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公開番号2024140373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051488
出願日2023-03-28
発明の名称照明装置
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人
主分類H05B 47/16 20200101AFI20241003BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】点検動作時に利用者へ違和感を与え難い照明装置を提供する。
【解決手段】光源42と、停電検知部41と、バッテリ43と、充電回路部31と、外部電源またはバッテリの電源を光源に供給し点灯させる点灯回路部32と、外部電源が入力時にバッテリを充電するとともに、光源部が第1の点灯状態となるように点灯回路部を制御する通常時モードと、停電検知部が停電を検知したときにバッテリの電力を用いて光源部が第2の状点灯態となるように点灯回路部を制御する非常時モードと、点検信号が入力されたときにバッテリの電源により光源部が第3の点灯状態となるように点灯回路部を制御する点検モードとを有する制御部35とを備え、通常時モードから点検モードに移行した場合に第1の点灯状態から第3の点灯状態に変化するまでの時間は、通常時モードから非常時モードに移行した場合に第1の点灯状態から第2の点灯状態に変化するまでの時間よりも長い。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光源と;
外部電源の停電を検知する停電検知部と;
バッテリと;
前記外部電源の電源を前記バッテリに充電する充電回路部と;
前記外部電源または前記バッテリの電源を前記光源に供給し点灯させる点灯回路部と;
前記外部電源が入力時に前記バッテリを充電するとともに、前記光源部が第1の点灯状態となるように前記点灯回路部を制御する通常時モードと、前記停電検知部が停電を検知したときに前記バッテリの電力を用いて前記光源部が第2の点灯状態となるように前記点灯回路部を制御する非常時モードと、点検信号が入力されたときに前記バッテリの電源により前記光源部が第3の点灯状態となるように前記点灯回路部を制御する点検モードとを有する制御部と;
を備え、
前記通常時モードから前記点検モードに移行した場合に前記光源部が前記第1の点灯状態から前記第3の点灯状態に変化するまでの時間は、前記通常時モードから前記非常時モードに移行した場合に前記光源部が前記第1の点灯状態から前記第2の点灯状態に変化するまでの時間よりも長いことを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記点検モードから前記通常時モードに移行した場合に前記光源部が前記第3の点灯状態から前記第1の点灯状態に変化するまでの時間は、前記非常時モードから前記通常時モードに移行した場合に前記光源部が前記第2の点灯状態から前記第1の点灯状態に変化するまでの時間よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記点検モードにおいて、前記光源部が第3の点灯状態から第1の点灯状態に変化するまでの時間は、前記第1の点灯状態から前記第3の点灯状態に変化するまでの時間よりも短いことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記点検モードにおいて、前記光源部が前記第1の点灯状態から前記第3の点灯状態に変化する間は、前記点灯回路部が前記外部電源の電源を前記光源部に供給するとともに、前記充電回路部が前記外部電源の電源を前記バッテリに充電し、
前記第3の点灯状態に到達後は、前記点灯回路部が前記バッテリの電源を前記光源部に供給することを特徴とする請求項1ないし3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記点検モードにおいて、前記光源部が前記第3の点灯状態から前記第1の点灯状態に変化する間は、前記点灯回路部が前記外部電源の電源を前記光源部に供給するとともに、前記充電回路部が前記外部電源の電源を前記バッテリに充電することを特徴とする請求項4に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、照明装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、非常時に蓄電池の電源を用いて点灯する非常灯や誘導灯などの照明装置が提供されている。このような照明装置は、法令により照明装置の点検を定期的に行うことが定められている。照明装置の定期的な点検は、例えば、点検スイッチの操作やリモコンからの点検信号の受信により点検動作を開始する。また、計時部を有し所定時間が経過したときに自動的に点検動作を開始する照明装置もある。
【0003】
例えば、非常灯は、通常時は消灯状態であり点検動作時に点灯状態となる。また、誘導灯は、通常時は点灯状態であるが点検動作時は通常時よりも光源が暗い状態となり、通常時と点検動作時で光源が異なる点灯状態となる。そのため、照明装置の周囲に利用者がいる状況で点検動作を開始した場合、照明装置の点灯状態の変化により利用者に眩しさや、明るさの変化による違和感を与える虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-012661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、点検動作時に利用者へ違和感を与え難い照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の照明装置は、光源と、外部電源の停電を検知する停電検知部と、バッテリと、外部電源の電源をバッテリに充電する充電回路部と、外部電源またはバッテリの電源を光源に供給し点灯させる点灯回路部と、外部電源が入力時にバッテリを充電するとともに、光源部が第1の点灯状態となるように点灯回路部を制御する通常時モードと、停電検知部が停電を検知したときにバッテリの電力を用いて光源部が第2の点灯状態となるように点灯回路部を制御する非常時モードと、点検信号が入力されたときにバッテリの電源により光源部が第3の点灯状態となるように点灯回路部を制御する点検モードとを有する制御部とを備え、通常時モードから点検モードに移行した場合に光源部が第1の点灯状態から第3の点灯状態に変化するまでの時間は、通常時モードから非常時モードに移行した場合に光源部が第1の点灯状態から第2の点灯状態に変化するまでの時間よりも長いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、点検動作時に利用者へ違和感を与え難い照明装置を提供することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る照明装置(非常灯)の外観を示す図である。
同上照明装置(非常灯)のブロック図である。
同上照明装置の光源部の点灯動作を示し、(a)は通常時モードから非常時モードに移行した場合のタイミングチャート、(b)は通常時モードから点検モードに移行した場合のタイミングチャートである。
同上照明装置の変形例に係る通常時モードから点検モードに移行した場合のタイミングチャートである。
第2の実施形態に係る照明装置(誘導灯)の外観を示す図である。
同上照明装置の光源部の点灯動作を示し、(a)は通常時モードから非常時モードに移行した場合のタイミングチャート、(b)は通常時モードから点検モードに移行した場合のタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、第1の実施形態を、図1ないし図4を参照して説明する。
【0010】
図1に非常灯である照明装置10(以降、第1の実施形態の照明装置10を「非常灯10」と称する)の外観を示し、図2に非常灯10の内部構成を示すブロック図を示す。非常灯10は、停電時などの非常時にバッテリの電源を用いて点灯する非常灯である。この非常灯10は、例えば埋込形器具であり天井板などに開口された埋込孔に埋め込み設置されるように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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