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公開番号2024152348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066491
出願日2023-04-14
発明の名称容器詰食品、食品用容器、及び、容器詰食品の製造方法
出願人ベスパック株式会社
代理人個人
主分類A23L 5/00 20160101AFI20241018BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】所望の形状に押し固められた食品を容易に提供することが可能な構造の容器詰食品、食品用容器、及び、容器詰食品の製造方法を提供する。
【解決手段】容器詰食品400は、第1食材と、第2食材と、を含む食品200を個別に収容する1つ以上のポケット30を有する容器本体100と、ポケット30に収容されている食品200と、容器本体100におけるポケット30の開口32の周囲全周に対して密着し、ポケット30の開口32を閉塞しているフィルム300と、を備え、フィルム300とポケット30の内面31との間が真空となっていて、フィルム300が容器本体100におけるポケット30の周囲に対して密着しているとともに、フィルム300が食品200をポケット30の内面31に対して押圧している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1食材と、前記第1食材と一体化された前記第1食材とは異種の食材である第2食材と、を含む食品を個別に収容する1つ以上のポケットを有する容器本体と、
前記ポケットに収容されている前記食品と、
前記容器本体における前記ポケットの開口の周囲全周に対して密着し、前記ポケットの前記開口を閉塞しているフィルムと、
を備え、
前記フィルムと前記ポケットの内面との間が真空となっていて、前記フィルムが前記容器本体における前記ポケットの周囲に対して密着しているとともに、前記フィルムが前記食品を前記ポケットの内面に対して押圧している容器詰食品。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記容器本体は複数の前記ポケットを有し、
前記容器本体は、隣り合う前記ポケットどうしの間において直線状に延在する直線状延在部を有し、
前記直線状延在部に対して前記フィルムが密着している請求項1に記載の容器詰食品。
【請求項3】
前記ポケットは、平面視矩形状に形成されており、
平面視において、前記ポケットの少なくとも一辺に沿って前記直線状延在部が配置されている請求項2に記載の容器詰食品。
【請求項4】
前記容器本体は、平面視矩形状に形成されており、
前記容器本体は、当該容器本体の外形線に沿って配置されているフランジ部を有し、
平面視において、前記直線状延在部は、前記フランジ部の一部分に対して平行に延在している請求項2又は3に記載の容器詰食品。
【請求項5】
前記容器本体は、平面視矩形状に形成されており、
前記容器本体は、当該容器本体の外形線に沿って配置されているフランジ部を有し、
平面視において、前記直線状延在部は、前記フランジ部の各部に対して斜めに延在している請求項2又は3に記載の容器詰食品。
【請求項6】
前記ポケットの少なくとも底部は、下方に向けて弧状の凸形状に形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の容器詰食品。
【請求項7】
前記容器本体は、当該容器本体の外形線に沿って配置されているフランジ部と、前記フランジ部よりも内側に位置しているとともに前記フランジ部よりも低段に配置されている低段部と、を有し、
前記低段部に対して前記フィルムが密着している請求項1から3のいずれか一項に記載の容器詰食品。
【請求項8】
前記ポケットは、
当該ポケットの周縁部に周回状に形成されていて、当該ポケットの中央に向けて下り傾斜している周縁傾斜部と、
前記周縁傾斜部の内周縁から当該ポケットの中央に向けて下り傾斜している中央傾斜部と、
を有し、
前記中央傾斜部は半球状に形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の容器詰食品。
【請求項9】
前記ポケットは、
当該ポケットの周縁部に周回状に形成されていて、当該ポケットの中央に向けて下り傾斜している周縁傾斜部と、
前記周縁傾斜部の内周縁から当該ポケットの中央に向けて下り傾斜している中央傾斜部と、
を有し、
前記中央傾斜部は前記周縁傾斜部よりも急傾斜となっている請求項1から3のいずれか一項に記載の容器詰食品。
【請求項10】
前記ポケットは、平面視矩形状に形成されており、
平面視において、前記周縁傾斜部は、前記ポケットの四辺に沿ってそれぞれ直線状に延在している4つの直線部を含む請求項8又は9に記載の容器詰食品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器詰食品、食品用容器、及び、容器詰食品の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1食材(同文献には、米と記載)と、第1食材と一体化された第1食材とは異種の食材である第2食材(同文献には、魚と記載)と、を含む食品を収容するフィルム(同文献には、プラスチック製の袋と記載)と、を備え、
