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公開番号
2024113784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-23
出願番号
2023018968
出願日
2023-02-10
発明の名称
サンプリングキット
出願人
テルモ株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
C12M
1/26 20060101AFI20240816BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】必要量の生体試料を簡便に導出することができるサンプリングキットを提供する。
【解決手段】生体試料を収容可能な収容室38を含み、且つ可撓性を有する収容部32と、前記収容室に前記生体試料を導入するための導入流路34と、前記収容室に収容された前記生体試料を導出するための導出流路36と、を備えたサンプリングキットであって、前記収容部の一部をクランプすることにより前記収容室を複数の部分室に区画するクランプ部材20が装着可能であり、前記収容部には、前記クランプ部材を案内するガイド部42が設けられ、前記クランプ部材によって前記収容部の一部をクランプした状態で、前記複数の部分室のうちの前記クランプ部材の一方側に位置する第1部分室は前記導出流路に連通し、且つ前記複数の部分室のうちの前記クランプ部材の他方側に位置する第2部分室は前記導出流路に連通しない、サンプリングキットを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生体試料を収容可能な収容室を含み、且つ可撓性を有する収容部と、
前記収容室に前記生体試料を導入するための導入流路と、
前記収容室に収容された前記生体試料を導出するための導出流路と、
を備えたサンプリングキットであって、
前記収容部の一部をクランプすることにより前記収容室を複数の部分室に区画するクランプ部材が装着可能であり、
前記収容部には、前記クランプ部材を案内するガイド部が設けられ、
前記クランプ部材によって前記収容部の一部をクランプした状態で、前記複数の部分室のうちの前記クランプ部材の一方側に位置する第1部分室は前記導出流路に連通し、且つ前記複数の部分室のうちの前記クランプ部材の他方側に位置する第2部分室は前記導出流路に連通しない、サンプリングキット。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のサンプリングキットであって、
前記収容部は、前記クランプ部材が装着可能なくびれ部を有し、
前記収容部の厚さ方向における前記くびれ部の寸法は、前記厚さ方向における前記部分室の最大寸法よりも小さく、
前記ガイド部は、前記くびれ部を含む、サンプリングキット。
【請求項3】
請求項2に記載のサンプリングキットであって、
前記くびれ部は、直線状に延在している、サンプリングキット。
【請求項4】
請求項3に記載のサンプリングキットであって、
前記くびれ部は、前記収容室の一端から他端まで延在している、サンプリングキット。
【請求項5】
請求項3に記載のサンプリングキットであって、
前記くびれ部は、複数設けられ、
複数の前記くびれ部は、前記くびれ部の延在方向と交差する方向に間隔を空けて互いに平行に配置されている、サンプリングキット。
【請求項6】
請求項1に記載のサンプリングキットであって、
前記収容部には、前記収容室内の空気を排出するエアベントが設けられている、サンプリングキット。
【請求項7】
請求項1に記載のサンプリングキットであって、
前記導入流路は、前記導出流路に繋がっている、サンプリングキット。
【請求項8】
請求項1に記載のサンプリングキットであって、
前記収容部は、軟質素材で構成された第1シート及び第2シートが厚さ方向に重ねられた状態で互いに接合されることにより形成され、
前記第1シートと前記第2シートとの間には、前記収容室が形成されている、サンプリングキット。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載のサンプリングキットであって、
前記クランプ部材を備えるサンプリングキット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サンプリングキットに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、細胞(生体試料)を収容可能な収容室を備えた細胞保存容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/004304号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
必要量の生体試料を簡便に導出することができるサンプリングキットが待望されている。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、生体試料を収容可能な収容室を含み、且つ可撓性を有する収容部と、前記収容室に前記生体試料を導入するための導入流路と、前記収容室に収容された前記生体試料を導出するための導出流路と、を備えたサンプリングキットであって、前記収容部の一部をクランプすることにより前記収容室を複数の部分室に区画するクランプ部材が装着可能であり、前記収容部には、前記クランプ部材を案内するガイド部が設けられ、前記クランプ部材によって前記収容部の一部をクランプした状態で、前記複数の部分室のうちの前記クランプ部材の一方側に位置する第1部分室は前記導出流路に連通し、且つ前記複数の部分室のうちの前記クランプ部材の他方側に位置する第2部分室は前記導出流路に連通しない、サンプリングキットである。
【0007】
このような構成によれば、クランプ部材によって収容部の一部をクランプした状態で、第1部分室と導出流路とを連通させた状態で第2部分室と導出流路との連通をクランプ部材によって遮断することができる。そのため、第2部分室に生体試料を残しつつ第1部分室に収容された生体試料を導出流路に導出することができる。その後、クランプ部材を操作して第2部分室を導出流路に開放することにより、第2部分室に収容された生体試料を導出流路に導出することができる。よって、必要量の生体試料を簡便に導出することができる。
【0008】
(2)上記項目(1)に記載のサンプリングキットであって、前記収容部は、前記クランプ部材が装着可能なくびれ部を有し、前記収容部の厚さ方向における前記くびれ部の寸法は、前記厚さ方向における前記部分室の最大寸法よりも小さく、前記ガイド部は、前記くびれ部を含んでもよい。
【0009】
このような構成によれば、くびれ部にクランプ部材を装着できるため、クランプ部材によって収容部の一部をクランプし易くなる。
【0010】
(3)上記項目(2)に記載のサンプリングキットであって、前記くびれ部は、直線状に延在してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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