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公開番号2024175643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2024001509
出願日2024-01-09
発明の名称ポリマーコートビーズの製造方法
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類C12N 11/087 20200101AFI20241211BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】
ビーズへのポリマー固定量を増加し、細胞剥離率を高めることが可能なポリマーコートビーズの製造方法を提供することにある。
【解決手段】
ポリマー固定量が1.0~100.0μg/cm2であるビーズの製造方法において、2回以上の真空含浸処理を行いポリマーコートすることを特徴とする製造方法により前記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ポリマー固定量が1.0~100.0μg/cm

であるビーズの製造方法において、2回以上の真空含浸処理を行いポリマーコートすることを特徴とする製造方法。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
1回当たりの真空含浸処理で固定するポリマー固定量が0.5~5.0μg/cm

であることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
ポリマーコート後に水で洗浄することを特徴とする請求項2記載の製造方法。
【請求項4】
ビーズが細孔を有することを特徴とする請求項3記載の製造方法。
【請求項5】
ビーズが合成高分子であることを特徴とする請求項4記載の製造方法。
【請求項6】
ポリマーの数平均分子量が1000~1000000であることを特徴とする請求項5記載の製造方法。
【請求項7】
真空含浸処理を3000Pa以下で行うことを特徴とする請求項6記載の製造方法。
【請求項8】
コートするポリマーが下記(A)、(B)、(C)のブロックを含むブロック共重合体を含むことを特徴とする請求項7記載の製造方法。
(A)HLB値(グリフィン法)が7以上20以下の範囲にある重合体ブロック。
(B)HLB値(グリフィン法)が0以上7未満の範囲にある重合体ブロック。
(C)水に対する下限臨界溶解温度(LCST)が0℃~50℃の範囲にある温度応答性重合体ブロック。
【請求項9】
請求項1~8記載の製造方法で得たビーズを用いた細胞培養方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリマーコートビーズの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
含浸法は対象に有用成分を固定する表面処理技術であり、固体触媒や機能性材料の製造など幅広い分野で導入されている。特許文献1では、銅及びアルミナからなる固体にギ酸ナトリウムを含浸法で表面処理した固体触媒が記載されており、一酸化炭素と水素からメタノールを効率的に製造することができる。また特許文献2では、ビーズに温度応答性ポリマーを含浸法で被覆した温度応答性マイクロキャリアが記載しており、マイクロキャリア上で培養した細胞を酵素不使用の冷却処理で回収することを可能にしている。
【0003】
これら固体触媒や機能性材料の性能は有用成分の固定量に依存する。有用成分の固定量は有用成分を含む表面処理剤の濃度に依存するが、特に高濃度のポリマーを含む表面処理剤は高粘度化のため対象に有用成分が染み込みにくく、固定量を高めることができずに十分な機能を発現できない課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5626077号公報
特許第6954047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本特許の目的は、ビーズへのポリマー固定量を高めることが可能なポリマーコートビーズの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、以上の点を鑑み、鋭意研究を重ねた結果、ポリマー固定量が1.0~100.0μg/cm

以上であるビーズの製造方法において、2回以上の真空含浸処理を行いポリマーコートすることを特徴とする製造方法により、有用成分の固定量を高めることが可能であることを見出し、本発明を完成した。すなわち本発明は以下の態様を含包する。
<1>ポリマー固定量が1.0~100.0μg/cm

であるビーズの製造方法において、2回以上の真空含浸処理を行いポリマーコートすることを特徴とする製造方法。
<2>1回当たりの真空含浸処理で固定するポリマー固定量が0.5~5.0μg/cm

であることを特徴とする<1>記載の製造方法。
<3>ポリマーコート後に水で洗浄することを特徴とする<2>記載の製造方法。
<4>ビーズが細孔を有することを特徴とする<3>記載の製造方法。
<5>ビーズが合成高分子であることを特徴とする<4>記載の製造方法。
<6>ポリマーの数平均分子量が1000~1000000であることを特徴とする<5>記載の製造方法。
<7>真空含浸処理を3000Pa以下で行うことを特徴とする<6>記載の製造方法。
<8>固定するポリマーが下記(A)、(B)、(C)のブロックを含むブロック共重合体であることを特徴とする<7>記載の製造方法。
(A)HLB値(グリフィン法)が7以上20以下の範囲にある重合体ブロック。
(B)HLB値(グリフィン法)が0以上7未満の範囲にある重合体ブロック。
(C)水に対する下限臨界溶解温度(LCST)が0℃~50℃の範囲にある温度応答性重合体ブロック。
<9><1>~<8>記載の製造方法で得たビーズを用いた細胞培養方法。
【発明の効果】
【0007】
ポリマー固定量が1.0~100.0μg/cm

以上であるビーズの製造方法において、2回以上の真空含浸処理を行いポリマーコートすることを特徴とする製造方法により、単回の真空含浸処理よりビーズの単位面積当たりのポリマー固定化量を増加し、細胞剥離率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例6で作製したポリマーコートビーズのSEM画像を示した図である。
比較例6で作製したポリマーコートビーズのSEM画像を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明するが、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。本発明は、その趣旨の範囲内で適宜変更して実施できる。
【0010】
本発明はポリマー固定量が1.0~100.0μg/cm

であるビーズの製造方法において、2回以上の真空含浸処理を行いポリマーコートすることを特徴とする製造方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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