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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024153340
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2023067161
出願日
2023-04-17
発明の名称
試料採取装置
出願人
株式会社雷神の風
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12M
1/26 20060101AFI20241022BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】ウイルス等の病原微生物の検出を容易に行うことができる試料採取装置を提供する。
【解決手段】試料採取装置1は、筐体10と、筐体10の内部に設けられているフィルタ20と、フィルタ20に付着している異物をフィルタ20から離間させ、溶液に混合させることにより異物が混入している溶液を回収する溶液回収部30と、を備え、筐体10に設けられている流入口11から筐体10の内部に入った気体がフィルタ20を通るよう流れ、筐体10に設けられている流出口12から筐体10の外部に排出されるようになっている。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の内部に設けられているフィルタと、
前記フィルタに付着している異物を前記フィルタから離間させ、溶液に混合させることにより異物が混入している溶液を回収する溶液回収部と、
を備え、
前記筐体に設けられている流入口から前記筐体の内部に入った気体が前記フィルタを通るように流れ、前記筐体に設けられている流出口から前記筐体の外部に排出されるようになっている、試料採取装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記溶液回収部により回収された溶液を前記筐体の外部に排出する溶液排出部を更に備えた、請求項1記載の試料採取装置。
【請求項3】
前記溶液回収部により回収された溶液を容器に収容させ、溶液が収容された容器を前記筐体の外部に排出する容器排出部を更に備えた、請求項1記載の試料採取装置。
【請求項4】
前記筐体の内部に設けられ、前記溶液回収部により回収された溶液に含まれる病原微生物を検出する病原微生物検出部を更に備えた、請求項1記載の試料採取装置。
【請求項5】
前記溶液回収部は、前記フィルタに溶液を噴射する溶液噴射器と、前記溶液噴射器により前記フィルタに噴射された溶液が収容される第1収容器とを有している、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の試料採取装置。
【請求項6】
前記溶液回収部は、前記フィルタから異物を掻き落とす掻き落とし器と、溶液が貯留されており、前記掻き落とし器により前記フィルタから掻き落とされた異物が送られる第2収容器とを有している、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の試料採取装置。
【請求項7】
前記溶液回収部は、第3収容器に収容されている溶液に前記フィルタを浸すフィルタ移動器と、前記第3収容器に収容されている溶液に超音波を照射することにより前記フィルタから異物を除去して溶液に混合させる超音波照射器とを有している、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の試料採取装置。
【請求項8】
筐体と、
前記筐体の内部に設けられているフィルタと、
前記フィルタを収容体に収容させ、前記フィルタを収容している収容体を筐体の外部に排出する収容体排出部と、
を備え、
前記筐体に設けられている流入口から前記筐体の内部に入った気体が前記フィルタを通るよう流れ、前記筐体に設けられている流出口から前記筐体の外部に排出されるようになっている、試料採取装置。
【請求項9】
収容体として袋を供給する袋供給部を更に備え、
前記収容体排出部は、前記袋供給部により供給された袋に前記フィルタを収容させ、前記フィルタを収容している袋を筐体の外部に排出する、請求項8記載の試料採取装置。
【請求項10】
筐体と、
前記筐体の内部に設けられているフィルタと、
前記筐体の内部に設けられ、前記フィルタから回収された病原微生物を検出する病原微生物検出部と、
を備え、
前記筐体に設けられている流入口から前記筐体の内部に入った気体が前記フィルタを通るよう流れ、前記筐体に設けられている流出口から前記筐体の外部に排出されるようになっている、試料採取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、試料採取装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、空気中の浮遊ウイルスやエアロゾルを除去する試料採取装置として様々なものが知られている。例えば、特許文献1には、帯電部によってウイルスを帯電させることによりフィルタに引き寄せ、フィルタに対して紫外線を照射する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-171440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フィルタに付着しているウイルス等の病原微生物の量を計測するにあたり、従来は試料採取装置からフィルタを取り外して当該フィルタを回収し、回収されたフィルタを検査施設に運搬して検査施設内で病原微生物の量を計測していた。しかしながら、このような方法ではフィルタにおける異物が付着している箇所に手を触れることができないため不便であるという問題があった。
【0005】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、ウイルス等の病原微生物の検出を容易に行うことができる試料採取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の試料採取装置は、
筐体と、
前記筐体の内部に設けられているフィルタと、
前記フィルタに付着している異物を前記フィルタから離間させ、溶液に混合させることにより異物が混入している溶液を回収する溶液回収部と、
を備え、
前記筐体に設けられている流入口から前記筐体の内部に入った気体が前記フィルタを通るよう流れ、前記筐体に設けられている流出口から前記筐体の外部に排出されるようになっている。
【0007】
本開示の試料採取装置は、
前記溶液回収部により回収された溶液を前記筐体の外部に排出する溶液排出部を更に備えていてもよい。
【0008】
本開示の試料採取装置は、
前記溶液回収部により回収された溶液を容器に収容させ、溶液が収容された容器を前記筐体の外部に排出する容器排出部を更に備えていてもよい。
【0009】
本開示の試料採取装置は、
前記筐体の内部に設けられ、前記溶液回収部により回収された溶液に含まれる病原微生物を検出する病原微生物検出部を更に備えていてもよい。
【0010】
本開示の試料採取装置においては、
前記溶液供給部は、前記フィルタに溶液を噴射する溶液噴射器と、前記溶液噴射器により前記フィルタに噴射された溶液が収容される第1収容器とを有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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