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公開番号
2024157146
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071306
出願日
2023-04-25
発明の名称
ダイヤフラム弁
出願人
株式会社フジキン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16K
7/17 20060101AFI20241030BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】製薬関係等の製造に用いるダイヤフラムにおいて、定置状態で弁室内部を洗浄する性能の高いダイヤフラム弁を提供すること。
【解決手段】第1流体通路11、第2流体通路12及びこれらの流体通路と連通する弁室13が設けられたバルブボディ10と、外方に凸状の屈曲領域42を備え、上端が前記バルブボディに固定される円筒状部41と、当該円筒状部の下端開口を閉鎖して、下面が前記第2流体通路の前記弁室側の第2開口15と当接離間する底壁部43とを有し、前記弁室に収容されるダイヤフラム40と、上昇または下降することにより前記屈曲領域を変形させ前記底壁部を開または閉の方向に移動させる弁棒と、を有している。前記第1流通通路の前記弁室側の第1開口14は前記弁室の側面に開口し、前記第1開口と前記屈曲領域の最大径部が対向している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1流体通路、第2流体通路及びこれらの流体通路と連通する弁室が設けられたバルブボディと、
外方に凸状の屈曲領域を備え、上端が前記バルブボディに固定される円筒状部と、当該円筒状部の下端開口を閉鎖して、下面が前記第2流体通路の前記弁室側の第2開口と当接離間する底壁部とを有し、前記弁室に収容されるダイヤフラムと、
上昇または下降することにより前記屈曲領域を変形させ前記底壁部を開または閉の方向に移動させる弁棒と、を有するダイヤフラム弁であって、
前記第1流通通路の前記弁室側の第1開口は前記弁室の側面に開口し、前記第1開口と前記屈曲領域の最大径部が対向していることを特徴とするダイヤフラム弁。
続きを表示(約 53 文字)
【請求項2】
前記ダイヤフラムは、合成樹脂製一体品である請求項1に記載のダイヤフラム弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ダイヤフラム弁に関し、特に、PTFEなどの合成樹脂製のダイヤフラムを使用したダイヤフラム弁に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ダイヤフラム弁として、流体通路が設けられたボディと、ボディに形成されたシートと、シートに当接・離間されることで流体通路の開閉を行うダイヤフラムと、ダイヤフラムの中央部を押圧するダイヤフラム押さえと、ダイヤフラム押さえを上下移動させる上下移動手段と、を備えているものが知られている。
【0003】
図3に示すダイヤフラム弁は、特許文献1に記載のダイヤフラム弁であり、ダイヤフラム105は、円筒状部121と底壁部122とから構成され、円筒状部121はフランジ部123、上部131、中間部133及び下部132とから構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6002448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のバルブは、主にリチウムイオンバッテリー関連の製造において好適に用いられ、バルブ内の発塵を防止するという点において有効に寄与する。この種のバルブを同じく発塵防止という観点から製薬関連のバルブに応用しようとすると、各バッチ処理を行った後に、製造に用いる機器を十分に洗浄し、必要に応じて消毒や滅菌を行う必要がある。この観点から、製薬関連に使用される生産機器は分解せずに定置状態で洗浄するCIP(Cleaning in Place)や定置状態で滅菌するSIP(Sterilization in Place)が適切に行われることが重要となってくる。CIP時においてはバルブを開放状態にして流体流出通路102bから精製水や洗浄液を導入してダイヤフラム105の表面や弁室内部を洗い流す。SIP時においてはバルブを開放状態にして流体流出通路102bから高温水蒸気を導入してダイヤフラム105の表面や弁室内部の滅菌を行う。
【0006】
しかしながら、図3に示すダイヤフラム弁101では、流体流出通路102bの左側開口が、中間部133の上の上部131に対向しているので、中間部133の下側の斜面や下部132の表面をきれいに洗い流すことが難しい。一方、流体流出通路102bの左側開口が、中間部133の下の下部132に対向していると、上部131あたりに空気だまりができて中間部133よりも上の上部131をきれいに洗い流すことが難しい。
【0007】
この発明の目的は、製薬関係等の製造に用いるダイヤフラム弁において、定置状態で弁室内部を洗浄や滅菌する性能の高いダイヤフラム弁を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明(1)は、第1流体通路、第2流体通路及びこれらの流体通路と連通する弁室が設けられたバルブボディと、外方に凸状の屈曲領域を備え、上端が前記バルブボディに固定される円筒状部と、当該円筒状部の下端開口を閉鎖して、下面が前記第2流体通路の前記弁室側の第2開口と当接離間する底壁部とを有し、前記弁室に収容されるダイヤフラムと、上昇または下降することにより前記屈曲領域を変形させ前記底壁部を開または閉の方向に移動させる弁棒と、を有するダイヤフラム弁であって、前記第1流通通路の前記弁室側の第1開口は前記弁室の側面に開口し、前記第1開口と前記屈曲領域の最大径部が対向していることを特徴とするダイヤフラム弁である。
【0009】
本発明(1)のダイヤフラム弁では、前記第1開口と前記屈曲領域の最大径部が対向しているので、ダイヤフラム弁のCIPやSIPにおいて屈曲領域の上側と下側に直接に洗浄水や高温水蒸気があたるので洗い残しや菌が残ることを防止することができる。
【0010】
本発明(2)は、前記ダイヤフラムが合成樹脂製一体品である本発明(1)のダイヤフラム弁である。
(【0011】以降は省略されています)
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