状態を表す説明図である。
図11は、図9に示した電力変換装置におけるスイッチング回路の一動作状態を表す説明図である。
図12は、図9に示した電力変換装置におけるスイッチング回路の他の一動作状態を表す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
<実施の形態>
[構成例]
図1は、本発明の一実施の形態に係る電力変換装置(電力変換装置1)の一構成例を表すものである。電力変換装置1は、電圧を降圧することにより、バッテリBHから供給された電力を変換し、変換された電力をバッテリBLに供給するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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