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公開番号2024148342
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061404
出願日2023-04-05
発明の名称手袋用アダプタ
出願人株式会社美和製作所
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類C12M 1/00 20060101AFI20241010BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】アームホールに対して取り付ける手袋について、当該アームホール専用の手袋とは異なるサイズの手袋を取り付けることができる手袋用アダプタを提供する。
【解決手段】手袋用アダプタ3は、グローブボックス10のアームホール2に対して取り付けられる取付部4と、取付部4に設けられ、外周部に手袋7を被せることで手袋7が装着される手袋装着部5と、を備え、手袋装着部5の外周部の周長は、アームホール2の外周長に比べて異なる長さである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
グローブボックスのアームホールに対して取り付けられる取付部と、
前記取付部に設けられ、外周部に手袋を被せることで前記手袋が装着される手袋装着部と、
を備え、
前記手袋装着部の外周部の周長は、前記アームホールの外周長に比べて異なる長さである、
手袋用アダプタ。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記手袋装着部の外周部の周長は、前記アームホールの外周長に比べて長い、
請求項1に記載の手袋用アダプタ。
【請求項3】
前記手袋装着部は、前記アームホールの中心軸方向に見て、上下方向に長手方向を有する長円形状に形成されている、
請求項2に記載の手袋用アダプタ。
【請求項4】
前記アームホールに対して前記取付部が取り付けられた状態において、前記手袋装着部の下端は、グローブボックスの外蓋のハンドルの最下端よりも下方に位置している、
請求項3に記載の手袋用アダプタ。
【請求項5】
前記取付部は、
前記アームホールの外周面に対向する筒体部と、
前記筒体部に対して前記筒体部の周方向に間隔をおいて形成された複数のねじ穴と、
を有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の手袋用アダプタ。
【請求項6】
前記取付部は、
前記アームホールの外周面に対向する筒体部と、
前記筒体部の内周面に沿って設けられ、前記アームホールの先端部が嵌め込まれる溝部と、
を有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の手袋用アダプタ。
【請求項7】
前記取付部は、前記グローブボックスの内部から前記アームホールを閉じる内蓋を係止するための係止部を有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の手袋用アダプタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手袋用アダプタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、グローブボックスの一例が開示されている。グローブボックスは、作業空間内に通じる作業用開口と、作業用開口から突き出す筒状体と、を備える。筒状体には、手袋が取り付けられる。作業空間は、筒状体に取り付けられた手袋によって、気密状に密閉されている。
【0003】
作業者は、手を手袋に装着し、筒状体の内部に手袋と共に手を通すことで、作業空間の内部で作業を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-015840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、筒状体の外径は、グローブボックスの種類によって多種多様のものが存在する。このため、手袋についても、筒状体の種類に応じた各種のサイズが用意されているが、多く市場に出回っているサイズのものと、あまり出回っていないサイズのものとが存在する。
【0006】
一般的に、多く市場に出回っているサイズの手袋は、より多く製造されるため、比較的入手が容易であるのに対し、あまり出回っていないサイズの手袋は、製造数が少ないため、入手が困難になりやすい。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、アームホールに対して取り付ける手袋につき、当該アームホール専用の手袋とは異なるサイズの手袋を取り付けることができる手袋用アダプタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る一態様の手袋用アダプタは、グローブボックスのアームホールに対して取り付けられる取付部と、前記取付部に設けられ、外周部に手袋を被せることで前記手袋が装着される手袋装着部と、を備え、前記手袋装着部の外周部の周長は、前記アームホールの外周長に比べて異なる長さである。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る上記態様の手袋用アダプタは、アームホールに対して取り付ける手袋につき、当該アームホール専用の手袋とは異なるサイズの手袋を取り付けることができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係るグローブボックスの全体図である。
図2は、図1のA-A線断面図である。
図3は、実施形態に係る手袋用アダプタにおいて、図1のA-A線相当箇所で切断した断面斜視図である。
図4は、実施形態に係る手袋用アダプタの正面図である。
図5(A)(B)は、実施形態に係る手袋用アダプタに対して、内蓋を嵌め込む説明のための正面図である。
図6は、図1のB-B線断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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