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公開番号2024140798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052136
出願日2023-03-28
発明の名称面状ヒータ
出願人日星電気株式会社
代理人
主分類H05B 3/20 20060101AFI20241003BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】ヒータ線や電気部品に対して必要十分な固定強度が確保されるとともに、機器への貼付面の平坦性を確保しつつも金属箔の剥がれが抑制された面状ヒータを提供することにある。
【解決手段】通電によって発熱するヒータ線11を有する長尺ヒータ部材10を第1粘着部材21上に配設した面状ヒータ1において、長尺ヒータ部材の一部が第1粘着部材上に配設された第1箇所P1において長尺ヒータ部材を長さ方向に垂直な方向で断面視した際、長尺ヒータ部材の側面に沿って折り返された第1金属箔31によって包まれるとともに、第2粘着部材22を介して第1金属箔と固定された状態で第1粘着部材上に長尺ヒータ部材を配設する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
通電によって発熱するヒータ線を有する長尺ヒータ部材を第1粘着部材上に配設した面状ヒータであって、
該長尺ヒータ部材の一部が該第1粘着部材上に配設された第1箇所において、該長尺ヒータ部材を長さ方向に垂直な方向で断面視した際、該長尺ヒータ部材は該長尺ヒータ部材の側面に沿って折り返された第1金属箔によって包まれた状態で該第1粘着部材上に配設されているとともに、
該長尺ヒータ部材と該第1金属箔は第2粘着部材を介して固定されていることを特徴とする面状ヒータ。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
折り返された該第1金属箔の端縁は、該第2粘着部材を介して該第1金属箔上に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の面状ヒータ。
【請求項3】
該長尺ヒータ部材は第2箇所において該第1粘着部材上に配設されているとともに、該第2箇所において該長尺ヒータ部材は該第1金属箔に覆われていることを特徴とする、請求項2に記載の面状ヒータ。
【請求項4】
該長尺ヒータ部材は、該第1金属箔の端縁が該第2粘着部材を介して該第1金属箔上に固定された領域においても該第1粘着部材上に配設されているとともに、該第1金属箔に覆われていることを特徴とする、請求項3に記載の面状ヒータ。
【請求項5】
折り返された該第1金属箔の端縁は、該第2粘着部材を介して該第1粘着部材上に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の面状ヒータ。
【請求項6】
該長尺ヒータ部材は第2箇所において該第1粘着部材上に配設されているとともに、
該第2箇所において該長尺ヒータ部材は第2金属箔に覆われていることを特徴とする、請求項5に記載の面状ヒータ。
【請求項7】
該第2金属箔の端縁は、第3粘着部材を介して該第1金属箔上に固定されていることを特徴とする、請求項6に記載の面状ヒータ。
【請求項8】
該第1箇所は、該第1粘着部材の縁部に沿った領域であることを特徴とする、請求項1~7の何れか一項に記載の面状ヒータ。
【請求項9】
該第2箇所は、該第1粘着部材の縁部から離れた領域であることを特徴とする、請求項3、4、6、7の何れか一項に記載の面状ヒータ。
【請求項10】
該長尺ヒータ部材は、該ヒータ線と、該ヒータ線の端部に接続された電気部品とで構成されていることを特徴とする、請求項1~7の何れか一項に記載の面状ヒータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子炊飯器、足温浴器、さらには洋式便器の便座、車の座席などの加熱・保温 用に使用される面状ヒータに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【0002】
面状ヒータが組み込まれる機器本体の小型化が進むのに伴い、面状ヒータにおいても外形寸法の更なる縮小が要求されているとともに、面状ヒータの温度均一性を確保するために面状ヒータの縁部付近へのヒータ線配設が必要となる場面も存在する。
【0003】
面状ヒータの縁部付近にヒータ線を配設する際は、ヒータ線の固定強度の確保が必要となる。縁部付近にヒータ線を配設する際の固定強度を上げる手法の一例としては特許文献1、特許文献2などが挙げられる。
【0004】
特許文献1では両面粘着シートの縁部に沿ってヒータ線を配設する際、両面粘着シートに貼付された金属箔の貼代部が両面粘着シートの縁部を経て裏面に折返し状態で貼付することで、面状ヒータの縁部付近に配設されたヒータ線のずれや浮きを抑制している。
【0005】
特許文献2では粘着シート上に配置された面状ヒータにおいて、粘着シートの貼代部をヒータ線の外縁部から内縁部に向かって折り返し、ヒータ線を覆うようにすることでヒータ線の固定強度を高めている。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では金属箔を両面粘着シートの裏面に折り返すため、両面粘着シートの縁部裏面の平坦性に影響が出てしまい、面状ヒータを機器に貼付する際の作業性に影響を及ぼす。
【0007】
特許文献2に記載の方法は両面粘着シートの裏面の平坦性を確保することができるが、特許文献1で述べられているように、縁部から金属箔が剥がれやすいという課題が存在する。
【0008】
また、面状ヒータではヒータ線に外部から電力を供給するための接続端子や、過熱時に溶断することでヒータ線への電力共有を遮断する温度ヒューズといった電気部品が使用されることも多く、これらの電気部品を面状ヒータの縁部付近に固定する際の固定強度も求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2008―288009号公報
特開2007-35385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の課題は、ヒータ線や電気部品に対して必要十分な固定強度が確保されるとともに、機器への貼付面の平坦性を確保しつつも金属箔の剥がれが抑制された面状ヒータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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