TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024168106
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084531
出願日2023-05-23
発明の名称ジアホラーゼ
出願人旭化成ファーマ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C12N 9/02 20060101AFI20241128BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】充分なジアホラーゼ活性を有し、臨床診断・産業利用における使用に、より適したジアホラーゼを提供する。
【解決手段】DI-1株(NITE P-03816)によって生産されたジアホラーゼ。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
DI-1株(NITE P-03816)によって生産されたジアホラーゼ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、新規なジアホラーゼ(Diaphorase)に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ジアホラーゼ(EC.1.6.5.2)は、様々な技術分野において、in vitroでの利用が検討され、一部が実用化されている。
【0003】
例えば、臨床診断の技術分野では、ジアホラーゼが還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)を基質とするという特性を利用して、種々の体外診断用試薬に使用されている。
【0004】
体外診断用試薬としては、例えば、酵素サイクリング法を用いたアンモニア測定用試薬がある。検体中のアンモニアとデアミド-NAD

からアデノシン5’-三リン酸の存在下でNAD

合成酵素を触媒としてNAD

が生じ、さらにグルコース及びグルコース脱水素酵素によりNADHが生成する。この時、テトラゾリウム塩及びジアホラーゼの存在により、NADHは酸化され、再びNAD

となり、そこから、グルコース及びグルコース脱水素酵素によりさらにNADHが生成する、いわゆるサイクリング反応が行なわれる。この例では、反応生成物であるホルマザンの吸光度を測定することによりアンモニアを定量測定できる(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4127767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、充分なジアホラーゼ活性を有し、臨床診断・産業利用における使用に、より適したジアホラーゼを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意努力した結果、DI-1株(NITE P-03816)によって生産されたジアホラーゼを用いることで課題を解決することを見出し、本発明を完成した。
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、下記のジアホラーゼを提供する。
[1]DI-1株(NITE P-03816)によって生産されたジアホラーゼ。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、充分なジアホラーゼ活性を有し、臨床診断・産業利用における使用に、より適したジアホラーゼを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社オシキリ
発酵検査装置
2か月前
株式会社ゴーフォトン
PCR方法
3日前
個人
セルロース性物質の製造方法
1か月前
松谷化学工業株式会社
澱粉分解物の製造方法
2か月前
SMC株式会社
気体供給装置
13日前
東ソー株式会社
ポリマーコートビーズの製造方法
2か月前
株式会社GSP研究所
miRNA検出方法
1か月前
サッポロビール株式会社
アルコール飲料
1か月前
サッポロビール株式会社
アルコール飲料
1か月前
アサヒビール株式会社
容器詰麦芽発酵飲料
28日前
新東工業株式会社
培養システム
7日前
新東工業株式会社
培養システム
7日前
株式会社エムスタイル
微生物群の賦活化方法
1か月前
学校法人君が淵学園
核酸の部位特異的アシル修飾剤
1か月前
株式会社渡辺オイスター研究所
脂肪細胞の成長抑制剤
2か月前
ヤマサ醤油株式会社
アルギニン非分解性乳酸菌株の取得方法
20日前
東ソー株式会社
免疫グロブリン結合性タンパク質の製造方法
27日前
サッポロビール株式会社
茶風味アルコール飲料
15日前
東ソー株式会社
免疫グロブリン結合性タンパク質の製造方法
27日前
学校法人近畿大学
好気性微生物の培養方法および培養器
27日前
サムコ株式会社
ポアデバイス
1か月前
株式会社豊田中央研究所
環境核酸モニタリング方法
27日前
国立大学法人富山大学
T細胞受容体およびその利用
1か月前
株式会社トクヤマ
乾燥用保護剤、生体試料測定試薬、及び分析方法
2か月前
公立大学法人宮城大学
D-セリンの製造方法
2か月前
三浦工業株式会社
試料液に含まれる微生物の生体の抽出方法
1か月前
雪印メグミルク株式会社
D-セリン濃度低減用組成物
2か月前
学校法人関西医科大学
ポリペプチド
27日前
個人
細胞処理装置、細胞処理システム及び細胞処理方法
1か月前
グリーンケミカルズ株式会社
フェノール組成物およびポリマー
1か月前
個人
液滴処理装置、液滴処理システム及び液滴処理方法
21日前
花王株式会社
目的タンパク質の生産方法
1か月前
ニッタ株式会社
凍結細胞解凍装置
2か月前
ヤマト科学株式会社
生体由来物質の濃縮方法
20日前
サントリーホールディングス株式会社
ビールテイスト飲料
1か月前
東ソー株式会社
細胞外小胞の解析方法
2か月前
続きを見る