フィルムと食品との間を真空引きすることにより、フィルムによって食品を押圧している容器詰食品(同文献には、加工食品と記載)が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-249565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、本発明者等の検討によれば、特許文献1の容器詰食品では、所望の形状に押し固められた食品を提供するための構造について、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、所望の形状に押し固められた食品を容易に提供することが可能な容器詰食品、食品用容器、及び、容器詰食品の製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、第1食材と、前記第1食材と一体化された前記第1食材とは異種の食材である第2食材と、を含む食品を個別に収容する1つ以上のポケットを有する容器本体と、
前記ポケットに収容されている前記食品と、
前記容器本体における前記ポケットの開口の周囲全周に対して密着し、前記ポケットの前記開口を閉塞しているフィルムと、
を備え、
前記フィルムと前記ポケットの内面との間が真空となっていて、前記フィルムが前記容器本体における前記ポケットの周囲に対して密着しているとともに、前記フィルムが前記食品を前記ポケットの内面に対して押圧している容器詰食品が提供される。
【0007】
また、本発明によれば、食品を個別に収容する1つ以上のポケットを有する容器本体を備え、
前記容器本体は、前記ポケットの開口の周囲全周に、フィルムが密着する領域を有する食品用容器が提供される。
【0008】
また、本発明によれば、第1食材と、前記第1食材と一体化された前記第1食材とは異種の食材である第2食材と、を含む食品を個別に収容する1つ以上のポケットを有する容器本体を準備する工程と、
前記ポケットに前記食品を配置する工程と、
前記容器本体と前記ポケット内の食品とを加熱されたフィルムで覆い、前記フィルムと前記容器本体及び前記食品との間を真空引きし、前記フィルムによって前記食品を前記ポケットの内面に対して押圧するとともに前記容器本体における前記ポケットの開口の周囲全周に対して前記フィルムを密着させる工程と、
を備える容器詰食品の製造方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、所望の形状に押し固められた食品を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る容器詰食品の平面図である。
第1実施形態に係る容器詰食品の底面図である。
図1に示すA-A線に沿った断面図である。
第1実施形態における容器本体の平面図である。
第1実施形態における容器本体の斜視図である。
図4に示すA-A線に沿った断面図である。
第1実施形態におけるポケット及びその周辺構造の部分拡大の平面図である。
図8(a)及び図8(b)は第1実施形態におけるポケット及びその周辺構造の部分拡大図あり、このうち図8(a)は図6の部分拡大図であり、図8(b)はポケットの対角線に沿った断面図である。
図9(a)、図9(b)、図9(c)、図9(d)及び図9(e)は第1実施形態におけるポケットから食品を取り出す際の動作の一例を説明するための模式図であり、このうち図9(a)、図9(b)及び図9(c)はポケットの側面図であり、図9(d)及び図9(e)はポケットの平面図である。
図10(a)、図10(b)及び図10(c)は第1実施形態に係る容器詰食品の製造方法の一連の流れを説明するための図である。
第2実施形態における容器本体の平面図である。
図11に示すA-A線に沿った断面図である。
第2実施形態に係る容器詰食品の断面図であり、図11に示すA-A線に沿った断面を示す。
第3実施形態における容器本体の平面図である。
図14に示すA-A線に沿った断面図である。
第3実施形態に係る容器詰食品の断面図であり、図14に示すA-A線に沿った断面を示す。
第4実施形態における容器本体の平面図である。
図17に示すA-A線に沿った断面図である。
第4実施形態の変形例における容器本体の平面図である。
図20(a)及び図20(b)は、実施例1における容器本体の撮影画像であり、このうち図20(a)は容器本体を捻る前の状態を示し、図20(b)は容器本体を捻った状態を示す。
実施例2に係る容器詰食品の撮影画像であり、容器本体を底面側から斜めに視た状態を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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