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公開番号
2024156658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2024103605,2020559426
出願日
2024-06-27,2019-04-24
発明の名称
ゲノム編集方法及び組成物
出願人
リガンダル・インコーポレイテッド
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
C12N
15/09 20060101AFI20241029BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】複数のペイロードを伴う送達媒体を使用するゲノム編集の方法または組成物を提供する。
【解決手段】送達媒体は、(a)ゲノムを切断する1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼ又はこれをコードする1つ以上の核酸;(b)ゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含み、前記ヌクレオチド配列の挿入がゲノム内の挿入部位において部位特異的リコンビナーゼのための標的配列をもたらす第1のドナーDNA;(c)部位特異的リコンビナーゼ又はこれをコードする核酸であって、前記標的配列を認識する部位特異的リコンビナーゼ;及び(d)部位特異的リコンビナーゼによる前記標的配列の認識の結果としてゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含む第2のドナーDNAを含むペイロードを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ドナー配列を細胞のゲノムに挿入する方法であって、
(a)1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼ又は前記1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼをコードする1つ以上の核酸を含み、前記1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼが前記ゲノムを切断する、ヌクレアーゼ組成物;
(b)前記ゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含む第1のドナーDNAを含み、前記ヌクレオチド配列の挿入が前記ゲノム内の挿入部位において部位特異的リコンビナーゼのための標的配列をもたらす、標的ドナー組成物;
(c)前記部位特異的リコンビナーゼ又は前記部位特異的リコンビナーゼをコードする核酸を含み、前記部位特異的リコンビナーゼが前記標的配列を認識する、リコンビナーゼ組成物;及び
(d)前記部位特異的リコンビナーゼによる前記標的配列の認識の結果として前記ゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含む第2のドナーDNAを含むインサートドナー組成物
を含むペイロードを伴う送達媒体を細胞に導入することを含む方法。
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【請求項2】
前記標的ドナー組成物の前記第1のドナーDNAの前記ヌクレオチド配列の挿入が、前記ゲノム内の第1の部位において前記部位特異的リコンビナーゼのための第1の標的配列をもたらし、前記ゲノム内の第2の部位において前記部位特異的リコンビナーゼのための第2の標的配列をもたらす、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ヌクレアーゼ組成物が2か所で前記ゲノムを切断し、前記標的ドナー組成物が前記第1のドナーDNAのうちの2つを含み、それらの各々が前記ゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含み、これにより、前記ゲノム内の第1の部位において前記部位特異的リコンビナーゼのための第1の標的配列をもたらし、前記ゲノム内の第2の部位において前記部位特異的リコンビナーゼのための第2の標的配列をもたらす、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ゲノム内の前記第1の部位及び第2の部位の間隔が1,000,000塩基対以下である、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記ゲノム内の前記第1の部位及び第2の部位の間隔が100,000塩基対以下である、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項6】
前記ゲノムに挿入される前記インサートドナー組成物の前記ヌクレオチド配列の長さが、10塩基対(bp)~100キロ塩基対(kbp)である、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のドナーDNAが前記部位特異的リコンビナーゼのための2つの標的配列を含み、前記2つの標的配列が前記ゲノムに挿入される前記ヌクレオチド配列を挟む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記部位特異的リコンビナーゼのための前記標的配列が、attB部位、attP部位、attL部位、attR部位、loxP部位及びFRT部位から選択される、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記部位特異的リコンビナーゼが、ΦC31、ΦC31 RDF、Cre及びFLPから選択される、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼのうちの少なくとも1つが、メガヌクレアーゼ、ホーミングエンドヌクレアーゼ、亜鉛フィンガーヌクレアーゼ(ZFN)及び転写活性化因子様エフェクターヌクレアーゼ(TALEN)から選択される、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2018年4月24日に出願された米国特許仮出願第62/661,992号、2018年6月14日に出願された米国特許仮出願第62/685,240号の利益を主張し、これらの出願は、参照によりその全体がここに組み込まれる。
