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公開番号
2025019565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123234
出願日
2023-07-28
発明の名称
係止構造
出願人
アズビル株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20250131BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】スナップフィットにより固定している箱体と蓋体との分解作業が迅速に実施できるようにする。
【解決手段】この係止構造は、嵌合部122に形成されて、嵌合部122の外周面123から突出する爪部101を備え、爪部101は、頭部121から離れるほど肉薄となる傾斜面102と、傾斜面102に形成された凹部103とを備える。また、凹部103は、入り口部分から奥にかけて外周面123に近づくように、外周面123に対して傾斜している底面104を備える。また、凹部103は、底面104に隣接して外周面123に垂直な垂直面105を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
頭部と嵌合部とを備える蓋体の嵌合部を、箱体の開口の内周面に嵌合して係止するスナップフィットによる係止構造であって、
前記嵌合部に形成されて、前記嵌合部の外周面から突出する爪部と、
前記箱体の開口端部に前記箱体の側壁を貫通して形成されて内側から前記爪部が係合するスリットと
を有し、
前記爪部は、前記頭部から離れるほど肉薄となる傾斜面と、前記傾斜面に形成された凹部とを備え、
前記凹部は、入り口部分から奥にかけて前記外周面に近づくように、前記外周面に対して傾斜している底面と、前記底面に隣接して設けられた突き当て面とを備える
係止構造。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
請求項1記載の係止構造において、
前記突き当て面は、前記外周面に垂直な垂直面である係止構造。
【請求項3】
請求項1記載の係止構造において、
前記突き当て面は、前記外周面に非垂直なテーパ面である係止構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スナップフィットによる係止構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、建築物に付帯している各設備の監視制御や、プラントなどの制御には制御装置や機器管理装置などによる制御システムが用いられている。制御システムは、ネットワークにより接続している現場に設置されたプロセス機器や各種センサなどのフィールド機器との間で信号をやりとりしている。このような制御システムでは、制御および監視の対象となる機器(制御機器)が多数にわたっている。
【0003】
上述した制御のために、機器本体部と、この機器本体部が着脱自在に装着される端子台とにより構成したモジュール型の制御機器が用いられている(特許文献1、特許文献2)。この種の制御機器で用いられるモジュールは、筐体の中に制御回路基板を収容している。また、制御回路基板の修理,交換,リサイクルなどを容易にするために、筐体を箱体と蓋体とで構成して分解可能とし、箱体に蓋体を嵌合して固定するために、箱体に設けた係合部に蓋体に設けた爪部を係止するスナップフィットが用いられている。
【0004】
スナップフィットにより係合している箱体と蓋体とを分解する際は、箱体の係合部より爪部を押し込んで係止状態を解消させて蓋体を引き抜いている。爪部を押し込む際は、マイナスドライバーなどの工具を使用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-282665号公報
特開2000-148214号公報
特開平07-180711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、スナップフィットの爪部は、箱体に蓋体を嵌合する際に容易に挿入できるように上面に傾斜面を形成している。一方、箱体に嵌合した蓋体が容易に外れないようにするために、箱体の係合部の側面は箱体の内周面に対して垂直とし、爪部が箱体の係合部に係止する部分は、箱体の内周面に対して垂直な面としている。このため、箱体と蓋体とを分離するために、爪部を工具で押し込む際に、工具を押し付ける面が傾斜面であるために引っ掛かりにくく滑りやすく、押しづらいものとなっている。このため、従来、スナップフィットにより固定している箱体と蓋体との分解作業が迅速に実施できないという問題があった。
【0007】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、スナップフィットにより固定している箱体と蓋体との分解作業が迅速に実施できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る係止構造は、頭部と嵌合部とを備える蓋体の嵌合部を、箱体の開口の内周面に嵌合して係止するスナップフィットによる係止構造であって、嵌合部に形成されて、嵌合部の外周面から突出する爪部と、箱体の開口端部に箱体の側壁を貫通して形成されて内側から爪部が係合するスリットとを有し、爪部は、頭部から離れるほど肉薄となる傾斜面と、傾斜面に形成された凹部とを備え、凹部は、入り口部分から奥にかけて外周面に近づくように、外周面に対して傾斜している底面と、底面に隣接して設けられた突き当て面とを備える。
【0009】
上記係止構造の一構成例において、突き当て面は、外周面に垂直な垂直面である。
【0010】
上記係止構造の一構成例において、突き当て面は、外周面に非垂直なテーパ面である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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