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【0002】
序説
ゲノム編集は、多くの状況で、依然として非効率的な方法である。部位特異的な遺伝子編集を行う多くの方法があるが、治療への橋渡しは、特に、in vivoへの送達を考慮した場合、送達技術が十分ではないことにより妨げられている。効率的なゲノム編集のための組成物及び方法に対する解決されていない重要な要求がある。
【発明の概要】
【0003】
複数のペイロードを伴う送達媒体を使用するゲノム編集のための組成物及び方法が提供される。一部の態様では、本発明の方法は送達媒体を細胞に導入することを含み、ここで、送達媒体は、(a)ゲノムを切断する1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼ(例えば、メガヌクレアーゼ、ホーミングエンドヌクレアーゼ、亜鉛フィンガーヌクレアーゼ(ZFN)、TALEN、I型又はIII型のCRISPR/Cas切断複合体、CRISPR/Casエフェクタータンパク質クラス2(RNA誘導型CRISPR/Casポリペプチド(例.Cas9、CasX、CasY、Cpf1(Cas12a)、Cas13、MAD7など))、又は1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼをコードする1つ以上の核酸[本明細書では(a)はヌクレアーゼ組成物という];(b)ゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含み、前記ヌクレオチド配列の挿入がゲノム内の挿入部位において部位特異的リコンビナーゼのための標的配列(例.attP部位)をもたらす第1のドナーDNA[本明細書では(b)は標的ドナー組成物という];(c)部位特異的リコンビナーゼ(例.ΦC31、ΦC31 RDF、Cre、FLP)(又はこれをコードする核酸)であって、前記標的配列を認識する部位特異的リコンビナーゼ[本明細書では(c)はリコンビナーゼ組成物という];及び(d)部位特異的リコンビナーゼによる前記標的配列の認識の結果としてゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含む第2のドナーDNA[本明細書ではd)はインサートドナー組成物という]を含むペイロードを含む。(a)、(b)、(c)及び(d)を含む送達媒体は、部位特異的リコンビナーゼのための1つ以上の標的部位の挿入による大型の配列のゲノムへの挿入と、その後の目的のヌクレオチド配列のリコンビナーゼ媒介型挿入を容易とする。一部の場合、挿入される(インサートドナー組成物から)目的のヌクレオチド配列は、10キロ塩基対(kbp)以上(例えば、15kbp~100kbp、30kbp~100kbp又は50kbp~100kbp)である。
【0004】
一部の場合、第1のドナーDNAのヌクレオチド配列の挿入は、ゲノム内の第1の部位において部位特異的リコンビナーゼのための第1の標的配列をもたらし、ゲノム内の第2の部位において部位特異的リコンビナーゼのための第2の標的配列(例えば、2つのattP部位の挿入)をもたらす。一部の場合、ヌクレアーゼ組成物は2か所でゲノムを切断し、標的ドナー組成物は第1のドナーDNAのうちの2つを含み、それらの各々がゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含み、これにより、ゲノム内の第1の部位において部位特異的リコンビナーゼのための第1の標的配列をもたらし、ゲノム内の第2の部位において部位特異的リコンビナーゼのための第2の標的配列をもたらす(例.2つのattP部位の挿入)。一部の場合、第2のドナーDNAは部位特異的リコンビナーゼのための2つの標的配列(例.attB部位)を含み、ここで、2つの標的配列はゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を挟む。
【0005】
送達媒体は、in vitro、ex vivo又はin vivoで、細胞に導入されうる/細胞へと送達されうる。複数のペイロードを同じ送達媒体(例.ナノ粒子)の一部として送達することの1つの利点は、各ペイロードの効率が低下しないことである。例として、ペイロードA及びペイロードBが2つの別個のパッケージ/媒体(それぞれパッケージA及びパッケージB)により送達される場合、効率は乗算的で、例えば、パッケージA及びパッケージBが各々1%のトランスフェクション効率を有する場合、ペイロードA及びペイロードBを同じ細胞へと送達する見込みは0.01%(1%×1%)である。しかし、ペイロードA及びペイロードBがいずれも同じ送達媒体の一部として送達される場合、ペイロードA及びペイロードBを同じ細胞へと送達する見込みは1%で、0.01%に対して100倍の改善である。
【0006】
送達媒体は、非ウイルス性媒体、ウイルス性媒体、ナノ粒子(例.ターゲティングリガンド、並びに/又はアニオン性ポリマー組成物、カチオン性ポリマー組成物及びカチオン性ポリペプチド組成物を含むコア、を含むナノ粒子)、リポソーム、ミセル、水中油中水エマルジョン粒子、水中油エマルジョンミセル粒子、多重膜型水中油中水エマルジョン粒子、帯電ポリマーであるポリペプチドドメインと結合したターゲティングリガンド(例.ペプチドのターゲティングリガンド。ここで、ターゲティングリガンドは細胞表面タンパク質と結合し、そして、帯電ポリマーであるポリペプチドドメインは、核酸ペイロードと凝縮する及び/又はタンパク質ペイロードと静電相互作用している)、ペイロードと結合したターゲティングリガンド(例.ペプチドであるターゲティングリガンド。ここで、ターゲティングリガンドは細胞表面タンパク質と結合する)などを含みうるが、これらに限定されるものではない。一部の場合、ペイロードは、デオキシリボヌクレオタンパク質複合体及び/又はリボ-デオキシリボヌクレオタンパク質複合体として細胞に導入される。
【0007】
提供される組成物及び方法は、任意の細胞内の任意の座位におけるゲノム編集のために(例えばin vivoにおいて、例えばT細胞を操作するのに)使用されうる。例えば、CD8+ T細胞集団又はCD8+及びCD4+ T細胞の混合物は、抗原認識のために、CDR1、CDR2及び/又はCDR3ドメインの適切なTCRα/TCRβ対を一過性又は恒久的に発現するようにプログラム化されうる。
【0008】
本発明は、添付した図面を参照する場合に、以下の発明の詳細な説明を最も良く理解することができる。一般的な慣行に従い、図面は必ずしも縮尺どおりではないことが強調される。対照的に、図面は、明確さのために任意に拡大又は縮小することができる。図面には以下の図が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の方法を例示する概略図である。この例では、配列特異的ヌクレアーゼによるゲノムの切断の後に、(標的ドナー組成物のドナーDNAを使用して)2つの標的配列(例.attP部位)をゲノムに挿入する。2つの標的配列(例.attB部位)はインサートドナー組成物のドナーDNA上に存在しており、部位特異的リコンビナーゼ(例.ΦC31)を使用して(インサートドナー組成物の)ドナーDNAの配列を挿入した後も、2つの残留部位(例.attR部位)はゲノム内に存在している。
図2は、送達媒体(この例では、ある種のナノ粒子)を例示する概略図である。
図3は、送達媒体(この例では、ある種のナノ粒子)を例示する概略図である。この場合、ナノ粒子は、外側から順に、表面コート(外殻を含む)層、第2の脱落層、中間層(追加のペイロードを含む)及び第1の脱落層により取り囲まれたコア(第1のペイロードを含む)を有する、多層型である。
図4(パネルA~B)は、本発明のナノ粒子の表面コートにおけるターゲティングリガンドの構成例を示す概略図である。図示された送達分子は、ナノ粒子の脱落層と静電相互作用しているアンカードメインとコンジュゲートしたターゲティングリガンドを含む。ターゲティングリガンドは、N末端又はC末端でコンジュゲートする場合(各パネルの左側)も、内部でコンジュゲートする場合(各パネルの右側)もあることに留意されたい。パネルAではリンカーを含んでいるが、パネルBはリンカーを含まない。
図5Aは、送達媒体(本発明の送達分子を構成する例)を例示する概略図である。ターゲティングリガンドは、N末端又はC末端でコンジュゲートする場合(各パネルの左側)も、内部でコンジュゲートする場合(各パネルの右側)もある。この図は、リンカーのほかにペイロードと結合したターゲティングリガンドを含む送達分子を示す。
図5Bは、送達媒体(本発明の送達分子を構成する例)を例示する概略図である。ターゲティングリガンドは、N末端又はC末端でコンジュゲートする場合(各パネルの左側)も、内部でコンジュゲートする場合(各パネルの右側)もある。この図は、リンカーを有さないがペイロードと結合したターゲティングリガンドを有する送達分子を示す。
図5Cは、送達媒体(本発明の送達分子を構成する例)を例示する概略図である。ターゲティングリガンドは、N末端又はC末端でコンジュゲートする場合(各パネルの左側)も、内部でコンジュゲートする場合(各パネルの右側)もある。この図は、核酸ペイロードと凝縮した(及び/又はタンパク質ペイロードと例えば静電的に相互作用している)帯電ポリマーであるポリペプチドドメインと結合した、リンカー及びターゲティングリガンドを含む送達分子を示す。
図5Dは、送達媒体(本発明の送達分子を構成する例)を例示する概略図である。ターゲティングリガンドは、N末端又はC末端でコンジュゲートする場合(各パネルの左側)も、内部でコンジュゲートする場合(各パネルの右側)もある。この図は、リンカーは有さないが、核酸ペイロードと凝縮した(及び/又はタンパク質ペイロードと例えば静電的に相互作用している)帯電ポリマーであるポリペプチドドメインと結合したターゲティングリガンドを含む送達分子を示す。
図6は、使用可能な(例えばナノ粒子の一部として、例えば核局在化シグナル(NLS)含有ペプチドとして;NLS含有ペプチド、アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー及び/又はカチオン性ポリペプチドなどの一部として/これらにコンジュゲート可能な)NLSの例を示す。図は、Kosugi et al., J Biol Chem. 2009 Jan 2;284(1):478-85からの転載である[クラス1、上から順に配列番号201から配列番号221;クラス2、上から順に配列番号222から配列番号224;クラス4、上から順に配列番号225から配列番号230;クラス3、上から順に配列番号231から配列番号245;クラス5、上から順に配列番号246から配列番号264]。
図7は、マウス造血細胞系統と当該系統内の多様な細胞で同定されたマーカーを示す概略図である。
図8は、ヒト造血細胞系統と当該系統内の多様な細胞で同定されたマーカーを示す概略図である。
図9は、細胞の分化及び/又は増殖に影響を及ぼすのに使用可能なmiRNAを示す概略図である。
図10は、細胞の分化及び/又は増殖に影響を及ぼすのに使用可能なタンパク質を示す概略図である。
図11は、研究Aの組成物に関して、ナノ粒子の平均粒子サイズを示す。
図12は、研究Aの組成物に関して、ナノ粒子のゼータ電位を示す。
図13は、研究Aの組成物に関して、ナノ粒子の多分散性指数を示す。
図14は、研究Bの組成物に関して、ナノ粒子の多分散性指数及び安定性を説明する図を示す。
図15は、研究Bの組成物に関して、ナノ粒子の平均粒子サイズを示す。
図16は、研究Bの組成物に関して、ナノ粒子のゼータ電位を示す。
図17は、研究Bの組成物に関して、ナノ粒子の多分散性指数を示す。
図18は、研究Bの組成物に関して、ナノ粒子の多分散性指数及び安定性を説明する図を示す。
図19は、研究Cの組成物に関して、ナノ粒子の粒子サイズ分布を示す。
図20は、研究Cの組成物に関して、ナノ粒子のゼータ電位を示す。
図21は、研究Cの組成物に関して、ナノ粒子の多分散性指数を示す。
図22は、研究Cの組成物に関して、ナノ粒子の多分散性指数及び安定性を示す。
図23は、研究Cの組成物に関して、ナノ粒子のSYBR GOLD組入れアッセイで得た蛍光値を示す。
図24は、RNP-H2B(ミニコア)粒子についての特徴付けを示す。
図25は、RNP-H2B-PLE20:PDE20(コア)粒子についての特徴付けを示す。
図26は、RNP-H2B-PLE20:PDE20(コア)粒子の血清安定性を示す。
図27は、1日後のリガンド修飾粒子についての多分散性の評価を示す。
図28は、72時間後又は7日後のリガンド修飾粒子についての多分散性の評価を示す。
図29は、自動式パイプラインサンプリングで測定される細胞、核及びナノ粒子を示す。
図30は、さまざまな処理の14.5時間後までの細胞内の粒子の共局在の変化を示す。
図31は、さまざまな処理の14.5時間後までのCas9-eGFP細胞の割合を示す。
図32は、さまざまな処理の14.5時間後までの核への粒子の組込みを示す。
図33は、さまざまな処理の14.5時間後までのCas9-eGFP細胞の割合を示す。
図34Aは、非処理試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図34Bは、図34Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図34Cは、図34Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図35Aは、コア粒子中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図35Bは、図35Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図35Cは、図35Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図36Aは、リガンドであるポリ(L-アルギニン)で処理された試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図36Bは、図36Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図36Cは、図36Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図37Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図37Bは、図37Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図37Cは、図37Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図38Aは、リガンドCD8_(4GS)2_9R_Nによる、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図38Bは、図38Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図38Cは、図38Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図39Aは、リガンドCD28_mCD80_(4GS)2_9R_Nによる、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図39Bは、図39Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図39Cは、図39Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図40Aは、リガンドCD28_mCD86_(4GS)2_9R_Nによる、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図40Bは、図40Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図40Cは、図40Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図41Aは、リガンドIL2R_mIL2_4GS_2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図41Bは、図41Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図41Cは、図41Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図42Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1及びCD8_(4GS)2_9R_Nによる、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図42Bは、図42Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図42Cは、図42Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図43Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1及びCD28_mCD80_(4GS)2_9R_Nによる、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図43Bは、図43Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図43Cは、図43Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図44Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1及びCD28_mCD86_(4GS)2_9R_Nによる、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図44Bは、図44Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図44Cは、図44Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図45Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1及びIL2R_mIL2_4GS_2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図45Bは、図45Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図45Cは、図45Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図46Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1及びポリ(L-アルギニン);n=10による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図46Bは、図46Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図46Cは、図46Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図47Aは、リガンドCD28_mCD80_(4GS)2_9R_N及びCD28_mCD86_(4GS)2_9R_Nによる、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図47Bは、図47Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図47Cは、図47Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図48Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1、CD28_mCD86_(4GS)2_9R_N及びCD8_4GS_2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図48Bは、図48Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図48Cは、図48Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図49Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1、CD8_4GS_2_9R_N_1及びIL2R_mIL2_4GS_2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図49Bは、図49Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図49Cは、図49Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図50Aは、リガンドCD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1、CD28_mCD80_(4GS)2_9R_N及びCD8_4GS_2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図50Bは、図50Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図50Cは、図50Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図51Aは、CD3_CD3e_(4GS)2_9R_N_1、CD28_mCD86_(4GS)2_9R_N及びCD28_mCD80_(4GS_)2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図51Bは、図51Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図51Cは、図51Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図52Aは、リガンドCD8_4GS_2_9R_N_1、CD28_mCD80_(4GS)2_9R_N及びCD28_mCD86_(4GS)2_9R_Nによる、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図52Bは、図52Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図52Cは、図52Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図53Aは、リガンドCD8_4GS_2_9R_N_1、CD28_mCD80_(4GS)2_9R_N及びIL2R_mIL2_4GS_2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図53Bは、図53Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図53Cは、図53Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図54Aは、リガンドCD8_4GS_2_9R_N_1、CD28_mCD86_(4GS)2_9R_N、IL2R_mIL2_4GS_2_9R_N_1による、試料中のT細胞及びPBMCのターゲティングを示す。
図54Bは、図54Aに対応するヒト初代汎T細胞データを示す。
図54Cは、図54Aに対応するヒト初代PBMCデータを示す。
図55は、異なるリガンドによる試料の画像解析、汎T細胞フロー解析及びPBMCフロー解析を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
上記にまとめたとおり、複数のペイロードを伴う送達媒体を使用するゲノム編集のための組成物及び方法が提供される。一部の態様では、本発明の方法は送達媒体を細胞に導入することを含み、ここで、送達媒体は、(a)ゲノムを切断する1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼ(例えば、メガヌクレアーゼ、ホーミングエンドヌクレアーゼ、亜鉛フィンガーヌクレアーゼ(ZFN)、TALEN、I型又はIII型のCRISPR/Cas切断複合体、CRISPR/Casエフェクタータンパク質クラス2(RNA誘導型CRISPR/Casポリペプチド(例.Cas9、CasX、CasY、Cpf1(Cas12a)、Cas13、MAD7など))、又は1つ以上の配列特異的ヌクレアーゼをコードする1つ以上の核酸[本明細書では(a)はヌクレアーゼ組成物という];(b)ゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含み、前記ヌクレオチド配列の挿入がゲノム内の挿入部位において部位特異的リコンビナーゼのための標的配列(例.attP部位)をもたらす第1のドナーDNA[本明細書では(b)は標的ドナー組成物という];(c)部位特異的リコンビナーゼ(例.ΦC31、ΦC31 RDF、Cre、FLP)(又はこれをコードする核酸)であって、前記標的配列を認識する部位特異的リコンビナーゼ[本明細書では(c)はリコンビナーゼ組成物という];及び(d)部位特異的リコンビナーゼによる前記標的配列の認識の結果としてゲノムに挿入されるヌクレオチド配列を含む第2のドナーDNA[本明細書では(d)はインサートドナー組成物という]を含むペイロードを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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